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ちょぼらうにょぽみ『あいまいみー【86】』その1 ステルスリアクション・エクストラ080

(ステルスリアクションとは、見えないリアクションである。表向き別の事を表現しているように見せながら、同時に、特定の何かに対するリアクションとしても意図された、そのような表現方法なのだ)

(ご注意・本稿ではちょぼらうにょぽみ『あいまいみー【86】』のネタバレを含みます。閲覧の際にはあらかじめご了承ください。表紙画像と本文は一切関係ありません。また、登場人物や組織の実名は伏せられている場合があります。そして、明かしづらい内容は不明瞭な表現となっている場合があります)

前回のSREはこちら(関連リンクは末尾を参照)。

『あいまいみー』の前回はこちら。

また本稿においては「西尾・忍殺」を重要な関連資料として参考して頂きたい。


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・あやねるの止めたタクシー (ナビとか? 声優ネタ)

声優ネタ、もしくは相手に用意してもらうこと。

僕は別に用意しようってつもりでもないんだけど、SREは基本的にそういう仕組みになりやすい企画でもある(ステルスリアクション自体が往復書簡みたいなものに近いので)。

足(移動手段)でもある。


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・プレゼンでは手応えあった企画が全事務所NG
・そんな気はしてた
・響きがかっこいい

「西尾・忍殺」(上記リンク)参照。結局ある意味での提携は成立しなかったし、他にも色々持ってっても上手くいってないし、ネットの評判レベルのことからもちょっと怪しいなぁとは思ってたから案の定と言えばそうだし、それはそれでどこか清々しい響きはあるように感じる。

というかねぇ、せめて格好つけでもしないとやってられないでしょ。


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・見たものの影響でおかしくなる (パクリのヒネリ?)
・年単位の変化 (SRE069)

SRE069参照。例えば宇野常寛さんの手口だと、『楽器と武器だけが人を殺すことができる』において「たしかにこの本の目次に並ぶ固有名詞たちの間には、一見何の関連性もありません。しかし、僕にはこれらの作品たちは、どこかで同じような問題に、同じ壁に突き当たってもがいているように思えてなりません。それは言ってみればいま、目に見えないものだけが、虚構だけが探り出すことのできる壁のようなものです」という形で歴史寓話におけるひとつのスタンス、「戦後日本社会の問題点をテーマに取り入れる」を婉曲的に表現し、僕の記述内容に徐々に徐々に這い寄ってくるようにして剽窃を自力の成果に偽装しようという一連の動き。

まぁ、おかしな徴候はほっとくとロクなことにならん、という事例ですわな。


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・ちょぼ先生の日常が多く描かれている (現実との関わり深さ)
・エッセイ漫画が描きたい
・クッソほんわかエッセイ

作者の実体験を元にした漫画、という点で類似性がある。しかしながらこの場面のちょぼ先生のテンションは並々ならぬものがあるねぇ。

フィクションがフィクションで完結しておらず、外部の現実世界と関わりがあると示す方法のひとつにメタ的な表現の使用があるが、現実のデフォルメとして描くエッセイはそうした手法に含まれるものでもある。


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・2年に一度の打ち合わせ
・日記漫画
 (機会は少ない 言う事を聞かない 挑発的な姿勢)

そりゃ僕もベータロン相手にはまともに顔を合わせる機会はなかった上に結局一番肝心なところで要求に応じなかったりもしたけれども、そんな嫌味な位な挑発的な対応はしてないはずだよ……、多分。

パクリの追及はまた別だけど(こっちは正当性あるもんねぇ)。


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・雷に打たれたように
・横になって休む
・計略
 (SRE069 動くこと雷霆(らいてい)の如し)

風邪で辛かった時のツイートから。大本の孫子にはもうちょっと続きがあって、そっちを展開に流用しつつ、兵法ネタも加えている。

パクリ対策というか、所謂「こんな事もあろうかと」をやったので、それもあるかも。


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・ライブ
・ライブ後の交流
・記念写真
・幸せすぎて死にたくなった
 (SRE068 記録に残るもの 死 ベースアップ?)

自分が作った作品が思わぬ展開で様々なものを生み出していき、その記念に自分が刻まれる喜び。SREがそういうものでもあり得るのだとしたら、それはそれで僕も嬉しい。

あと「幸」の字。

それから、「いい時期から転落するくらいなら今死んだ方がまし」というのは「パクッた連中もそうなんじゃないか」とも取れる(あるいは「幸せ」の強調)。

「ベースアップ」っていうのは、以前は次の回が公開されてから(下手すると終わってからもあった?)SRE書いてたんだけど、今はひとまとめのエピソードが公開し終わったら次が公開される前にSREを書く、っていう風にペースを上げてるって意味なんだけど、これちょぼ先生もやりやすいのかもしれないけどむしろ僕自身が「一ヵ月以上前のツイートなんて覚えてねーし書いた記事もいちいち読み返すの面倒なんだよ!」ってキレてるから、「まー負担とかスケジュールとかあれこれあるけど結局これが一番楽なのでは」って感じで採用してます。

……あんまり気遣いじゃねーなぁ。




(続く)

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あいまいみー関連リンク

まんがライフWINの連載『あいまいみー【86】』 (クッソほんわかエッセイとリレーの回)

第20話 最終回「あとがき もしくは『アンエクスペクテッド・ゲスト』」(あいまいみー篇) 西尾維新を読むことのホラーとサスペンス、ニンジャスレイヤー、そして批評家の立場と姿勢の話だったヤツ

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#批評 #小説 #コラム #ステルスリアクション #ちょぼらうにょぽみ #あいまいみー

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