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神代植物公園 秋のバラフェスタに行ってきた
東京都・調布市にある神代植物公園では、10/3(火)~11/12(日)まで秋のバラフェスタが開催されています。
10月某日、天気も良好だったこの日に行ってきたら、ちょうどいい具合にバラが咲いていました。
今日はバラの香り漂う神代植物公園についてレポートします。
※私の写真撮影がドヘタなことに加え、主目的が絵の資料用写真撮影(自分がだいたいの構造などを掴める程度で十分な写真)なので、魅力が伝わるような”お芸術写真”が撮れません。あしからずご了承ください。
神代植物公園とは
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神代植物公園は、東京都・調布市にある植物公園です。開園面積501,968.22平方メートル(令和4年8月1日時点)の広大な敷地には、四季折々の植物に加え、大温室、水生植物園、植物多様性センター、ドッグランなどがあり、観賞、観察、学習、撮影やスケッチ(※)レジャーなど幅広く活用できます。バラフェスタ、梅まつり、桜まつりといった季節の花を楽しめるイベントのほか、特設展示会では年中何かしらの展示があるようで、いつ行っても楽しめて飽きのなさそうな場所です。
※撮影については、公園の一定の場所を一定の時間、排他的、独占的に使用するような場合は事前に問い合わせが必要。
入園料は最もお高い一般(大人)でも500円。お得な年間パスポートなら2,500円で、年5回行けば元が取れちゃうので、オールシーズン楽しみたい人は年間パスポートを買ってしまうのもアリだと思います。
最寄り駅からはバスでの移動(乗車時間約20分)になりますが、複数ある最寄り駅まではいずれも新宿駅から1本で行けるので、遠足・課外学習、観光旅行にもお勧めです。
秋のバラフェスタ
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今の時期は秋のバラフェスタが開催されています。単に見ごろのバラを観賞できるだけではなく、コンサート、講演会や展示会などのちょっとしたイベントのほか、10月の土日は早朝開園(朝8時~開園)もあるそうです。
秋のバラは春に比べて花は小さいものの、香りが強く、よく晴れた日の早朝~午前中に最も強く香るんだとか。早朝開園で朝早い時間に行けば、より香りを堪能できるというわけですね。
ばら園へ
私は早起きが苦手なので、まったり10時半頃到着しました。が、入り口の風景や針葉樹などを撮ってから向かったので、ばら園に着いたときには11時を過ぎていました。きっと香りのピークは過ぎてしまったと思われますが、それでも花咲くばら園に入るとバラの香りをうっすら感じました。
資料用写真撮影が主目的だった私はとにかく「いろいろ撮るぞ!」と撮影しまくりで、知識は一切頭に入ってきませんでしたが、今回はそれでよし。お勉強はいつでもできるので、せっかく来たからにはやっぱり植物そのものを観察&堪能したいものです。
では、私が特にいいなと思ったものをいくつか。
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気に入ったものはたくさんあるんですが、ここで紹介しているのは「気に入ったものの中でも、それなりに見せられる写真」に限定しています(笑)。いちばん香りを強く感じた「パパメイアン」も気に入ったんですが、いい写真がなかったので載せられませんでした。
ちなみに私、バラのフレグランスは好きじゃありません。なんか匂いが強烈で「くさっ」って感じます。だから日用品でバラの香りは絶対選ばないんですが、本物のバラそのものの香りはいいですね。ふわっと心地よい香り。香りそのものはバラのフレグランスも再現度は高いんですけど、やっぱりフレグランスだと強烈で、鼻に残る感じも好きじゃない。一瞬ふわっと香るくらいがちょうどいい。探せばそういう商品もあるのかもしれませんが、私はバラのフレグランスを避けてしまうのと、バラの優先順位が低いのできっと見つけられないでしょう。
ばら園から温室へ
気づけば時間は13時過ぎ。ここまでで3時間近く過ごしてしまいました。
ばら園の奥には温室があるので、せっかくだから覗いてみます。熱帯植物もめったにお目にかかれませんので、この機会は貴重です。
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温室というから暑いかなと思ったんですが、そこまで暑さは感じませんでした。暑いの大嫌いな私でも平気です。
温室の建物内には熱帯植物や多肉植物だけではなく、ラン室、ベゴニア室もあります。こちらは鮮やかな花がずらりと並び、ハンギングもたくさんあって室内が華やかです。
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ダリアの誘惑
温室を出た時点で14時半。さすがにお腹が空きました。調布といえば深大寺蕎麦! というわけで、急いで蕎麦屋を探して深大寺蕎麦を食べるぞと意気込んでいたんですが、正門に戻る途中で鮮やかに咲いているダリアに目を奪われる始末。やばい、美しい。
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ダリアに見惚れて気づけば15時半。「遅くなったけど、今度こそ飯だ、蕎麦食うぞ!」と意気込んでいたのに、チケットを見ると入場時間は「16時まで」。蕎麦を食べに行ったらもう再入場できません。困りました。
悩んだ末、残りあと30分、まだ見ていないところを急ぎ足で見ることに。
売店チェック
ばら園と逆方向に歩いていくと売店がありました。バラ関連のお菓子やグッズがずらりと並び、近くのテントでは苗木も販売されていました。
売店の一番人気は「バラソフトクリーム」(400円)らしいですが、完売。でも私はソフトクリームよりも「バラ饅頭」(160円)のほうが気になったので、一つ試し買いしてみました。
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個装されているので、複数買ってお土産にしてもよさそうな品です。が、このときの私は昼飯を食い損ねているので、これはもう食うしかなかった。
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一口かじるだけで、口の中にふわっとバラの香りが広がります。でも香りはそんなにダラダラと持続することはなく、癖もないので食べやすいです。味は山芋の甘味がしっかりする薯蕷饅頭でおいしい。お土産向きの品だと思いますが、セット販売されていない(?)っぽいので、あまり大人数に配るお土産には適さないかもしれません。
蕎麦を食わせろ
「せっかく神代植物公園まで来たのに、深大寺蕎麦を食えないのはなんか悔しい。蕎麦を食わせろ」
16時に公園を出た後も未練タラタラな私は、とりあえず目についた蕎麦屋さんを覗いてみました。が、すでに店じまい。「本日分のそばは売り切れ」だそうで、どんだけ人多いんだろうと思いました。
周辺の事前調査では、公園付近にはたくさん蕎麦屋があったと思ったんですが、さっと行ける距離にあってその場ですぐ見つけられたのは2軒。その2軒とも閉店でした。深大寺蕎麦を食べたかったら、もっと計画的に回らないとだめそうです。
結局、この日の私の昼飯、バラ饅頭1個。おわり。
こんな昼飯で終わってしまいしたが、意外と体力には余裕がありました。座ったのはバラ饅頭食べたときくらいで、あとはずっと立ちっぱなし歩きっぱなし、帰りのバスも立ちっぱなしでしたが、特に疲れは感じませんでした。朝からしっかり食べたからか、疲労や空腹を忘れるくらい夢中になっていたからなのかはわかりませんが、体力に自信のない人やちゃんと食事をとりたい人、食べたいものがはっきりしている人は早めに売店なり周囲の飲食店なりに行きましょう。遅くなると私のように食い損ねます。
今回見て回った範囲
この日の私の移動範囲はこちら。
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朝10時半頃~16時までいて、全体の3分の1も回ることができませんでした。私が撮影しまくりでスローペースだったというのもあると思いますが、5~6時間程度では園内全部見て回れないくらい見どころが多くて広いといえるでしょう。
これだけのボリュームで、しかも季節によって咲いている花が違うので、年4回来ても楽しめそうなのがすごいところです。また違う季節に行ってみたくなります。
神代植物公園へのアクセス
そんな見どころ満載の神代植物公園へのアクセスは、前述のとおり「新宿」駅からスタートできるので、東京観光に来る人にもお勧めできます。
鉄道の最寄り駅は、JR中央・総武線(中央・総武各駅停車)の「三鷹」駅と「吉祥寺駅」、京王線の「つつじが丘」駅と「調布駅」。これらの駅からバスで約20分。中央・総武線も、京王線も、新宿から乗ることができ、「三鷹」も「吉祥寺」も「つつじが丘」も「調布」も、新宿駅から20分程度(あるいは以内)で到着します。
ただし、停車駅には要注意。中央線で「中央特快」に乗ると吉祥寺には停まらず、京王線で特急に乗ると「つつじが丘」には停まりません。「電車よくわからないよ」という人には「三鷹」か「調布」での下車をお勧めします。
「三鷹」駅、「吉祥寺」駅、「つつじが丘」駅、「調布」駅に着いたら、あとはバスに乗ります。
「三鷹」駅・「吉祥寺」駅の場合
小田急バスの〈調布駅北口行き〉、または〈深大寺行き〉に乗車し、「神代植物公園前」下車。
私は今回「三鷹」から行きました。バスの本数は〈調布駅北口行き〉のほうが多いようです。
「つつじが丘」駅の場合
駅北口から京王バスの〈深大寺行き〉に乗車し、「神代植物公園」下車。
「調布」駅の場合
小田急バスと京王バスどちらも使えます。
小田急バス(12番乗り場)で〈吉祥寺駅行き〉、または〈三鷹駅行き〉に乗車し、「神代植物公園前」下車。
京王バス(11番乗り場)で〈深大寺行き〉に乗車、「神代植物公園」下車。
車でアクセスする場合は駐車場が使えるそうですが、行楽シーズンは非常に混雑するそうなので、公共交通機関の利用がお勧めだそうです。詳しいアクセス方法は神代植物公園のWebサイトをご覧ください。
https://www.tokyo-park.or.jp/jindai/access.html
以上、神代植物公園・秋のバラフェスタレポートでした。
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