画一的な幸せ
広告代理店の営業に転職して4か月弱。目標数字が7月から出されたので、1か月ちょっと外回りをしている。
わずかではあるが、新聞広告を新規でゲットしたり、テレビCMの制作、放映まで初めてのことばかりで、疲労がたまるが目標は達成し続けている。
自分なりには、いいペースでやれていると思った。けれども、言い方のきつい先輩から「そんくらいとるの当たり前でしょ」「もっと稼がないとだめでしょ」と言われる。
そもそも目標数字というのはその目標を目指して働いている。けれども働け働けと長時間労働を助長させることも時代錯誤だと感じながらもよく言われる。
ラットレースをただただ一生懸命走っている。終わることのない一本道を死ぬまで走り続けなければならないのだろうか。
ただ穏やかで温かい暮らしが欲しい。でもお金もそこそこほしい。だからこの広告業に転職した。
毎日心に傷を負い、まっすぐ走り続ける。金を稼ぐことだけが正しいのかのように。
絶対に違う。自分の生き方、人との付き合い方。もう一度本当に自分に合っている価値観は何か。求めているものは何か。
自分の生き方についてもう一度考えよう。
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