【太陽礼拝のすゝめ】太陽礼拝はスバラシイ
おはようございます。Hinakoです。
先日、アーユルヴェーダを学ぶ看護師のりえさんからターメリックオイルを頂く代わりに、太陽礼拝についてお話をしてきました。話せば話すほどすごいじゃないか…と、ヨガを練習する私とって、太陽礼拝は当たり前すぎたので、”スバラシサ”を再確認できたとても良い時間でした。この機会をくださったりえさんに感謝です。ありがとうございます。
ということで今回は太陽礼拝の素晴らしさについて語ってみようと思います。
太陽礼拝の流れについては、Instagramで動画をUpしておりますので、良ければご覧ください。
太陽礼拝の歴史は実は浅い
今やヨガ界では当たり前の存在となっている太陽礼拝。ヨガを教える立場にある私も、太陽礼拝を一つの指標として教えているところがあります。そんな太陽礼拝、実は歴史は浅いのです。
そもそもこの動くヨガ、”アーサナ”が流行りだしたのも20世紀。ヨガ自体の歴史は5000年やそれ以上とも言われる古いものですが、アーサナとしてハタ・ヨガはその歴史で言うとかなり新参者なのです。そして古典書にはこの太陽礼拝は記されていないといわれています。私が最近読んだハタヨガの古典書、「ハタヨーガ・プラーティーピカー」には太陽礼拝について記載はありませんでした。
有力な一説として、ハタヨガの父と呼ばれるクリシュナマチャリアさんによって、1930年代に出版された本に初めて記されているといわれています。その為、太陽礼拝の歴史は実はまだ100年もたっていないことになるのですね~。かなり驚き。
ちなみにこのクリシュナマチャリアさんは、かの有名なハタヨガの流派、アシュタンガヨガとアイアンガーヨガの創設者を弟子にとっていた方です。ヨガを学ぶものの偉大な先生です。
太陽礼拝は12ポーズが基本。しかし流派によって違う
太陽礼拝はこのように歴史は浅いものの、流派によって動きが違うところが特徴的です。逆に言えば、練習する人の難易度に合わせていくらでもアレンジ可能ということです。私も教えるときは生徒さんの熟練度に合わせて太陽礼拝を指導しています。意外と通常の太陽礼拝、簡単ではないんですよね。
ちなみに私が毎日練習しているのはシヴァナンダヨガの太陽礼拝。あまり巷でこの太陽礼拝をしている人は見ないなあという印象です。どちらかというと、アシュタンガヨガの太陽礼拝が主流のように感じます。
参考までに、流派ごとの太陽礼拝をのせておきますね。
太陽礼拝の良い所は、効率が良すぎるところ
ではなぜ太陽礼拝は素晴らしいのか?それはズバリ「効率が良すぎるところ」です。オーバーに感じられるかもしれませんが、ここまで効率的に身体全体に効果が得られるポーズの流れは、他にないと言っても過言ではないと感じます。
注目してほしいのは「背骨」。背骨は普段全く意識しない身体の部位の1つです。存在感は多いものの、背骨があると意識して動かしている方はいないのではないでしょうか?
背骨は身体の中でとっても大事な役割を果たしています。
神経の束が骨の中に埋もれており、身体全体の動きを司る
身体の軸となる骨
ヨガ的に言うと、チャクラもほぼ背骨に沿って存在している
こんな大切な機能がぎゅっと詰まった場所を、太陽礼拝では前屈と後屈を繰り返して沢山動かせるのです。
背骨を動かすことで、先ほど挙げた機能すべてに良い効果を与えるのです。
神経の束が骨の中に埋もれており、身体全体の動きを司る
→神経に程よい刺激を与え、活性化させる身体の軸となる骨
→程よく動かすことで、歪みの予防(腰痛や肩こりなど代表的な凝りに作用する)ヨガ的に言うと、チャクラもほぼ背骨に沿って存在している
→全てのチャクラに刺激を与え、活性化させる
等々、良い事づくめな動きなのです。
普段ガッツリヨガをしない方でも、練習するのは太陽礼拝だけなのに、なぜか良い効果しか感じない。という方もいるくらいです。アーユルヴェーダ的にも、毎日の運動として太陽礼拝を勧めています。
太陽礼拝を習慣にしてみよう!
このように、太陽礼拝はとっても良い効果が得られるヨガのシークエンスの1つです。
ちょっと30分とか60分のヨガクラスはハードルが高いなあ。という方は、是非太陽礼拝をしてみてください。
ちなみにシヴァナンダヨガでは左右で1セット。1セットで大体2分弱です。この動きを毎日3セット程行う事をお勧めします。慣れてくると5セット、6セット等やりたくなってきますよ(笑)
熟練者の方は是非太陽礼拝108回をチャレンジしてみてください。
夏至、冬至、年末年始などで行う方が多いです。私もこれらのタイミングで行っていますが、気持ちよいものです。体力がどれだけついたか指標にもなるので、おススメです。
1人でも多くの方が太陽礼拝の恩恵を受けますように!
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
Om
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