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日記16-新しい生活に適応する日が来…ないかもしれない話。

どうも、新社会人になった陽毬(ひまり)です。

ワクワクした気持ちで入社して早一週間。今はもう辞めたい気持ちでいっぱいです。早すぎやろって自分でつっこみを入れつつ、仕方ない気持ちも多少あります。

今日は入社一週間経った私が思ったことについて話そうと思います。

*投稿は予定よりだいぶ遅くなったので、時系列がおかしいのはそのせいです。


通勤時間が長すぎる問題

少し前にnoteにも書きましたが、仕事を探すにあたって、私は「やりがい」を最も重要な要素として考えていました。

仕事が見つかった時、私は仕事の内容自体にやりがいを感じながら、ある不安を抱えていました。

その不安とは、自由と精力を奪う「通勤」のことです。

私がいる地域は人口の多い地域のはずなのに、なぜか交通インフラがあまり整備されていません。

そのせいで、すぐ近くに行きたくても、バスがなかったりします。その場合、スクーターとか車で行かないといけません。また、バスがあっても運行本数が少ない上、結構遠回りするので、近そうに見えてもある程度の移動時間が取られます。

通勤は今回の仕事で一番大きな障害になる可能性は事前に考えていましたが、振り返ってみると当時の私は楽観的すぎたようです。

会社に通い始めてすぐ、通勤は思っていたより洒落にならないと気付かされました。

「やりがいのためなら少し遠くても…」と思っていた頃の自分をぶん殴りたい。

少し遠いどころではない。遠すぎ……

やりがいなんかを感じる前に、私は今すでに通勤のやばさにつぶされそうになっています。

私は仕事に行くために何回か乗り換えをしないといけません。

通勤時間片道1時間半から2時間。

しかもこれは運良く全ての乗り換えに間に合った場合の時間です。

朝は通勤ラッシュを避けて早めに家を出るので、そこまで苦ではありませんし、乗り換えは今のところ順調です。

しかし、仕事終わりだとどこでも混んでいるので座れないことが多いし、乗り換えに間に合わなかったらまた半時間くらい待たないといけないし、渋滞につかまったらバスが永遠に目的地につきません。

入社初日の帰りにようやく乗れたバスに揺られながら思ったのは、「これからこんな生活を送っていくのか…」ということでした。

家に帰ったのは夜8時。遅すぎる夜ご飯を食べてシャワーを浴びて少しストレッチしたらもう10時。次の日も朝起きれるようにもう寝ないといけなかったので、横になりました。

自由に使える時間がほぼありませんでした。

通勤中に読書することもできますが、結局早起きで疲れて、行きも帰りもただ座って休んでいました。(なんなら帰りは座席がないことが多く、立ちっぱなしで休むことすらできない)

寝落ちる前に、「まだ初日だし、慣れたら何も思わなくなるかも」と自分に言い聞かせました。

でもやはり、「こんな生活に慣れなければいけないのか」と、途方のない迷いと恐れを消せませんでした。

その夜、思い描いていた仕事生活と現実とのギャップに直視させられ、少しだけ泣きました。


自分で選んだ仕事のはずなのに…

通勤に対する不安も考えた上で選んだこの仕事。普段よくよく考えてから物事を決める私ですが、今回の件に関しては考えても答えが出なかったので、心のゆくまでとりあえずやってみようの精神で、思い切ってこの仕事を受けることにしました。

期待を胸に入社したものの、心配だった通勤がやはり仕事を続ける際の障害になりそうで、とても嫌な気持ちです。

とはいえ、自分で選んだ仕事だから、弱音を吐くことに抵抗感がありました。始めたばかりで弱音を吐くなんて情けないと、通勤への不安に関しては家族にあまり多く語れませんでした。

長い通勤による睡眠時間の減少がもたらす影響が早速体調に現れ始めましたが、まだ適応期だしストレスから来たものかもしれないと思い、もう少しやってみようと一人でこっそり決めました。

しかし、だからといってずっとこの生活を続けられるかと言われると、正直かなり厳しいと思っています。なんなら来週あたりに辞表を出すのも不思議ではないほど、通勤が苦痛だったからです。

とまあ、不安を抱えながら不慣れな仕事を頑張ってこなしていたわけです。


辞めたい気持ちに油を注がれ…

ある日同僚と話をしていると、ずっと心配していた通勤についてさも私自身が何も考えていないかのような言い方をされて、悔しさと怒りを覚えました。

多分私のために言ったのでしょうが(どうにかデリカシーがなさすぎる同僚のフォローをする)、言われ側としては「そんなこととっくに分かっとるがな」としか。

「でも」でなんとか言い返してみたのですが、どうやら私の黙れサイン(ver.やんわり)は通じなかったようで、その人はさらに言いたいことを言い立てました。

結局その人とのコミュニケーションがすごくストレスになってしまい、その後その人がいないところで(しかし他人の前で)涙を溢してしまいました。

言いたいことがあるけどそれを言おうとしたら涙が出ることは、HSPによくあることらしいです。

今まで正直、私自身がHSPであることをあまり感じたことなかったのですが、今回の件ではっきりと自分がそうだと自覚しました。

そもそも他人の前で泣くのはあまり好きではない。泣くことによって嫌な話題を強引に終わらせるのはある種の甘えだと思っている節があります。空気が重くなるしなんだ感じ悪い。

それでも涙が自然と湧き出る。

そして、柔軟な対応が求められる対面での交流が非常に苦手だということを再認識させられる1日でした。


解決策は強いて言えばある。が……

とまあ、人の言い方が悪かったのを責めてばかりでもどうにもなりません。他人の言葉で動揺してうまく返事できなかった私にも非があるので、もう気にしないことにしました。

ただもっと現実的な問題が目の前に突き出されました。

これからどうする???

通勤時間が長いといっても、解決策は一応ないわけではない。

しかし、詳しいことは省きますが、自分なりの理由があってそれらの解決策を全て考えた上で却下しています。

通勤手段を変えるのはそもそもあまり他に選択肢はないし、通勤時間の短縮にあまりならない。

職場に近い場所で部屋を借りるのは自分の都合上考えていない。

今思い返せば、この仕事を受ける際に、通勤に耐えられるのなら続ける、耐えられないのなら辞める、という感じで物事をごく単純に考えていたかもしれません。

甘えと思われるかもしれませんが、別に私自身としては始めたばかりの仕事にそれほど未練がありません。

欲しかった仕事だし、面白そうだけど、結局やりがいと通勤時間と給料のバランスが崩れていたら、長続きができません。

そもそも今冷静になってみると、片道2時間って何?1日って24時間しかないんだよ??通勤なんかに時間を費やすよりもっと有意義に時間を使いたい。

それでもどの会社に就職しても、実家から通勤することになるとそれなりに時間がかかりそうです。次の仕事を探すなら、少なくともリモートワークができる会社がいいなぁ。(もう辞めることしか考えていない)


最後に

週末が終わるまでにこの仕事をどうしたらいいかについての結論を出せませんでした。

もう少し頑張ってみたい気持ちもありつつ、こんな生活が続くくらいならいっそ辞めようという気持ちが激しくぶつかり合っています。

今のところ、「とりあえず来週の状態を見て決める」の方針で行こうと思います。

それはそうと、辞めたい気持ちが出始めた今、仕事中の集中力とモチベーションが持つか心配です…(現にもうその片鱗を感じ始めている)

「どうせ辞めるし…」みたいな態度で仕事をするのは失礼だし迷惑だと思うので、頑張って心を無にしていきたい。

今週のまとめは:
理想は美しい。現実は厳しい。

涙を流す日々もあるけれど、自分にとってのベストを常に考えながら生きていきたい。

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