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【アーユルヴェーディックな暮らしのすゝめ】Vol.19ドーシャとは?/カファ編

こんばんは。Hinakoです。

3回にわたりドーシャについてお話しています。ドーシャと聞いてピンとこない方は、こちらの記事をご覧ください。ざっくり概要を書きました。

今回は「カファ」についてお話します。私がカファ体質がなので、周りの人もこのタイプの方が非常に多く、個人的に1番理解しているのではないかという体質です。人は似たものを引き付けますよね…(笑)

前回のピッタが、熱しやすく冷めやすいタイプであれば、カファは真逆です。一度はまるとなかなか抜け出せず、カファを減らすのには結構な苦労が必要です。そういう意味では、ピッタと同じくらい扱いが難しいドーシャでもあります。それでは実際どんなドーシャなのか見てみましょう。

ドーシャとは?(絵の解釈)

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カファとは何なのか?一言で言うとこうなります。

水×地
安定・潤いを司る
身体の抵抗力を維持する

書いてもらった絵がこちらです。今回もスバラシイ表現力…絵で見るだけでしっかり説明できております。解釈はこちら。

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どっしり感・安定感をメインに表現。筋肉質でありながらもスッキリした顔立ちは、重たさと併せ持つ柔軟性・潤いをイメージ。人望の厚い(=誰にでも好かれる)人格を表す表情を意識。包容力は背景の海で表現。
体躯でぶれなさ(頑固さ)をイメージ。ファッション要素ではなくお守りの意味が強いトライバルタトゥーで、信念の強さを表現。
象=安心感・ぶれなさ・重量感

とにかく「穏やか」「重い」んですよね。何となく想像できると思うのですが、穏やかな人でも意外と執着深い人いませんか?執着がない穏やかな人って、個人的にはさわやかという言葉があうような気がします。爽やかは軽くて明るい。穏やかは暖かくて少し重い。…これは個人的な意見かもしれませんね(笑)

体質

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カファの体質、女性は当てはまる方が多いイメージ。どうでしょうか?

骨格がしっかりしている、筋肉質
太りやすい
肌が厚く荒れにくい、しっとりしている
潤いがある
柔軟性があり柔らかい
体力がある
食欲は安定しおり、消化力がゆっくりなため食べ過ぎは少ない
動作がゆっくりしている

私は殆ど当てはまる生粋のカファです。ただ筋肉は付かないな…どうしたもんだか…という感じです。(笑)

性格

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性格はこのような感じです。温厚という言葉が合うでしょうか。

おっとりしていて穏やか
自分を持っていてぶれない(頑固)
環境の変化が苦手
落ち着いている(焦ってミスすることも少ない)
人を良し悪しで判断しないため、好かれやすい
決断し行動に移すまでにとても時間がかかる
探求心が高いため、のめりこみやすい
身につくまでは時間がかかるが、1度覚えたら忘れない
根に持ちやすい(執着が非常に強い)
ため込みやすい(特に感情面)

こちらも私はとっても当てはまってびっくりしました。もちろん全部ではなく、他のドーシャも当てはまることがあるのですが、カファ優勢になりやすいのだなと理解しています。その為、私の場合はこのドーシャとのかかわり方を1番じっくり考えなくてはいけません。皆さんはどのタイプが多くあてはまりましたか?

バランスが乱れるとどうなる?

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体質のところにも書きましたが、女性がこの症状に悩んでいるイメージ。

だるさ
眠気
肥満になりやすい
鼻水
痰がでる
鼻づまり
アレルギー性鼻炎
喘息

ちなみに私が悩まされている症状もほとんどこの中にあります。ただ、鼻うがいをすることで鼻水や痰には悩まされなくなりました!

カファが優勢な季節は「春」

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季節は「春」そして雨の多い「梅雨」。日本は湿度が高いので、カファの時期がとても長いように感じます。また、梅雨だけでなく「秋梅雨」も若干あることもありますので、その時期はヴァータの季節というよりはカファが強いこともあります。毎年気候は変わるので何ともカテゴライズしずらいのですが、基本的に雨でじめじめしている=カファだと思っていただければOKです。また、春先はカファが増えるためとてもだるくて鬱っぽくなりやすい時期でもあります。私も春先は苦手で、いつも5月病なんじゃないかという症状が多かったのですが、アーユルヴェーダに出会ってからはヨガをアシュタンガヨガの激しいシークエンスに変えて、鬱っぽさを吹き飛ばすようにしています。そのおかげで何とか乗り越えられています。

時間帯は6時~10時(AM/PM)

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時間帯についての説明、どの本や講座でもポジティブに解説している人はいませんでした…(笑)厄介な時間だという印象です。
例えば午前中のカファ時間は、ヴァータの爽やかさが消えて少し重いカファが二度寝や眠気、だるさを引き起こす。そして夜のカファ時間は消化力が最も低く眠りに向かっての停滞時間なので、食事はあまり取らないようにと言われています。
これをポジティブに変換すると、朝のカファ時間は1日の安定を作るための土台作り、例えばToDoリストなんかを作るのがいいかもしれませんね。また、ヴァータの時間に起きた方が身体が圧倒的に楽なので、カファの時間前には起床しようと、早起きの習慣にも繋がる時間帯です。
そして夜は睡眠に向けての準備。この時間にいかに消耗しないかが勝負ですので、ゆっくり自分が好きなことを行って心を落ち着かせることが快眠に繋がります。落ち着かせることでピッタ時間になっても穏やかさを長引かせ、すんなりと眠ることができる。このように利用してもらうことがいいのではないかと思っています。

いかがでしたでしょうか?これで3つのドーシャ全てを解説できました。もちろんnoteに書いたことがすべてではありません。ほんの一部です。日々ドーシャバランスを意識して生活すると、今自分が置かれているベストのパフォーマンスで取り組むことができますし、自分の苦手な部分、得意な部分が分かってのびのびと生活が出来るようになります。また、ある程度外的要因があるからこそドーシャは揺れ動くので、自分のせいではないと思えるようにもなり自己肯定感のアップにも繋がります。是非すべてのドーシャを把握して1日意識して生活してみてください。

それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。

Om
Hinako

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