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早業で食材を片付けた出勤前ー37分

今日は遅めに出勤することにしている・・・、というのも夜は自治会の役員会というわけで、これも外せず、動かせる指導は動かして、あらかじめ振替にしておいて、どうしても入れなければならない、あるいは入れられる指導だけすることにしたので、出勤時間が遅めになった。
16時から出勤準備をすることにしていたのだけれど、あれこれ用事を片付けに外出して、家に戻ったのは15時だった。どうも低血糖状態なのか、日ごろの睡眠不足がたたったのか、フラフラしてしまって、ダイエット中なのに、ドラッグストアで買ってきたカスタードプリンを食べたらちょっとましになった。

大阪への里帰り出産の折、自分が勤めていた学校の系列の病院の産科にお世話になった、勝手知ったる場所で、娘を母に預けて、父に送ってもらって検診に行くときは、当時有名な病院横にあるレストランで、そう高くもないけどそれなりに素敵なランチをいただいたら、同じ教室に出られるらしい妊婦さんもおられた。考えることは同じだなあ・・・。(笑)
あ、これは検診でなくてマタニティセミナーだった。

そのランチを食べた後、それはそれでおいしかったけど、どうしようもなく眠くなって、どうすればいいのかわからなくなった。
実家だったけど、結構気を遣う。
いい加減な生活をしていたら、

お前は嫁の癖に、いったいどんな生活しているのか!?

と父に叱られるだろう。
それでなくても、慣れない地方の嫁として、その当時はその地方を離れて転勤した先での慣れない社宅生活での悩みを母に電話でこれでもかと話していたので、里心が着いて、私が、

もう帰るの嫌だー!

と叫び出したらどうすればいいのか?という親心でもあったと思われる。
子どもが二人もいるし・・・。

ということで私は疲れていた、切迫早産にもなった。
これは社宅住まいの友人たちにもあったらしく、切迫流産や切迫早産のお話はよく聞かされていた。
いろんなご苦労があった。

同じ釜の飯を食ってる仲間のはずなのに、それに同じ産む性をもった者同士なのに、なぜか私の時は○○だった、あの人は優遇されてもいいよね、などといった会話が飛んでいた。

ある冬、旦那さんが会社の役職としてよく出張をされるときに妊娠された奥さんがおられた。切迫流産で入院された奥さんに、

お宅の旦那さん、雪かきされないからちゃんと雪かきするように奥さんから言ってください。

と電話した方がおられて、私は驚いて、

エッ!?そんなことしたの!?

と言ってしまったら、後から冷たくされた。

あのとき、私たちとは違うんだと思ったんだよね。

では、精神的なものも大いに影響するだろう切迫流産なのに、もし本当に流産されでもしたら、罪悪感を持たないだろうか?それでも同じ会社にいる人間?私には非人間的な行為であるとしか思われなかった。

話は戻って、両親は、とりあえず馴染めない価値観の中で、私があれこれ思っていたのを知っていたから、実家がそうそう居心地のいい場所ではないと思わせたかったような気がする。(笑)

そうそう女性は三界に家なしとはこういうことを言うのだろう。
病院の近くには、諸先輩方がその当時まだ働いておられたし、下手したら、

ああ!

と言って病院で合わないとも限らない。

だからお前に専業主婦は無理だって!お前は働いててなんぼやろ?

とでも言われそうである。(笑)
いえ、専業主婦そのものはいいんですが・・・。

それで、病院の売店で大福もちか何かを買って食べた。
甘ーい甘ーいあずきが効いたのか、それまでの眠気がなんとかなった。

その話を思い出すような眠さだった。
それから大きなカスタードプリンを2つ食べた。

そうしたらなんとかなり、キッチンに立つことができた。

さて、先日買い込んできた食材を片付けてしまわねばなるまい。
今日調理しなければならないのは、ぶりのあら、ひき肉2パック、それからカレイ。

時間の配分を考え、まずはぶりの下処理をする間に、お湯を沸かしておく。
一方大根はレンジでチンをしておいて、煮汁を沸騰させておく。ぶりのあらに熱湯をかけ、煮汁がに立った鍋にすべてを入れて、落し蓋をしてしばらく煮る。

その前にササッとカレイを煮つけておく。これは出来上がるのが早い。

ひき肉を餃子用とパプリカのひき肉詰めと煮込みハンバーグ用に分ける。餃子用以外は同じ味付け。
ハンバーグ用のを味付けし、練ってからまとめたら、パプリカに詰めてフライパンで焼く。
その間に圧力鍋に野菜ジュースとトマトの缶詰、ワインを少々、ローリエを入れて煮立たせ、そこにハンバーグとジャガイモと人参を入れて、煮る。

後は餃子。とりあえず餡を作っておいて、包むのは後になってもいいな、と考える。
にらを切って、白菜を切って、ネギを切って、ひき肉を合わせて調味料を入れて手で練って、それで終了。

ジャスト16時だった。
『白い巨塔』で、患者の手術が最短時間でできたと周りのスタッフに行ってより自慢をしていた財前先生のように、勝手に私は、私ってすごい!と自画自賛。(笑)
だいたいそういうときって、後でうまく行かないことが見ていて来たりするけども。

とりあえず、私は調理時間を見積もるのは結構得意らしい。
この料理とこの料理なら○○時間、あるいは○○分。
以前もホームパーティの準備をして、時間内に終わらせて、周りに驚かれたことがある。
雪かきをいかに早くいかに美しく仕上げるか?ということに命を掛けていることと同様に、時に面白くやってみる。
いつもはおいしさ追究。今日は手際を追求。
さてさてお味はどんなやら?

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