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春の京都ってすげえんだぜ


京都に行って参りました✿❀

五重塔と

諸用によりこの日程で京都に行くこと自体は
随分前から決まっていたものの、桜の開花時期はいつの時代も読めないものです。

桜の花っていつ咲いて散っちゃうか分からないよね」
という旨は在原業平が平安時代に詠んでるし。
※意訳

接写


人混みと段取りが何より苦手な私にとって、桜薫る京都をオンタイムで訪れるなんてことは、生きてるうちに達成できたら大ラッキーくらいの奇跡。
連れて行ってくれた友人たちには頭が上がりません。

平安神宮、二条城、東寺、清水寺など
名だたる名所をいろいろ巡ったけれども、京都という街は常に最善を更新し続けている街なのだなと感じた。
それこそ平安遷都で歴史の中心舞台となってから、今もなお。

東寺

そりゃあ首都は東京に移ったかもしれないけど、戦禍に塗れて荒廃しまくった時期はあったかもしれないけど、
京都という街はいついかなる時代も美しくあろうと前を向いていた。
そういった気概が街からも人間からも伝わった。
そのために必要なお金、人材、文化と伝統や神仏との関わり方まで、ぐるぐる回してうん千年という貫禄があったな。

そのモチベーションとなっているのは、やはり京都御所の存在なのかしら。

逢魔時の唯ならぬ雰囲気を纏う建礼門を前に、そう思った。

京都御所の夢の中のまっすぐな道(aiko)

その迫力にしばし圧倒された後、市内から電車で50分くらい離れた宇治にも足を伸ばした。

これがまた最高だったので、今度のんびり散策したいなぁ。
宇治十帖に描かれた街として、街全体が抹茶と源氏推し。
源氏物語に語られた人間の底しれぬ欲望に向き合う胆力を養いたい。

六条の御息所は嫌いになれない、そんな私

去年の今頃は、GW終わっても体調が戻らなかったら休職しますもう無理です、、とか言ってメソメソしてたけど、生きてればこんな素晴らしい体験もできるものですね。

改めて、RちゃんとAさんの輝かしい門出に沿えて。

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