日記18-仕事をやめた今、考えていること。
お久しぶりです。無事就職したものの、1ヶ月で仕事をやめた陽毬(ひまり)です。
仕事をやめて暇なはずなのに、なかなか筆を取る気になりませんでした。なぜならば、次のステップについて考えていたからです。
今日急に文章を書く気力が湧いてきたので、考えがまとまったと言い切れませんが、ひとまず思考の整理をかねて何か書こうと思いました。
仕事を辞めると決意したわけ
やりたかったことを仕事にできたことは非常に嬉しかったです。しかし、通勤時間込みで一日あたりの仕事に費やす時間を考えると、かなりの時間が取られます。
もちろん、初めての仕事だし少し苦労しても経験を積んで成長したい思いはありました。でも寝不足のまま週5で4時間通勤する生活を続けたら、成長云々を語る前に体を壊しそうで怖かったです。(ちなみに私の適正な睡眠時間はおそらく8時間半。休日に多めに寝ても一週間分の睡眠負債を解消できなかった)
健康を何よりも大事にしたいと思うようになった私ですが、じゃあ、通勤時間を短縮させるために実家を離れて一人暮らしするの?と自分に問いかけました。色々考えて出た結論は、「一人暮らしをしてまでこの仕事をしたいと思わない」です。(というかそもそも仕事したくない(いきなりの暴言))
このまま通勤を続けられる自信もないし、他人にこれ以上迷惑をかけたくないという思いもあって、仕事を辞めることにしました。
詰まるところ、今回仕事を辞めたのはワークライフバランスの大切さを身をもって痛感したからです。
ワークライフバランス
今時よく耳にする言葉、「ワークライフバランス」。少し前に私が書いた記事には、仕事探しの際に「やりがい」、そしてその次に「給料」を重要視したという話が書いてありました。
……おかしい。なんでワークライフバランスについて一言もなかったんだ!?
考えなかったわけではない。しかし記事には書かなかった。つまり当時は、そこまでワークライフバランスを気にしていなかったというわけです。
しかし今の私にはわかりました。ワークライフバランスは私にとって一番重要だということを。この事実をはっきりさせただけでも、今回の仕事経験は価値があるものだと私は確信しています。(ポジティブ)
「みんなこうしてきた」
今回私が仕事を辞めた直接的な理由は「通勤が長すぎたから」ですが、実は、通勤に関する議論はすでに多く行われてきました。
一番整備されている都市に仕事が集中しているので、家賃が比較的安い隣の市に住んで、市を跨げて通勤することが普通です。そのくせ、通勤の手段である交通インフラは整備されていません。何十年経った今でも整備が終わっていないし、いつ終わるか目処すら立っていません。
私も通勤の問題点について他人に話したことがあります。ただ、通勤の不便さに慣れてしまった人たちは口を揃えて、「みんな同じ状況だし、通勤に慣れるしかないよ」と言います。
社会が変わらないから、社会に適応できるように努力するしかないと。
みんながこうしてきたし、今もこうしている。だからあなたもこうするべきだと。
息苦しいです。
自分が他の人とは違うと主張したいわけではありませんが、不合理な物事に対して文句を言ったり、拒絶したりすることくらい許してほしいもんです。
結局受け入れるしかないという結論に辿り着くかもしれませんが、その前に少しだけ足掻いてみてもいい気がします。ていうかします。通勤嫌すぎる。
選択肢があるからこんな甘えが許される
「辞めたくても経済的な考慮で辞められない人もいるんだぞ」と思う人もいるかもしれません。これに関しては本当に「おっしゃる通りです」としか返す言葉がありません。
そうです。「仕事をすぐに辞めてもいい家庭環境」に恵まれているからこそ、私は今こんなふうに家で仕事探しについてゆっくり考えられます。はっきり言って「甘え」ではあります。とはいえ、甘えることが許されるのなら思いっきり甘えさせていただきます。余裕がなかった頃に深く考えてこなかったことを改めて考える機会を与えられた私は幸せ者です。
両親には本当にとても感謝しています。娘が迷走しているという悩みから両親を解放したい気持ちは山々ですが、もう少々見守っていただけると幸いです…
仕事は辞めたけど…次は?
大学院で研究してた頃は研究職につきたいと考えていました。研究は面白いし馴染みがあるから。加えて、面白く感じた仕事が他になかったから、と深く考えずに就職方向を決めました。
しかし、これからも研究職を探すのであれば、通勤時間をなんとかしないと、研究職への道が断たれたといっても過言ではありません。
そこで、他の業界への就職についても考え始めました。修士時代にろくにやってこなかった業界研究をすることにしました。付けが回ってきたという感じですが、まあ修論研究を頑張っていた頃は本当に余裕がなかったので、後悔はしていません。
それから、仕事探しに条件を設けすぎると選択肢がかなり限定されてしまうので、条件に関しては優先順位を明確にし、それらに基づいて就活しようと思っています。
最後に
またゼロから仕事を探すことになりました。研究以外私には何ができるの?と不安になる毎日ですが、日々勉強することを怠らず、考え続けていきたいと思います。
まあ、ゆっくり道を模索していきますよ。
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