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政策③ 保育所有料化

専業主婦給料制、ワーママの保育所適正利用に続き、
今度は保育所側の政策を提案していこうと思います。

保育料無償化の問題点

保育料無償化に逆行していますが、
私個人、また、現場の人間の大半、そして保護者としては、無償化の必要性が全く分かっておりません。

現場の人間としては、理想の園に就職したのに、無償化によって誰でも選択でき、入園することができてしまうという点は、謎です。
お受験をする子が受けるようなお高い私立幼稚園にも、低所得層のお子さんが入園できてしまう。
当然、今まで受けてきた教育が異なるので、お互いの親子共々戸惑うわけです。
(政府は、そのような差も考慮していたのでしょうか?)
その差を埋めるべく、オムツ外しなど無縁だった先生方が奮闘し、
今まで浴びせられることがなかったような罵声を浴びているのも実情です。

保護者側としては、わが子を私立の認定こども園に通わせていますが、
無償化になったことで保育料という名目でお金を取れないので、
今まであったバス代の下の子割引はなくなり、環境施設充実費という名目で支払うお金が増えました。
実質かかっているお金にそうそう大きな差はないと思います。

また、無償化されるのが3歳以上(年少~)なので、我が家の4月生まれの保育園児だった三男は、3月生まれの子に比べて長く未満児といての保育料を支払いました。

そんなわけで、保育料無償化は、誰にとってメリットがあるのか保育現場側も保護者側も、首をかしげております。

保育所有料化のメリット

時代に逆行していますが、専業主婦に給料を支給することで、
保育所を利用する方が今よりも減ることが予想されます。

キャリアを大切にし、仕事を持つママは、収入があるので、多少の保育料はかかったとしても支払えるはず!!
大切にしているのはキャリアなので、「『給料=保育料』で何も手元に残らない。私なんのために働いてるんだろう(涙)」なんてことも起こらないです。

↑ これ、育休明けあるあるじゃないですか?
仕事辞めて一から探すと、今までのキャリアがパーになるから無理やり復帰して、保育園に空きがなくて高い無認可に入れざるを得ない、正社員で居続ける目的はお金のためだ~~~~~!!!
お金の心配さえ無ければ、こんな不満は生まれない。
我が家の話でもある。

キャリアを大切にしたいママたちが、安心して子供を預けられるような環境を整えましょう。
保育士の多くの願いです。

有料化の具体的な方法

さて、保育所で適切な保育が受けられるようにするために、、、。
保育料を支払うことで、保育士の給料アップ!やる気アップ!!
を目指します。
保育士は、幼児のプロ!!!
始業から就業まで、ママが頑張っている間、子どもが子どもらしくあるために、たくさん一緒に遊び、一緒に笑い、時に叱り、食育やオムツ外しも、頑張っているママのお手伝いという形で、全力サポートさせていただきます。

今、様々な保育士の不祥事が取りざたされていますが、あれは、保育士が悪いわけではない(理性が飛んでしまったことはいけないけど)です。
理不尽な保護者、話を聞けない子供、休めない環境、安すぎる給料、、、
「こんなはずじゃなかった」というイライラが積もりに積もった結果です。断言できます。

公立のこども園に勤務していると、私立の幼稚園と違って、生きることで精いっぱいのご家庭、余裕のないご家庭、周りのフォローを必要とするご家庭とたくさん関わります。
適切な家庭教育を受けていないので、語彙は少なく、4歳5歳でも意思の疎通も難しいお子さん、親御さんもたくさんいるのが事実です。
ニュースになった園でも、少なからずそのようなことがあったのではと推測ですが考えられます。

よって、私は、仕事を持つママのための、質の高い保育を提供できる、保育所有料化を提案いたします!!
(ちょっと、、、「方法」とは話がずれてしまった)

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