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日記14-仕事が見つかった話。

どうも、陽毬(ひまり)です。

最近まで就活していましたが、やっと一社から内定をいただきました。嬉しい。仕事内容は興味を持てるもので、しかも新しいことがたくさん学べそうなので、とりあえずやってみようという気持ちで入社する予定です。


就活を経験してみて

就活をやってみて実感したことがあります。それは、丁寧な言い回しで「あなたは弊社にいらない」と宣告されるのは結構堪えるということでした。ただの価値観の相違によるものかもしれませんが、それでも理由がよく分からないまま拒否され続けると、自分に問題があるから選考に落ちたのではないかと疑いたくなります。就活の日々は、自己懐疑を繰り返す日々でした。はっきり言って病まなかっただけで自分を思いっきり褒めたい。私ってば本当に偉かったなあ。(自分に激甘)

就活前からずっと、就活はメンタルに非常に不健康なものだと思ったいましたが、今回経験してみて案の定でした。私の中の「もう二度と経験したくないこと」ランキング上位に入ることが決定しました。


現実的すぎる親の反応

さて、採用を知らされた私はどうしたかというと、内定もらえて嬉しい!早く家族にも教えてあげよう!!と思ったわけですよ。ウキウキ両親にこのことを話したら、基本給を聞いた母が、ちょっと申し訳なさそうに、言いにくそうに口に出した言葉は、「ちょっとお給料低いね」でした。

それを聞いた瞬間、「カッチーン」という音が頭の中に大きく響きました。言われなくてもわかってるわ!!!と内心大荒れな私でしたが、否定もできないので返す言葉がなく、ただ黙り込みました。そうしたら父が、新卒なんかこんなもんだし、一番重要なのは入社後どのくらい学べるかだ!と助け舟を出してくれました。母への怒りを表に出さずに鎮めるため、私はさりげなく(?)話題を変え、どうにか喧嘩にならずに済みました。

就活中から薄々気づいたのですが、悲しいことに、母は私の仕事内容に何の興味もなく、お給料と家からの距離にしか関心がないようです。その親心をなんとなく理解できる。要するに「楽して稼げる」仕事をして欲しかったと思います。ただ、今時そんな仕事を私なんかが見つけられるわけがないという事実を、なぜか彼女にはとても理解し難いようです。


私の仕事に対する態度

私が仕事を探す際に最もに大事にしているのは、「仕事のやりがい」です。そもそも、私は「生活が成り立つために仕事をしたい」のであって、「仕事をしたい」からではありません。「出社→仕事→退社」を繰り返す毎日を過ごさないと生きていけないのなら、せめて面白いかつやりがいのある仕事じゃないとやってられないと思ったからです。楽して稼ぐことは現実的ではないので、せめて楽しく稼ぐことができれば、生きるために「仕方なく」している仕事でも、少しマシになるのではないかと考えました。

面白さもやりがいも感じられないような仕事を選んだ日には、仕事は苦痛にしかならなりません。というわけで、私は給料よりもやりがいを重要視することにしました。(と言っても新卒の私には高給料の仕事を見つけられるわけもなかった)

とはいえ、やりがいの次に来るのは、やはり給料です。正直、給料が提示された時、院卒でこれ?って私も思いました。しかし、就活中に色々情報を収集しているうちに、あまり期待しなったのも事実です。何せ仕事経験なし。しかもこのご時世。この業界。給料に関しては正直仕方ないとしか言えません。


矛盾

しかし、本気で仕方ないと思っている反面、私は心のどこかで自分を説得しようとしている意図が隠れていることにも気づいていました。

友達や家族の紹介、いわゆる「コネ」があれば大企業に入る難易度がかなり下がるということ(悪い意味ではなくただ事実を述べているだけ)をあらためて思い知ったからです。なぜか世の中には大して努力しなくても楽な道を歩める人がいる。そして精一杯生きてきた人が同じように楽に生きていけると限らない。その事実はいつも私を苦しめています。まだ本格的に社会人になれていませんが、すでに世間の不平等に辛い気持ちにさせられています。

あまり人と比べるのが好きではないのですが、比較することをまだやめられずにいます。皆はそれぞれの悩みを抱えているから、綺麗な一面だけを見て羨むのは愚かなことです。そもそも、他人に妬む暇があれば、自分の能力を高めることに集中した方がよっぽど自分のためになります。他人と比べないこと。これからの人生において解決すべき課題の一つなので、こうして書き留めることにしました。


最後に、私のライフプランについて

もう一回強調すると、私は仕事をあくまで「生活が成り立つため」の道具として考えています。さらに補足すると、「過ごしたい生活が成り立つための道具」だと私は考えています。なんとか自分の価値を上げつつお金をたくさん稼ぎ、いずれ仕事を辞めて自宅でやりたいことにだけ時間を費やすことが目標です。

もうちょっと具体的に言うと、私は「入社して学ぶ(自分の社会的価値を上げる)→お金をより多く稼ぐ(転職・投資)→仕事しなくてもいいくらい稼いだら仕事辞めて趣味に時間をかける(同時に投資を続ける)」という人生計画を立てています。めちゃくちゃ上手くいって欲しい。定年まで週五仕事に行く生活を続けたくないです。

結構難しい人生計画だと自覚しています。実際、定年までに退職してやりたいことをやる人なんてほんの一握りしかいません。だからこそ、現在の私にできることは、仕事に真摯に向き合い、自己成長を図ることだと思います。「未来を見据えて今を生きる」ことをモットーに、入社して新社会人として頑張ろうと思いました。

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