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アメリカ女ひとり旅を終えて日本に帰ってきてから考えたこと

30代後半にして、アメリカにふらりと1カ月弱ひとり旅をして帰ってきてからは、とにかく仕事に追われていた。

ライターとして生計を立てている私は、どこにいても仕事ができるのだけれど、マイアミが楽しすぎて仕事があんまりはかどっていなかったので、帰ってきた瞬間からは地獄だった。


あー、これはマジでやらねば。


そこからは、3週間ほど本気で仕事をして、膨大の量をの記事を執筆し、どこにも遊びに行かなかった。


でも、考えていたことがあった。


「アメリカが楽しかったから、また行きたい。なんならマイアミに住みたい。ということは、とにかくお金だ!稼がなくては!」


このことだけが頭にあったから、なんとか仕事はやりきることができた。


30代の独身女性にありがちな、「そろそろ本気で結婚相手を探さなきゃ」というような思いは私の中には微塵もない。

大事なのは、自分が毎日笑っていられることだ。私にとっての幸せは、恋愛ではないのかもしれない。

むしろ男なんていなくても、好きなところに身を置くことができれば、満足なんじゃないか、そう思えるようになった。


J氏との関係が破綻してからの心のダメージは、なんか日々に忙殺されていたのと、旅が楽しかったことで全く感じなくなっていた。


旅行ってやはりすごいな。旅は人生を変えるってこういうことだな、と思ったりしていた。


女ひとりで大した計画も立てずに行ったアメリカだけど、心から行って良かったと思っている。

もしもこれを読んでくれている人が、旅に出たいけど、女ひとりって大丈夫なのかなと心配になっているのであれば、ぜひ思い切って行ってみて欲しいし、何なら心配なこととか言ってくれたら相談に乗りたいとまで思うくらい笑


あのまま日本にいたら、きっとJ氏との失恋に落ち込んでいただろうし、さえないダサい日々を過ごしていただろうなと思うから。


というわけで、帰国後は即仕事モードにきりかえ、次の旅の資金を稼ぐということにフォーカスしつつあった。

2018年が終わろうとしていた。



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