グランメゾン東京

グランメゾン東京から学ぶ~飲食店のインバウンド対応~

こんにちは。
今年ももうすぐ終わりが近づいてきましたね!

終わり近づいてきたと言えば…
グランメゾン東京が来週でついに最終回を迎えますよね。
毎週の楽しみがなくなってしまう~
もうすでにキムタクロスです(笑)

今日はグランメゾン東京ワンシーンから
インバウンド対応」について考えたいと思います。

料理2

インバウンド対応って?

インバウンド(Inbound)とは、外国人が訪れてくる旅行のことで、
日本へのインバウンドの場合
「訪日外国人旅行」または「訪日旅行」などと呼んでいます。

では早速グランメゾン東京を題材に
インバウンド対応について考えてみます!

グランメゾン東京ではこんなワンシーンがありました。

「ナッツオイル混合事件」(グランメゾン東京参照)
3年前にフランスパリのエスコフィユで行われた日仏首脳会談でのアレルギー物質混入事件。
ウニ料理にアレルギー食材であるナッツが混入していた事が原因で、アナフィラキシーショックを起こし倒れてしまいました。
命に別状はありませんでしたが、エスコフィユはお店を閉めることになった事件です。

このドラマ、アレルギー管理が問題となってスタートします。

ナッツ

アレルギーは人の死に直結する大きな問題なのです。
飲食店側ももちろん、曖昧な回答はできません。

では、
どのような対策ができていたらこの事故は起きなかったのでしょうか。


今からできるインバウンド対策

①英語表記のメニュー
②アレルギーをわかりやすく表記する
③外国人従業員の受け入れをする

①英語表記

これ、単純なようでできていない飲食店多いと思います。
外国人観光客が日本での旅行で困ったことの1位は…
「コミュニケ―ション」なんだそうです!
英語表記のメニューがあることで外国人が頼みやすいだけではなく、
質問がしやすくなったりとコミュニケーションが生まれますよね。
メニューに写真を添える一工夫も評判良いようです!

②アレルギーをわかりやすく表記する

メニューをクリアした次のステージはアレルギーの対応です。
国籍関係なく世界の人々共通でアレルギーは存在します。
そんなときに役に立つのが

”ピクトグラム”です

画像8

コンセプトは”世界中の人々が言語を問わず誰でも理解ができるように”
上の画像よくオリンピックの競技の表記でみかけるものです。

これ、アレルギーも同じように表記できます!

画像9

これです!
最近見かけることが増えてきたんじゃないかな~
と私は思っています。
これで外国の方もアレルギーの有無が一目でわかっちゃいますよね(^^♪

③外国人従業員の受け入れ

外国人の雇用について問題視されていますが、
インバウンド対応に成功している企業の多くは
外国人の雇用を増やしています。

何故なら、
各国の言語に対応できるスタッフがいることで
・お客さんは言語の通じるスタッフがいて安心
・会社は正しい情報を正しい言語で伝えられる
双方にメリットがあるんです!
悪いことばかりフォーカスされがちですが、
外国人従業員の方の活用が飲食店には必要になってくるのです!

1回の事故が飲食店の明暗を分ける


実際にあったお話のようですが
アレルギー事件を起こした店舗はすぐに潰れてしまい、
数年後その跡地に新しい飲食店ができたそうです。
しかし、関係ない企業であるにもかかわらず、
前に起きたアレルギー事件を噂され、
従業員を雇うこともできず
オープンすることがなくそのお店は潰れてしまったそうです。

暗い


たった一回のアレルギー事故ですが
お店の一生だけではなく、その土地自体が終わってしまうのです…。

ドラマでは起死回生を遂げますが
現実はそう甘くないですよね。

来たる2020年に備えて!

2020年にはオリンピックがあることで今まで以上に
インバウンド対応に注目が集まっています。

今後も日本へ旅行にくる外国人は増え続ける一方です。
集客ばかりに目が行きがちですが、
まずは、受け入れ体制をきちんと整えることが大切です。

また、
HACCAP対応も進めていかなくてはならない機会でもあるので
この2020年を機に今一度飲食店は管理に対する
意識をしてみてはいかがでしょうか。


日本の美味しい料理を
日本に留まらず世界の人に知ってもらうためにも
どんなお客さんに対しても食の安心安全を心掛けることが必要ですね。

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