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第2章『事実観察の絶対法則』

先ほどの記事に早速目を通して下さってありがとうございます。
『スキ♡』を頂くと嬉しい反面ドキっとしました。記事を書くことは心の中を見せているのと同じだからですね(笑)そして分かった風な口を叩いている事も否定できません。拙い文章も恥ずかしい気もしますがご容赦ください。

昨年11月から「内海式根本療法認定セラピスト」の講座を受講させて頂いています。全10回の内8回まで講義が進み「内海式」精神構造分析法を学ぶ段階に入っています。その内容は追々記述するとして、学びを進める内にまだ漠然としていますが、人間の本性すなわち自分のクズな部分が分かった上で果たしてどうなんだ?という疑問がずっとあります。
そのもやの中で手探りで光を見つける道中にいるといいましょうか。

自分自身「プラケーター」という行動パターンのアダルトチルドレンで(誰しも皆アダルトチルドレン)その他諸々自覚している部分はあるけれど、自分の中のクズは顕在意識ではなく自分自身でも無意識(潜在意識)のところにあるらしいので、まだどんな欲求を持っているのか判明していません。9回目の講座でチームで分析をし合うのでその日が怖くもあり楽しみでもあり。

では、法則をひとつずつ。法則は全部で17法則あります。
まずは【事実観察の絶対法則】から。

「事実観察の絶対法則」これは違ういい方をすると「すべての人間が語る言葉は嘘である」という法則である。

p26

表層心理と深層心理



人間の心には表層心理(顕在意識)と深層心理(潜在意識)がある事はよく知られている事かと思います。

人の表層意識と深層心理

日常的に表層心理と深層心理を使い分けている。

『本音は深層心理ではない』内海先生YouTube

人間を判断する基準は「行動」だけ

人の深層心理を分析するときは、すべて行動と結果のみを見て判断するしか方法がない。言葉は表面上何とでも仮面を被って取り繕えるが、行動は深層心理を体現している。
これは恋愛関係においてもまさにそうですよね。「大好きだよ」「〇〇だけだよ」と幾らでも空気を吸うように言えてしまう人も沢山いる。甘い言葉にすぐにその気になってしまう方は要注意。その人の本質を見抜くときは「行動」を見て判断することですね。

言葉はまったく判断材料にならない

判断材料にならないのはその人物が発する言葉や主張などであり、必ず真逆の深層心理が存在して、それが「事実観察の絶対法則」の主となる。
例えば「偽善」。偽善とは人間の深層心理に仮面を被せた行動で、正しいと勘違いしたい自分の渇望で、偽善ほど主観的価値観で決めつけている行為はない。「偽善」は2枚舌の典型的行動といえると。

偽善でもいいじゃない、行動をしないより良いと思う事をする方がよほどまし!と思っていましたが、その考え自体おごっているのですね。そもそも善悪を自分のものさしで決めつけている行為自体がおごり。どこまでいっても自分の主観的価値観で物事を見るように出来ているんだなぁ。

『偽善者は病気になりやすいのか』内海聡先生YouTube


言葉の裏側にある深層心理が行動に表れる

相手に頭がおかしいとレッテルを貼るときの深層心理は、自分の主義主張が相手より正しいと主張したいだけの醜さでしかない。親しき人は伴侶や親の病気をよくしたいと主張するときの深層心理は、いい人に思われたい、偽善を働きたいという心理に支配され、実は己の支配欲の強さがその行動につながっていることを直視できてはいない。~略~ 主張するという行為自体が、もっとも幼稚な行為であるという考え方が成立する。

p33

結局主張するという事はあたかも「それが皆の為、あなたの為」という自分の浅はかな主観で判断した良きことを、みなに納得させたいという、ある見方をすれば横暴で傲慢な深層心理に過ぎないのかも知れず、自分を満たす行為であることになるのでしょう。なるほどとも思うし、とてつもなくうがった見方だなあというのも正直な感想です。

知ることや知識は無価値である

知識は思想と行動に繋げていかない限り何の役にも立たない。

p36

人類の社会制度そのものが奴隷制だという事実

人類の歴史を顧みることを避けて通れないところで、なぜ狩猟のままでなく農耕は生まれたのか、なぜ所有制度が生まれ身分制度や宗教が生まれたのか。農耕が始まってから支配者が徹底的に刷り込んだものが奴隷根性。宗教自体も神を敬い捧げなさいと。この教え時代が奴隷化の最たるもの。そもそも神とは何なのか。やさしく述べられた部分を抜粋します。

人類全体が大した存在ではく、自分など癌細胞以下のゴミだとわかれば、いちいち人に何をいわれても気にならない。かかわっている誰とも特別深入りしないだろうし、誰が正しいとか、そういう発想もなくなる。誰に特別感謝するとか、そういう発想もなくなる。どの業種だからとか〇〇すべきとか、プロフェッショナルであるとかアマチュアであるとあ、こうしたことはどうでもいいとしか考えなくなっていく。そしてよくいえばサバサバしているということだろうが、少なくとも多くの点で執着から解放されるだろう。

P44 

大きく端折っていますが、ここで述べられている奴隷制とは単なる人類の歴史ではなく宇宙の真理。理解がおいつきません。可能であれば内海先生に教えを乞うてきます。

:追記:

シャンプーをしていて浮かんできました。
支配者にとって何が一番避けたいことかと言えば、奴隷が思考を持つことだとピアノの恩師に学んだことがありました。今現在の世の中だって知らず知らずのうちに思考を停止させるような番組、報道、中毒性のある娯楽に溢れかえっています。気づけばどっぷりと誰かの奴隷になっていますね。
これが自分の中の奴隷制に気付くということでしょうか。

「自分の醜さ」という事実向き合う

先述しましたが、主張することが偽善を働きたいという心理に支配され、実は己の支配欲の強さがその行動につながっていることを直視できてはいないとすれば、内海先生が変革や社会活動に類する行動をとっている事自体も深層心理に支配されているに他ならないことになります。実際に著書の中でもこの行動のもっとも重要な要素は、自分の虚無主義を満たすためである。と書かれています。

自分の心に忠実でいるよう、努力したいからやっているだけであり、その努力を無価値とみなす矛盾した自分への自嘲でもある。欲望的なことも人をバカにしたり虚仮こけにすることも、そうでいながら人助けとおぼしきことを部分的にやっていることも、その矛盾自体が自分自身であるからだ。そこには正義があるのではなく、任侠のような世界観があるのではないかと思う。汚い言葉は使っても詐欺師にはなりたくないわけだ。少なくとも、自分が正義だと思っていないことだけは確かである。

P45 

心の絶対法則【第2章】

●人間を判断する基準は「行動」だけである。
●言葉は往々にして表面を取り繕っているだけで、その裏には真逆の深層心理が存在する。
●まずは「自分の中の奴隷根性」という事実と向き合うことにより、多くの執着から解放される。

心の法則を理解するためにはまず「事実観察」をすることから。そのためには自分の深層心理にある醜い要素に向き合う事を避けては通れない。
何度も同じ悩みを繰り返すのも深層心理と向き合う事から逃げているからに
他ならないということ。

そして、行動と結果がすべて。

いずれにしても、勉強不足にもほどがあるなぁ。

次回は第3章『周波数の絶対法則』についてです。

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