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珈琲四方山話

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珈琲についてのあれこれを語ります。
運営しているクリエイター

#自家焙煎珈琲

珈琲屋が考えたミニマルアウトドアコーヒーセット

ミニマルなアイテムでハイクオリティなコーヒータイムを楽しむためのセットです。 必要な物は …

【店主のぼっちインドアキャンプ】
店内でも、お気に入りのアウトドアアイテムで珈琲を淹れれば、キャンプしている気分に浸れるめでたい私。皆様もいかが?インドアキャンプ。

今年もSCAJ2023展示場にて最新のトレンドを学び、競技会で自己研鑽をして参ります。「利き珈琲選手権」に参加します。今年で3回目の参加です。結果はともあれ良い勉強になりますし、そしてなにより楽しいです。店を存続させるために、アップデートとクオリティアップは欠かせません。

ハリオの反転液晶タイプドリップスケールには実はバックライトが!しかし明るい室内では全くわからない。この文字の大きさとコントラストでは老眼のみならず若者でも辛かろう。なぜなら注視すべきは粉の状態。だから数値は一瞥しただけで読み取れるようでなくてはならないと思うのですが如何?

「珈琲は健康に良い飲み物なので皆さん飲みましょう!」と、珈琲をあたかも特保やサプリのように扱う記事や動画をよく目にします。
とても違和感を憶えます。また珈琲をそんな気持ちで飲んでも楽しくありません。
珈琲はサプリや薬ではありません。飲み物です。まずは珈琲を飲み物として見て下さい。

「珈琲ほど身近にありながら、正しく理解されていない飲み物はない」とつぶやきましたが、日本に輸入されるスペシャルティグレードの割合は全体の11%(2018年)。と言うことはスペシャルティコーヒーを求めている日本人も単純にその程度ということか?理解されていないと感じるのも無理もない。

コーヒーはコーヒーです。他のなにものでもありません。 フルーティなコーヒーもコーヒー、ビターなコーヒーもコーヒーです。 私はそういう思想のもと、浅煎りから深煎りまで分け隔てなく焙煎して店に並べています。

ドリップスケール、1年間使ってみることにした(2023.06.13追記)

○ドリップスケールに乗せてドリップするのが最近のトレンド ちなみにJHDC(ジャパン・ハンド…

先輩の受け売りですが「珈琲ほど身近にありながら、正しく理解されていない飲み物はない」。私も珈琲屋になってそのことを強く感じます。珈琲屋の仕事は質の高い珈琲を提供すればそれで終わりなのではなく、珈琲について正しい理解を提供することもセットでなさなければならないと思うのです。

コーヒーは日本にたどり着いてようやく完成したんです。・・「コーヒーの鬼がゆく」より

北欧など浅煎りを好む国があります。 しかしそれはあくまでその国の嗜好であり、流儀に過ぎな…

同じ産地でもグレードによって味わいは全く違います。

ひな珈琲ラボ「テイスティング編」用に発注したグアテマラEPWが届きました。 「EPW」は「エク…

珈琲は「情報」ではありません、「飲み物」です。
珈琲が飲み物である以上、美味しい!また飲みたい!と思えるものでなければならないと思うのです。
産地や銘柄が持つキャラクターを活かす、表現するのは大切だと思いますが、美味しさを差し置いてまで求めるものではないと思うのです。

ドリップバッグ(drip bag)とドリップパック(drip pack)、どちらが正しいか?
bagとpack、単語の意味を調べる限りドリップバッグ(drip bag)が正解かと。

「コーヒーはフルーツです」に異議あり

「コーヒーはフルーツです」 近年あちこちで見かけるキャッチコピーですね。 そしてフルーツだから、コーヒーは本来フルーティな酸味や甘味を持つ飲み物なのです、と続きます。 確かにコーヒー豆は、コーヒーノキの果実の・・・・種子です。 ところで、フルーツの種子を手に取って「これはフルーツです」と言っているシーンはあまり見かけないと思うのです。 一般的に「フルーツの味」とは、果肉の味のことを意味しているのではないのでしょうか? くどくなりました。 生豆を潰して煮出してみた