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星野源を摂取する。①


みなさんごきげんよう。

自称冴え渡ってた、元・売れないミュージシャンで神聖幾何学マニアの姫です。(長い)


そのあたりの簡単な自己紹介はこちら


本日は、もしよろしかったらわたくし姫の与太話にお付き合いください。


私は今より過去に、言える環境であれば可能な限り公言してきたのだが、音楽が大っっっっっっ嫌いでした。


音楽は深く私をえぐってくる。

音楽は酷く私を傷付けてくる。

音楽と関わっていても、いいことなんて何もない。


そんな風に考えていました。


だけど、みなさんの身近な人で

『私、音楽嫌いなんだよね』

なんていう人、逢ったことあります?


恐らく人生の中で一度もないのではないかと思います。(ちなみに学校の科目の音楽は除く)

むしろ、音楽が共通言語となって苦手な人と仲良くなったことはたくさんあるのではないでしょうか。


でも、そんな素晴らしいもの、素晴らしい音楽、というものが私は大嫌いだった。


事の発端は、私がバンド活動をしていた頃に遡る。


わたくし姫は、
『ミスチルの桜井さんと結婚するんだ!』
という不純かつ純度の高い己の欲望のために音楽の世界に足を踏み入れたわけなのだが (最低かつ、思春期あるある)

元々が、年齢的に90年代のJ-POP黄金期を見て音楽の世界に突っ込んでいったタイプなので、実際に自分がバンド活動を始める頃には自分が見ていた頃のようなJ-POPバブルは既に崩壊していた。


『なんか、なんか.....思てたんと違う!!』

という状態になっていた。


そもそも私がバンド活動をしていた頃には、今のように個人が充分に世間に才能をアピール出来るほどのネット (SNS) 環境は整っていなかったので、今の世が決してラクに有名になれる!とまでは言わないが、頼るべく媒体はテレビや雑誌が主で、そこで取り上げられるほどの認知度を得ない限りは有名になることなんて到底出来ない難しさがあった。


なので、なうで音楽をやっている人たちは本当に羨ましい。

むしろ呪い殺したい。爆

山田くん (ざぶ)、魔術師呼んできて!www


ちなみに魔術についてなんとなく知りたい方はこちらですwww


今はどうなのか分からないけど、バンドマンあるあるで、本命バンドのほかに、自分の経験値やコネ力を上げるために、いくつものバンドを掛け持ちすることがあるのだが、私も例に漏れず本命バンドを含め、常時6バンドほどで活動をしていた。


本命バンドではボーカル&ギターとしてフロントに立っていたのだが、なかなか思うように集客が伸びず、だけど業界関係者には割と絶賛されるような、いわゆる "玄人ウケ" してしまうバンドだった。


"玄人ウケ" というと一瞬聞こえはいいかも知れないが、基本的に音楽とは、多くの人に聴いてもらわないと商売としては成り立たない側面が強い。


そんな私の本命バンドは "玄人ウケ" するが故に、何かと『もしかしたらコレがデビューに繋がるのでは...?!』みたいな思わせぶりな出来事の流れの中で常にフワフワしていた。


だけど、実際にお客さんは増えないし、そうなってくると新曲を作るモチベーションは俄然下がってくる。

そして、バンドメンバーがお互いの技量に疑問を感じてみたり、ぶつかるようなことも増えてくる。


特に、これは当時の時代では割とあるあるだったのだが (今はまた少し違う気がする) ボーカルとそれ以外のバンドメンバーとでは、多かれ少なかれ考え方が乖離する部分がある、ということが、どうしても否めない。


そもそもバンドメンバー全員の足並み (考え方、心のベクトル) を揃える、というのがなかなか至難の業なのだが、大体リーダーシップをとる奴がいるので、自ずとなんとなく一方向に流れてゆけることが多い。


なんなら、演奏力さえ高ければ、そこを凌駕してしまうこともある。

(このあたりはケースバイケース)


だが私の本命バンドは、リーダーが割とポンコツだったのと (笑)、それぞれの技量がはちゃめちゃに高いというわけではなかったので、やはり足並みを揃えることがかなりのポイントを占めてくる状況にあった。


だけど、集客が出来ない焦りや、このままではデビューを逃すのでは?といった焦りから、どんどんメンバー間の関係性は歪んでいった。


集客出来ないことの矛先が、ボーカルの私だけに向くようになったのである。


『そもそも姫の人間性が悪いから、お客さんが来ないのでは?』


こんな風にメンバーのひとりから投げかけられたことがあり、私は心底憤慨したし、心底傷付いた。


今にして思えば、確かにそれも一理あるとは思う。w

まぁこの際私の中の人のことは横に置いておいたとしても、ステージに立つ方の私が、お客さんに魅力的に映らなかったから、お客さんが増えなかったという事実も、もちろんあるだろう。


でも、当時まだ20代前半だった私には、この類の言葉は忘れられないものとなった。現に、40ちゃいを迎える年になった今でも、こうやってブチブチ記事を書いている。


傷付いた。

とにかく傷付いた。

悔しかった。


私はフロントマンとして、自分で言うのもナンだが、相当意識は高かったと思う。


当時のバンドマンなんて、例に漏れずお金がないから、週7で3つのバイトを日々掛け持ちしながら、本命バンドをデビューさせるためのコネクション作りにも励み、何かしら還元させたいから他のバンドも6つ掛け持ちして、有用な情報や繋がりや技術は全部本命バンドに持ち帰った。


こんな中でも毎日ボイストレーニングも欠かさず、筋トレもして、美容に関する努力も怠ることなく、時にはエステに行くことだってあった。


今こうして書いているだけでも、自分で様々なツッコミどころも感じるが、とりあえずそこは割愛する。w


つまり、何が言いたいのかというと、私の努力はもしかしたら方向性は間違っていたかもしれないけど、すべて本命バンドのためにやってきたことなのだということ。


それだけ本気で、バンドに命をかけてきたということ。

(実際に相当ヘロヘロだったwww)


そのことが何ひとつ理解も共感も評価も受けずに、なかったことにされて、人格まで否定されてしまった。


この当時は自分ではそこまで大きな傷だとは思っていなかったが、この、メンバーひとりのたった一言が、このあとの私の人生を十数年以上に渡って苦しめることになったのである。



...はうあ!

源さんの話まで到達できん!

つづく!



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姫のきまぐれスピリチュアル情報

 (上級者向けだけど勇者は来てもいいよ)

※↑今日の話とはまったく関係がありません。w


つづき!


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