ジャンル分けの意味

昨日はスーパーブルーブラッドムーンでしたね!
母と一緒に見ていたのですが
月がだんだん欠けていって
赤黒くなっていくのが興味深かったです。

赤黒くなるのって夕焼けと一緒の原理なんですかね?
わかんないっす。

さて、本日のテーマは
「演劇のジャンルわけについて」です。

演劇のジャンル

演劇のジャンルってわかりにくくないですか?
ミュージカル、アクション、ストレートと大きく分ければこんな感じだと思うのですが
その中でもいろいろあったり
古典もあればコンテンポラリーもあったりと・・・・・・。
私もどんな種類があるのかよくわかっていません。

演劇に取っ掛かりにくいのってここに原因があるのではないかと思います。

演劇って初日の幕が上がるまで内容がわからないじゃないですか。
内容もわからない、どんな風に進むのかもわからない。
そんな不確定要素が多い中で、何千円も払ってみようと思わないじゃないですか。

そこで、きちんと劇団のジャンルがわかるようになれば、それだけで少しだけかも知れないけど
「観にいってみよう」
と思ってくださる方が増えるのではないかと思います。

種類を細かく分けて
それらの中から自分の劇団にマッチするものをいくつかタグ付けして
似ている傾向の劇団とか
このジャンルの人気劇団とか
新星劇団ピックアップとか

そんな劇団検索まとめサイトがあれば
お客様が好みじゃない劇団を選んでしまう可能性も低くなるし
劇団側も楽しんでもらえてよいのではないでしょうか?

そういうサイト作ってみようかな・・・・・・。

ジャンル間の交流

ジャンルごとに劇団が分けられたら
それを融合させる、というのも面白いと思います。

この前、歌舞伎とフィギュアスケートがコラボした舞台がありました。
私の母が観にいったのですが、
フィギュア選手が殺陣をすると、
スピード感やダイナミックな動きができて
とても迫力があったそうです。

フィギュアスケートは無理でも
いろいろな分野が得意な役者が集まって
ひとつの舞台を公演すれば
その役者や団体ジャンルが好きな人が
新しい演劇を見つけることができて
もっとお芝居を楽しめるとおもうのです。

コラボレーションするのは演劇に限らなくてもよいと思います。
たとえばお芝居を絵画にしたり
役者とダンサーが同じ舞台にでたり
歌手が芝居の中で歌ったり

何でもありだとおもうのです。

演劇プロデューサーの松田誠さんもおっしゃっていましたが
家から人を引っ張り出すのは難しいのです。
でも、好きなものなら人はお金も出すし時間も割きます。
課金ゲームがよい例ですよね。

だから、演劇とはまったく違うものとコラボレーションして
新しい演劇を開拓するのが
今演劇をやっている私たちの使命なのではないでしょうか?

演劇も進化すべき

もっともっと演劇が進化する必要があると思います。
今いる役者・お客様だけでなく
新たな新規層を獲得すべきではないかと。

私がいる小劇場の界隈は
あまり外に向かって開かれているわけではないと思います。

小さい劇団が多いので
広告費などにお金をかけられないのが現実ですが
打開策はあるのではないかとおもいます。

そこは私はもっと考えなきゃいけないけど
同じ問題を抱えた団体や役者同士が
もっと協力して
演劇界を盛りたてていければいいな、
と私は思っています。

今、インターネットでたくさんの方とつながれるわけだし
何か面白いことができないかな?と思います。

終わりに

演劇界はもっと見える化が必要だと考えています。
「小劇場が怖い」
といわれるのは
何をやっているかわからないからじゃないですかね?

テレビのCMだって
「こんなことができます!」
「こんなに楽しいことができます!」
みたいなのじゃないですか。

それを買うことによってどんな恩恵を受けられるのか
というのがしっかり見えないといけないと思うのです。

毎回思うけど
言うだけじゃなくて行動を起こさなきゃ!

より多くの方に演劇を楽しんでもらえるように
活動していきたいと思います。

いただいたお金は!!!全て舞台裏のためのお金にします!!!!殺人鬼もびっくり☆真っ赤っかな帳簿からの脱却を目指して……!!!