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いくつもの場面と自分自身と。

毎日いろいろなことに対応している。
このnoteの世界も一つの世界であるし、もちろん中心にあるのは仕事になる。
生徒さんや保護者、そして経営者仲間からのお誘いもあったりする。
そして、家の書斎では時に古典を読み、時に哲学書を読み、そして、一階に行くと家事をしていたりする。
いろんな人間関係があり、生徒たちに、国語の指導の一環としてかれこれ話していると、生徒たちは、

先生の人間関係って、どうなっているんですか?

とよく驚かれるが、別にそんなにたくさんの人と関わっているわけでもないと思っている。
思い出の中の登場人物もいれば、その日のお昼間に電話していた友達の話もあるし、今なら母に絡んだ登場人物もいらっしゃる。
眠る前に観たドラマの話もあれば、卒業生との会話もあるので、大学の話になることもある。
ちょっとお買い物に行った先のお店屋さんの人との交流もあろうし、あちこちでの出会いがある。

乳がんの疑いをもって、外科に行ったときに、誰に指摘されたわけでもないが、血圧と体重にびっくりし、自らこれは放っておいてはいけないと思い、でも今までのかかり方では絶対に自分がちゃんと薬を飲んだり、健康管理をするわけがないことを知っていたので、どうすれば自分がそっち側に目が向くか?ということを真剣に考えた時に、自分の健康を託すのに、最適な先生がいらっしゃった。偉そうな言い方になるが、私の中では大いに抜擢選手気味に、選ばれた先生がいらっしゃる。

経緯を話し、母の心配を母は自分で話し、

私の病院には着いて来てくれるのに、自分の病院には行こうとしないんです。この娘。

と訴えられ、先生にご無理を言ったが、私のやる気は満々。
おそらくここでサボってしまったら、私の先はない。

いつまでも若く見られて、生き生きと仕事をする、という最大目標は絶たれてしまうだろう。
ついてはうるさい先生でなければならない。
目の前でうるさくなくとも、いざとなったら怒鳴りつけるくらいの先生でなければ、その点において十分いい加減な私がスルーするのは目に見えている。スルーした挙句に、いつまでも懸念要素を抱えたまま、どこか不安なまま仕事をすることになってしまう。
ダイエットだってどこかで流れてしまうだろう
今だって皮膚科に行かなければならないのに、放っておいたままである。
こちらは先生に私の忙しさへの理解がありすぎて、行くたびに私は診療拒否されないかビクビクしている。

そういえば、先日から生徒のことで思い悩んでいると、やはりダイエットについて違反が多くなってしまった。
先日いらしたお坊様&お医者様をしておられる先生からは、

こういうことを言っては失礼かもしれないけれど・・・。
(さっきから私のお腹あたりをちらちらご覧になっていたので、その次にくる言葉くらいは容易に想像できていた。)

10キロほども痩せたら、数値が全部下がるよ・・・。

だったら痩せればいいわけですね!

と相手の気づかいに対して、我ながら能天気に叫んでしまった。
だから、ステッパーを踏み、厳重にダイエットしてるんですって!

病院に行ってみたら、なんと驚く、家で測るよりも、1キロ以上、減っていた。あらら?
先日の外科の受診のときには、衣服をつけたままだったこともあったが、4キロくらい多くて、

よっしゃー!これはまたダイエット厳重に再開!

となったのであった。
その時からなら相当痩せている。

先日、

先生ダイエット成功していて痩せたのよ。わかるでしょ?

と話したら、高三女子に首を傾げられたので、

そういう時は、

本当にそうですねー!って言っとくものよ!

と話していた。

血圧手帳に血圧と体重を厳重に書くが、そこに違反して食べたものや、怒ったときなど、

怒、怒、怒。○○さん、英検。

などと書き込んでみたら、本当に、

そんなに怒ったら血圧上がるよ・・・。

と言われるのが本当だということが分かった。

女の子は甘いもので元気になるのよ!

ということで思わずケーキセットを食べに行ってしまった。
昨日は結構疲れたので、病院に母を迎えに行った挙句、母を誘って、駅のイタリアントマトに連れ出し、

もう駅まで歩けたから、気分転換にここまで来て一人でお茶もできるでしょ?

とお店を教える名目でケーキセットを頼んだ。
二人で有頂天になってイチゴのケーキをほおばり、

こういう時には、甘いものを食べるといいのよ!
思い切って来てよかったわ・・・。

などと自分で自分を説得し、母も大いに喜び、だって、私がご馳走してあげたし、駐車券をもらうという名目で、大好きなリトルマーメイドのパン屋さんで大好きなオレンジのパンを二つ買い、でも駐車券を持ってなかったので、ハンコを押してもらえず、駐車料金はあきらめ、仕事が待っていたので、めでたく、ぎりぎり必要となった駐車料金を支払い、いったい何してんだか、お金を使いたかったんですか?みたいな時間を過ごした挙句、なんだか満たされ、母にリトルマーメイドのパンを仕事に持たされ、結局大きく禁を犯すことになり、でも面白い時間であった。おそらく滞在時間35分くらい。駐車場無料に時間をわずか5分くらいしかオーバーしていない。
主婦は細かい。(笑)

このリトルマーメイドが私は大好き。
思い出がたくさんあるし、パン屋さんでは私のとっては一番おいしいパン屋さんである。

母が最近あちこち独り歩きをするので、あれこれ応援している。
お友達もたくさんできてきたので、どうして行けばいいか算段している。
母がこちらにやってきたときに、先生にもお伝えしたのだけれど、家族の意向として、

できるだけ自立して元気に楽しく生活してほしいので・・・。

ということでちょっとずつ自分でできることを増やしてもらっている。
相当自信がついてきたようである。
先日姪たちが顔を出してくれた時にも、

おばあちゃん、元気になって、それにおしゃれ・・・。

と褒めてくれたらしい。
彼女たちはフットワークが軽い。
一人はもう既に母になっている。彼女は私の若い頃と同じくらいの年齢で母になっている。大したものである、と今になって思うところもある。
母は順調にひいおばあちゃんになり、妹は順調におばあちゃんになっている。
そうそう私が一番若いのよ!(笑)
と負け惜しみを言ってみよう!(笑)

血圧手帳も最初は私が管理していたが、こういう過保護が母の自立を阻むのではないか?と思い、ある時から手を出さなくなった。折れ線グラフも書くのが嫌味ではないかと思い、やめた。
が、この度私が一か月、思い切りきっちり手帳を使い(というよりいつもの手帳など書き込んでいる暇がないので、適当に血圧手帳にメモし始めた。)、体重も減り、数値も落ちたので、どうも母は自分でもあれこれしなければならないと思ってくれたようである。嫌味な私。

姪たちの言葉も大きかったのであろう。

スマホ教室にも出始めて、先日は、自分でスマホの教本を見ているのを初めてみた。

努力できる人って、やっぱり能力あると思うねん・・・。

とちょっとばかり言い訳をするので、そこは、

いや、能力よりも勇気でしょ・・・。

と言っておいた。ちょっとだけチクリ。
嫌な娘。(笑)
大体お父さんがいい夫過ぎたのである。
横暴な夫を持つメリットもあるにはある。

一か月で数値が落ちて、こういうとき、方法を知ってしまうと、私の場合、頑張ればできるとばかりに、気を抜いてしまうと元の木阿弥である。
こういうのはなかなかうまくいかないことが効果的になる場合とうまくいくから効果的になる場合とがある。

病院に行って、血液検査の値が出るまで、私はイライライライラしていた。
ダイエットが順調でない、と思い詰めていたのである。
ところが、体重も減り、血液検査の結果も良かった。

コレステロールが高校時代から高くて、そういう食事でもなかったし、母も高いところから、遺伝性だろうと言われていたが、二十数年前からこの件に取り組んでいた。一度温泉に通い詰めたからか、あるいは違う要素なのか、すっかり鳴りを潜めていたこともあったが、また高くなり(これは開業に絡んだ食生活のためと思われる。)、うだうだうだうだ通っていたのに数値がどうも動かなかったのに、お薬が変わったわけでもないのに、先生が変わっただけで、あっという間に下がってしまった。

それに札幌時代に発覚した、膠原病などの疑いをもたれた抗核抗体も高かったがこれもすれすれなので、今のところ大丈夫らしい。

ということで大いに自信を取り戻してしまった。
これは正直、先生のお力であると思っている。
薬など何にも変わっていない。
でも、先生のお力である。

その件について、先日謝らなければならなくなったが、でも私は大いに自分の健康に関して自信を取り戻した。
真面目に取り組めば、なんでも動くんだ。

だから継続して自分の健康くらいちゃんと管理しなければ。
でも、夫や子供たち、最近では母の健康管理は徹底しても(かつて夫の尿酸値が高かった時も、徹底的に食事管理をしていた。)、自分の健康管理は後回しになってしまう。

まるで偏差値が5くらい上がった生徒のように、ワクワクしてしまった。
後はスレンダーな美女、いや、美・おばさんになればいいだけである。
だけって・・・。(笑)
スレンダーな時代など人生で一度もなかったから、ちょっとぽっちゃり位に戻れば大丈夫。

とはいえ、なんで私を見ると、あれこれほかの女性には言わないであろうことを言われるのであろうか?

10キロ痩せたらって・・・。

そんなこと同世代の女性に言ったら、どうなるのであろうか?
診察室以外で・・・。

で、喜んで、痩せよう!と思う私も、大いに単純だというわけで・・・。

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