本当にもう、反省!
先日、私は小学校一年生の宿題の、漢字の書き順の一画目にマーカー引いたつもりが、二画目に引いていたのだった。
神経遣いすぎて、要は、小学校一年生だから・・・、と思い切り丁寧にしたつもりが空回りもいいところ・・・。
彼は、お家でわからなくなって、泣いたらしい・・・。
あああ、私は国語の教師ではないか!
こういうことってあるのだなあ・・・。
基本中の基本。
受験指導にカンカンになっていて、大きな生徒を叱りつけていたり(人間関係ができているからだけれど・・・。)、あれこれ偉そうなことを言っておきながら、小学校一年生の気分を損ねてしまった。
これが基本に返るということか・・・。
そう言えば、子どもたちが小さいときに、あれこれ気持ちの問題と取っ組み合っていたなあ・・・、と思い出す。
いくら受験指導が・・・、と言っても、小さいときからしっかり国語を教えたい、という思いはそろそろ実行に移すときが来ている。
小さな学びを大切に、しっかりと向き合っていきたい。
受験生ではない、小学生の男の子の後を着いて行き、お家の方にご説明するために、歩いている自分の姿が、どこかユーモラスで、そして、どこか本来の人間らしい気持ちを思い出す、なんだか日常の世界に戻ったようなひとときだった。
子どもたちが小さいころ、こういう些細な事件に必死になって、夕暮れの道を歩いたり、走ったり、車を走らせたりしたものだった。
そういうひとときひとときが、今の子どもたちの心を作ってきたのだろうと思っている。
必死だったあの頃。
些細なことをおろそかにせず、一つ一つに真剣に向き合っていたあの頃。
だから、お母さまの気持ちはよくわかるような気がする。
子育てに一生懸命な気持ち。
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