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【超ショートショート】(310)~僕らに起きた喜び~ASKA散文詩『美しく』

僕らは
この時を
待っていた
いや・・・
この時が
再び
やってくるのを
ただ
信じていた
 
ずっと
当たり前だと
思っていた
ステージのみならず
客席まで
ふりそそぐ
ライトのシャワーに
包まれる
しあわせ
 
通りすぎれば
すべてが
はかない
まぼろし
そんな
思い出の
コンサートがある
日々

僕らは
僕らに課せられた
冒険の
ひとつひとつを
それぞれの立場で
一緒に
乗り越えてきた
今も
乗り越えている

海に
凪という
波も立たずに
静かで穏やかな時が
長く続かないように
僕らは
たぶん
順風満帆に
与えられた
嵐の冒険を
これからも
一緒に
挑んでいくだろう

彼は決して一人じゃない
僕らが付いている
瞳に見えて側に居ないけど
僕らと彼は
心で
魂で
常に
繋がっている

僕らは
彼を
愛することを
やめない
どんな障害が
用意されたとしても
僕らは
彼を
愛することを
絶対に
やめない

これが
僕らにできる
彼の守り方 
彼への恩返し

彼へ
愛する喜びを
再び教えてくれ
その機会をくれて
ありがとう
愛しいます

I Love You
Oh My Love

過去は
未来によって
上書きされ
更新され
想い出の景色を変えていく
 
(制作日 2023.11.5(日))

2018年11月5日に
約5年ぶりにASKAさんが
コンサートを開催した
その初日が今年から5年前にありました。

その頃の想いを詩にしてみました。

「もうこんな機会(ASKAコンサート)には
行けない」と思って、
ASKAコンサートに行くこと、
または開催されることが
ファンの夢のようになった頃がありました。

詩の中の

~~~~~
彼は決して一人じゃない
僕らが付いている
~~~~~

この言葉は、
2017年10月11日に発売された
ASKAさんのDVD/Blu-ray
『Too many people
Music Video + いろいろ』
に収録されている
ASKAさんの散文詩『美しく』への
ちょっとしたファンからのお返事のつもり。
(最初の数行の詩を書いてみます。)

~~~~~
『美しく』ASKA

 彼方を見たよ
雪の降る日に雪の向こうへ歩いて行った時にね
 
どんどん道が消えちゃって 
どこにいるのかわからなくなった
自分がきれいに消えて行くようだった
~~~~~

ASKAさんの散文詩『美しく』は
DVD/Blu-rayのブックレットにも
掲載されていますので、
ぜひそちらをお読みください!
またDVD/Blu-rayの中では
本人による朗読も収録されています。
ぜひこちらも見て聞いてみてください。

(ニックネーム)
ねね&杏寿

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