見出し画像

会社設立10周年のご挨拶

2010年4月28日に設立しました株式会社ハイモジモジは、本日2020年4月28日をもちまして、10周年の節目を迎えることができました。

私たちの生み出した商品を、対価を払って使ってくださっている方々がおひとりでも欠けていたら、今日のこの日を迎えることはできなかったと思います。

みなさまには心からの感謝をお伝えしたいです。いつも応援してくださって、本当にありがとうございます。




そして今日は、これまでの「周年のご挨拶」とは異なる、別の感謝も伝えなければなりません。

いま現在も未知の新型ウィルスに全力で立ち向かってくださっている医療従事者のみなさま、外出自粛生活を支えるエッセンシャル・サービスに携わっていらっしゃるみなさま。リーダーシップを発揮して混乱を最小限に留めようと心血を注いでくださっている行政関係のみなさま。感染リスクと不安がある中で、その勇気に頭が下がります。

私たちにできることは「邪魔をしないこと」くらいしかありませんが、そしてまだまだ終息には程遠いかもしれませんが、いま一度、言わせてください。本当に、本当にありがとうございます。



この10周年記念日を迎えるあたりに、1年前までは「東京湾で華々しく船上パーティーをしたいなあ」などと妄想に近い計画を練っていたのですが、2020年に入って間もなく世の中はガラッと変わってしまいました。

いや、これから激しく変わっていくのでしょう。古いものは新しくなり、弱いものは強いものに巻かれ、役に立たないものは別の何かに取って代わられる激動の入口にまだ立ったばかり。これから冬を迎える人もいれば、逆に春を迎える人もいるのでしょう。

私たちも例外ではありません。先行きは不安ですし、多くの得意先が休業を余儀なくされている中で、見通しが明るいとはとても言えません。のほほんと「次の10年に向けて」とは言えない状況にあります。

それでも見えない未来を無理に見ようとせず、過ぎさった過去をふり返りすぎず、今この状況をどう乗り切れるか、そこに集中したいと思います。ですので今日のところは「次の10年はこんなことをやります!」と宣言することは控えます。




私たちは創業当時から「Kneepon from Nippon!(ニーポン・フロム・ニッポン)」というミッションを掲げてきました。

膝をポンと打つプロダクトやアイデアをここ日本から発信していくことを自分たちに課しているのですが、このミッションも10年の節目に見直すつもりでいました。今の自分たちにぴったりくる言葉であるかどうか、このタイミングで再点検すべきだと思ったんですね。

でも、来年どころか来月も見通せないこの状況で、新たなミッションを掲げることは正直難しかったです。

ですので、10周年を迎えた今日もこれまでと変わらない「Kneepon from Nippon!」を掲げ続けたいと思います。前向きな、現状維持のスタンスで。



そうそう、先ほど「過ぎさった過去をふり返りすぎず」と述べたばかりですが、ここ最近は毎日この10年をふり返る記事を書いてきました。



会社にとって必要な「棚卸し」でもありましたし、最近になって私たちのことを知ってくださった方々にも「こんなことがあったんですよ」と、改めてお伝えしたい気持ちもありまして。

この10年の成長(?)記録を、ぜひ読んでいただきたいなと思います。

最後にもうひとつ。

去年にリニューアルをして、すこし見づらくなっていた会社のウェブサイトを新しくしました。私たちがいま取り組んでいること、これまで生み出してきたもの、私たちの思い、それらをざっとご覧いただけるようになったと思います。

よかったら、こちらもご覧くださいませ。




そして願わくば、これからも私たちを応援していただけたらうれしいです。これからも私たちハイモジモジを、どうぞよろしくお願いいたします。


【ハイモジモジ PROFILE】
2010年創業。「Kneepon from Nippon!」を合言葉に、思わず膝を打つアイデア・プロダクトを日本から発信している。キーボードに立てる伝言メモ「Deng On」、耐洗紙のメモ「TAGGED MEMO PAD」でグッドデザイン賞を受賞。人気シリーズ「WORKERS'BOX」好評発売中。

Instagram >>> https://www.instagram.com/himojimoji/
Twitter >>> https://twitter.com/HIMOJIMOJI
note >>> https://note.com/himojimoji
Company >>> https://www.hi-mojimoji.com/
WORKERS'BOX >>> https://www.workers-box.com/




いただいたサポートは、新しいアイデアを形にする【試作費】に使わせていただきます。ありがとうございます。