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文化祭、名前、他

・学祭で展示をした。
絵画作品 。連作。 絵画とドローイング。 申し込みが始まったのはだいたい6月くらいだったと思う。それから 定期的に会議を重ねて、制作して、書類提出して、準備して。展示の2週間前まで全く手が動かなかったのは本当にきつかった。 意を決して描き始めて、できた作品から連想して次々描いていく手法を採った。liminal spaceとか、都市の建物の写真を撮るのは好きなので、そういう部分を生かせたのは良かったなと思う。


一番最初に申し込んだ時点から自分なんかにこんなことができるのか不安だったり、個人で申し込んだために書類の提出を忘れて先方に迷惑かけたりで、学祭が始まるまでは本当に生きた心地がしなかった。反省点はたくさんあるが、これを自分の作家としての一歩として記録できたらいいなと思う。


・名前のはなし。

私はインターネットではHNを使って活動している。所持しているアカウントはそちらの名前しかない。文化祭の展示は本名で出展したため、あまり宣伝ができずにいた。もったいないなと思いつつ、しかしHNで活動してる方はあくまでもイラストが主体の活動名で、油彩画の方で本格的に作家として活動する意思は今のところない。本名はド平凡でキャッチーでもない。別に本名を隠してるわけでもないけどホイホイ教えるのも後々困りそう…、とかなんとか未だに色々悩んでいる。来年出展するなら本名で絵画、HNでイラストや漫画本を出すだろうなと思う。名前というのは不思議なもので、「その人が誰でどんな活動をしているのか」を定義する。作家が名義を使い分けるのは気持ちの切り替えの意味合いもあると思う。

・書くことの意味。

noteで日記を書き始めてそれなりの時間が経った。停止期間を含めて3年くらい。書くのをやめてしまおうかと考えることもあるが、書かないと同じ思考が脳内ループして耐えられなくなるので、そういう毒抜きに役立っているといえる。何より反応がつくのが独りで紙に向き合う日記との最大の違いであるわけで。覚えておくために書く。忘れるために書く。

それだけ。