5年後を作るのは戦略、10年後を作るのは人
中小企業の経営者は、人の採用には常々苦労するものかと思います。
とくに、優秀な人材を採用するのは至難の業です。
どんなに優れたビジネスモデル、経営戦略があろうとも、一緒に働いてくれる仲間(人)がいなければ実現できません。
一方で、
戦略がなければ今いる人を活かしきれないことも事実ですし、どんな人を採用すればいいのかも定まりません。
しっかりと将来の自社の姿を思い描き、それを実現するための組織図を空想し、その理想の組織図の穴を埋めるために
・社内の人間の成長を期待する(それだけの教育、訓練、チャンスを与える)
・外部から中途採用する
・若手の無限の可能性に期待して新卒を入れる
等々、常に思いを巡らせ続けてください。
5年後を考えれば、もちろん今いる人材が今発揮している能力を最大に使い切ることが大事です。
そういう意味では、戦略(選択と集中)が必要になります。
しかし、
10年後を考えたときには、常に「人」が決め手になります。
どんなに日常の業務が多忙であろうとも、
経営者は常に人材教育、幹部育成、採用活動、など「人」に関することを考え続けることが大事なのです。
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