自己紹介ー私がスタバのキッシュみたいな人間です！

しゃべってなんぼの国語の教師！
昔おしゃべりとか雑談が苦手だったとかいうエピソードが信じてもらえないくらい、人前でしゃべるのが、あるいは初対面の人やグループの中で話すことがどうってことなくなってしまいました。
少々のしらッとした雰囲気でも平気です。
だって価値観も通って来た場所もみんな違うから。
その辺を手探りで、どういう話をすればいいのか？ということを考えて、適切な話を自分の引き出しからそーっと取り出せばいいわけですから。

そっかー！自己紹介ね？
私は自分の自己紹介をするときほど困ることはありません。
いろんなところを通ってきました。
この通って来たところだけは自慢に値すると思っています。
価値観の真逆なところにいきなり放り出されたこともあり、それにまた戻ってみたり、自分の価値観が通じなくて、話もできない、というところに数年いたこともあります。
だからどこの自分を話そうか？ということでは結構困るかもしれません。

私のことをピアノをよく弾いていた人として覚えている人もいれば、真面目なおとなしいことして覚えてくれていた人もいます。
断然国語の教師だと思う人もいれば、○○のかあさん、と思っている子もいます。
そうかと思えばお料理好きな人でもあろうし、ガーデニングが好きな人でもありましょう。

どこで話す？
いろんな面があり過ぎます。
だから私も何気に自己紹介が苦手です。
自分のどこの側面で語るか、もう本当に迷ってしまいます。
ウケなかったとき、盛り上げられなかったときの罪悪感、無力感ったらありません。

まさか今日の話題がここまで刺さるとは思っていなかったのですが、正直、さっすがー！しいたけさん！
と感嘆してしまいました。

だからこれからここでそういう役割を担う表明、というのがなんとも潔くて、シンプルで、ああ、これなら私にもちょっとは気の利いた自己紹介ができるかもしれない、と思わされたのです。

思えば、このここでどういう役割を担うか？というのは、自分のためではなくて人のためです。だから失敗がないだろうと思うのです。
自分がどう思われるかということにビクビクするのではなくて、とにかくその場のために貢献したい。
そんな気持ちがそうそう失敗につながるわけはありません。

そうそう、しいたけさんがお漬物、それも柴漬けであるのなら、私は、スタバのキッシュのような存在になりたいと思います。

卵の味もタルトの記事も、そうそうはっきりした味ではない、ある意味ぼんやりしたはっきりしない優しい味です。
でも、そのゴロンとしたベーコンはガッツリパンチが利いています。それにチーズのなんとも言えないコク。ちゃんとメインだとは言っていないけど、メインにはない存在感と、でも、しっかりお腹に溜まる感じ。
小さいくせにしっかりお腹が膨れてしまう・・・。

そういえば、我が家のホームパーティで、キッシュを出し始めたとき、アジがはっきりしないのに、なかなか人気メニューでした。
私のキッシュもなかなかおいしい。
だけど、スタバのキッシュに正直負けます。降参。

だから、私はスタバのキッシュのような貢献度で、その場にいたいなあ・・・、と憧れをもって思います。(笑)