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ワークライフバランスってむずくない?
わたしは結構労働が好きだ。
特に体や手を動かして、私が提供できる「ナニカ」を直接受け取ってもらうタイプの仕事が好きだ。
例えば接客とか。
そうでなくても、自分が作った何かとか、やった何かが形になっていくのは面白いし、見えないカスタマーの笑顔を思うと結構やっていける。
残業も、それが1年ずっと続く、とかじゃなければ文句を言いつつも、それが転職理由にはならない。そんなに嫌ではないということだ。
ワークライフバランスという言葉を聞いて久しい。
そもそもそれってみんなできているのか?
てか、ワークとライフを分けることが本当に正義なのか?
これは「※個人差があります」トークにはなるのだが、私はワークとライフを分けることの方が結構ストレスがある。
このご時世、マジでデスクワークはどこでもできるようになった。
家のパソコンでも、電車の中のスマホでも、仕事の進捗をリアルタイムで見ることができる。
目の前にデバイスがあるなら、それから目を逸らすことなんてできない。
連絡が入ったらGoogleドキュメントを確認してしまうのが人のサガである。
主語がデカかった、私のサガである。
それを見るなという方が難しい。
見るのを我慢して、どうなってんのかな〜と思う方がストレスがかかる。
それに、生きることはすなわち食うこと、すなわちお金を稼ぐことに間違いはないので(それは全てではないけど)ワークとライフを切り離す方が、私には難しい。
家帰って仕事のための勉強をしたりする。
仕事のインスピレーションを私生活で得る。
逆に、創作のインスピレーションを仕事で得る。
自分が起きて、頭を働かせている間は、なんであれ「生きている」ので、「生きている」という大きな括りの中で「仕事」と「それ以外の自分の人生」を切り離す必要があるのかなあ、と思う。
もちろん、仕事から全く離れる時間は必要だ。
私もそういう時は欲しい。
でも、離れたい時って自然に切り分けられるのよね。
なので、わたしは休み中に仕事の連絡を見る方と見ない方、どちらがストレスになるか、で切り分け方を変えている。
意図的に頑張って「ワークライフバランスを取ろう!」と思わない、と決めた。
お仕事は面白い。
バイトも含めて、自分がやったことがお金になって帰ってくる、という経験を積み重ねて7~8年になるが、何もかも投げ捨てて辞めたい!と思ったことは一度もない。
結局、私が提供できるサービスを待ち望んでいる人の嬉しそうな顔を見ちゃうとなんでも良くなってしまう。
特に今は、好きなことに関して好きで得意なことをやらせてもらっている。
ただただラッキーな人生です。
いい経験ばっかりさせてもらっていますな〜!
いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。