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その1『鼻を整える』-2

その1『鼻を整える』つづき「鼻の呼吸」
みなさんこんにちは。

その1『鼻を整える』をいうとこについてお伝えしましたが、本日はその「整えた鼻」で何をするかについてご紹介します。

「鬼滅の刃」面白いですよね!
「炎・風・水・岩・雷」5つの基本の呼吸とする全集中の呼吸

私はここに「鼻の呼吸」を入れたい。

鼻の呼吸壱ノ型:片穴の舞い
 ・片方の鼻を押さえて鼻だけで呼吸をします。(各5回程度)

鼻の呼吸弐ノ型:深層吸収
 ・片方の鼻を押さえて出来るだけゆっくりと深く呼吸をします。(各5回程度)

鼻の呼吸参ノ型:吐く吸う吸う
 ・両方の鼻出来るだけゆっくりと深く「吐く吸う吸う」で呼吸をします。(5回程度)

これはなにをしているのかというと、鼻呼吸の練習です。

日本人の七割が口呼吸といわれ「鼻の呼吸」が出来ていないという報告がされています。

今日はその点を踏まえ鼻呼吸の重要性についてお話ししたいと思います。

ご存じのことですが、
鼻呼吸とは、鼻から空気を吸って、鼻から空気を吐くことです。
口呼吸とは、口から空気を吸って、口から空気を吐くことです。
どちらが良いと思いますか?
実は、鼻呼吸の方が口呼吸よりもたくさんのメリットがあります。
それでは、一つずつ見ていきましょう。

まず、鼻呼吸は空気を温めて湿らせることができます。
鼻の中には毛細血管や粘膜があります。
これらは空気を体温に近づけて、水分を加える役割を果たします。
これにより、喉や肺に乾燥や刺激を与えることなく、快適に呼吸できます。
口呼吸では、このような機能がありません。
そのため、口や喉が乾燥してイガイガしたり、咳や風邪にかかりやすくなったりします。

次に、鼻呼吸は空気を浄化することができます。
鼻の中には鼻毛や粘液があります。
これらは空気中のほこりや花粉、細菌などの異物を捕まえて排出する役割を果たします。これにより、アレルギーや感染症などの予防に役立ちます。
口呼吸では、このような機能がありません。
そのため、異物が肺に入り込んでしまい、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

さらに、鼻呼吸は脳や心臓に良い影響を与えます。
近年の研究結果で、鼻呼吸は、一酸化窒素を鼻腔と血管内の内皮細胞によって生成します。
一酸化窒素は血管を拡張させて血流を改善する効果があります。
これにより、脳や心臓に十分な酸素と栄養が届きます。
また、一酸化窒素は神経伝達物質としても働きます。
記憶力や集中力などの認知機能が向上します。
口呼吸では、このような効果が得られないのです。

最後に、鼻呼吸はストレスを減らすことができます。
鼻呼吸では、深くゆっくりと呼吸することができます。
これはリラックス効果を高めます。
深呼吸すると、副交感神経が優位になります。
副交感神経は心拍数や血圧を下げて、筋肉をほぐしてくれます。
また、深呼吸するとセロトニンというホルモンが分泌されます。
セロトニンは幸せや安心感をもたらしてくれます。

おわかり頂けたとおもいますが、なんのために『鼻を整え』たか?
それは「鼻の呼吸」を身に着けるためです。

口呼吸は「悪いくせ」なのです。
子供のころから鼻呼吸を身に着けることは心身を丈夫にすることにもつながります。
お子さんをお持ちの方々は気を付けてあげてください。
そしてご自身も「鼻を整え」鼻呼吸で健康を手に入れて下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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