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ちょっと真剣にコーヒーを味わってみる

気づけばもう11月。今年もあと残すところ2ヶ月となりましたね。

すっかり気温も下がり、ホットコーヒーが美味しい季節になりました。


ところで皆さん、コーヒーを飲む時どんな風に飲んでいますか?

なんとな〜くコーヒーの香りを感じながら、ごく普通に召し上がっているのではないでしょうか。

ほっこり癒されますし、いいですよね。私もそんな感じです。


せっかくのコーヒーの美味しい季節。いつものコーヒーを飲む前に少しだけ、

コーヒーをじっくり味わってみませんか?


今回はコーヒーのテイスティングについてお話させていただきます。


◎香りの変化を楽しもう


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コーヒーは、その時々の状態によって香りが変化していきます。

この香りの変化を順に感じてみましょう!

①コーヒー豆の香りを感じる

コーヒーを自宅でご自身で淹れられる方は、まず挽いた後(できれば挽きたて)の豆の香りを嗅いでみましょう。

これを『フレグランス』と言います。

乾いたコーヒー豆の匂いは、いつも飲むコーヒーとは違った良さがあります♩


②コーヒーを淹れた後の液体の香りを感じる

次に、コーヒーを飲む前に、コーヒーから立ちのぼる香りを感じてみましょう。

これを『アロマ』と言います。

乾いた粉と違った、お湯でほどけた柔らかい香りを感じることができます♩


③コーヒーを口に含んだ時の香りを感じる

コーヒーを口に含んだ後、飲み込む前に鼻からすーっと息を抜いてみましょう。

コーヒーの香りが鼻に抜けていくのが感じられると思います。

これを『フレーバー』と言います。

鼻から抜けていく香りはとても心地いいです。


◎舌でしっかり味わってみよう


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いつもならそのままごくっと飲み込むコーヒーを、

舌でしっかり味わってみましょう。


①まずは舌の上で転がしてみる

この時、口の中全体で感じる重量感はどんな感じですか?

まったりとしていたり、逆にさっぱりしていたり。

これを『ボディ』と言います。

水と牛乳をイメージすると分かりやすいです!

水はさっぱりと、牛乳はまったり口の中に残る感じがしますよね♩


②飲み込んだ後の舌で感じる刺激に集中してみる

人の舌は、側面で酸味を、奥で苦味を感じることができるようになっています。

舌の側面と奥では、刺激の強さはどうですか?

側面ではキュッと引き締まるような、奥ではピリっとするような感覚を感じませんか?

刺激の強さのバランスが、酸味と苦味のバランスです。

どちらが強い方が美味しいと感じるか、同じぐらいでバランスが取れている方が心地いいと感じるか。

自分の好みを知る一つの方法にしてみてください♩


◎コーヒーの味の変化を感じてみよう


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コーヒーの香りや苦味は、高い温度でよく感じることができますが、

酸味は温度が下がってくるとはっきりと現れてきます

まずは淹れたてのコーヒーの香りと苦味を楽しんで、

温度の変化とともに現れる酸味を楽しんでみましょう。


◎まとめ


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コーヒーを真剣に味わうためのテイスティングの手順をまとめると、、


①粉→液体の香りの変化を楽しむ。(フレグランスとアロマ)
②コーヒーが完成したら、まずは一口含む。
③舌で転がし、鼻からすーっと息を抜く。(ボディとフレーバー)
④飲み込んだ後の舌の刺激を感じる。(酸味と苦味)
⑤淹れたての熱いコーヒーと冷めたコーヒーの味の変化を楽しむ。


いかがですか?

いつも飲んでいるコーヒーも、新たな発見があるかもしれませんよ♩

ぜひ、自宅でもお店でコーヒーを飲む時にも、試してみてくださいね^^

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