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競技会に参加し続ける理由

つい先日、SCAJ主催「JHDC(ジャパン・ハンドドリップ・チャンピオンシップ)2023」東京予選に参加しました。

開業以来、RMTC(ローストマスター・チームチャレンジ)、JCRC(ジャパン・コーヒーロースティング・チャンピオンシップ)、「利き珈琲選手権」、そしてJHDCと手当たり次第に競技会にエントリーしておりますが、結果はRMTCを除いて鳴かず飛ばず・・・・です・・・とほほ。

もちろん、お立ち台に立ちたいと思って参加していますが、世の中そんなに甘いものではありません。

ところでJHDC2023の結果は予定通りの「参加賞」でした。

なぜ競技会に参加し続けるのか?その理由は、

「錆びつきたくないから」

年老いてゆくことに抗うことはできないけれど、錆を寄せ付けぬことはできると思うのです。
競技会に参加することで、改めて勉強する場を作ることができる。
そして新しい知識や技術を手に入れることができる。

珈琲屋を続ける限り「店の時計」の針を止めたくないのです。

店として護るべきスタイルを「変えない覚悟」を持つのと同じくらい「変わる勇気」を持つことも大切だと思っています。

やはり東京は刺激に溢れています。

追記①:参加者は私を除けば10代後半から30代くらいまでの若い世代。運営側を含めて私がおそらく最高齢。
やはり、競技会の場は若い方に譲るべきかなと、ふと思いました。

ハリオ「ヴォーノ」


追記②:使用できるドリップポットの中にハリオのヴォーノがあったので、今回はこれを選択。ヴォーノはアマチュア時代からセミプロ時代に、グリップがつやつやになるくらい使い込んできた思い出深いドリップポットです。
久しぶりに使ってみたけれど、やはり良いドリップポットです。

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池上直樹 / 自家焙煎珈琲店
サポートは謹んで辞退させて頂きます。お気持ちだけで十分幸せです。