【日々徒然:2022.5.30】寂寥感
例年、5月のゴールデンウィークのころから、両親がやっている畑で夏野菜への植え替えのために、畑を耕運機で耕す手伝いをしています。
ただ、今年はちょっと違っていて。。。
父親が昨年2回めの脳梗塞になって、外を一人で出歩くことが難しくなり、母親がなんとか一人で畑を維持してきましたが、もう腰も痛くて、十分に動けなくなったそうです。
まぁ、ふたりとももう90歳近いので、いろいろ仕方ないのですが。
今年に入ってから両親とも相談して、畑をたたむことにしました。
近所で懇意にしている方から借りている畑でしたが、もう何十年も続けてきていたこともあり、畑に道具や肥料を置くための物置小屋も自分たちでつくってきていたので、整理をしていくのも一苦労です。
幸い、別の知り合いの方が物置小屋の解体や廃材の処分なんかも手伝っていただけました。
私も毎週行くことはできないですが、おおよそ廃材の撤去もできてきたということで、昨日、畑を更地にするために、耕運機を入れに行きました。
しばらくほったらかしにしていたので、雑草も伸び放題でした。
最初は浅めにかけて雑草を取り除き、2回めの深めにかけてきれいにしていきました。
昨日は今年最高気温になったようで、風は少し吹いているものの、炎天下の中4時間くらいかけて作業しました。
耕運機で耕しながら、今までほんとに長く楽しく大事に畑で野菜を育ててきたんだなぁと思い返しながら、ちょっと涙が出そうになりました。
まだ廃材が少し残っていることもあり、全部をきれいにすることはできていませんが、終わったあとを写真に撮って父親にも見せてあげました。
きれいにしてくれたことを喜んでもらいましたが、寂しい気持ちはあったのでしょう。
6月末にはすべての作業が終わる予定です。
今まで本当に美味しい野菜を育ててくれてありがとう。
うちの3人の子どもは、ほぼほぼじいちゃんばあちゃんが育てた野菜しか食べていないので、スーパーなどで売っている野菜を食べると味の違いがすぐわかります。
ほんとにありがたいです。
さて、次に行けるのがいつになるかはわかりませんが、最後の仕上げをしてあげないとね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?