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「アンティゴネー」イスメネの役作り

能楽堂で2023年12月2日梅若能楽堂で「アンティゴネー」の公演がある。

今回、演出家がもうけたリハーサルは、3時間を三日間。能楽堂でのリハーサルが二日間。。。

2度目の再演とはいえ、恐ろしい限り…恐ろしさに慄いているうちに後2週間になり、これはほんとにいよいよやらなあかん。と、毎日の役作りを書き記していくことにした。

アプローチの3つの方向性
①身体
②声
③イスメネの状態への確信

役作りと言っても、スタニスラフスキーシステムでは、何かを固定するということは「死」と同様で、一瞬先何があるかわからない状況を生きなくてはならない。そんなん、セリフも、次に何が起こるかもわかってるくせに嘘やん。無理やん。
というパラドクスな所をどうにかしようとする試みだ。

自分でやらずに動かされる。準備。

自分でこう表現しようとせずに、動かされた結果出たものが表現や形をつくる。
ということをやりたいわけです。

表現や創作活動に携わってる方や何かをずっと続けてらっしゃる方は、きっと、何かに動かされて気がついたらそうなっていた。ということがあるかと思う。勝利したスポーツ選手にインタビューすると気がついたら終わってました。みたいな状態、よく聞くのはZONEにはいるというような表現。

今までやってきたことのまとめも兼ねて、12月2日までに失踪しない為にも、そこに向かう道のりを2週間探求トレーニングしていくプロセスを記していくことにした。笑

次回は現状を書くこと。


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