社内SEに向いてる人・向いてない人〜前編〜
社内SEに向いてる人とは?
社内SEに向いてる人ってどんな人だと思いますか?
私自身も向いてるとは言い切れませんが、一応約2年社内SEとして頑張っています。
エンジニアの人であれば、一つの職種の選択肢として存在する社内SEですが、向き不向きはあると思います。
社内SEに興味のある人にとって、ひとつの参考として読んで頂ければと思います。
前編は、向いてる人について、後編は、向いてない人について書きたいと思います。
前提として、何か本で読んだとかではなく、私の約2年間という短い社内SEの実務経験に基づいています。
なので、もしかすると的外れなことを言ってるかもしれません。もし、見当違いのことを言っているのであれば、指摘をお願いします。
そんな独断と偏見に基づく私の話に少しお付き合い下さい。
向いてる人の3つの特徴
①一人でなんでもやりたい人
社内SEは基本的に少数精鋭です。システム開発もすれば、インフラ管理運用もします。
広く浅いスキルが求められてきます。
エンジニアであれば、一つのスキルを極めるプロフェッショナル的な方を目指す人もいるかもしれません。
もちろん、社内SEの仕事でもそれを目指すことはできます。ただ、社内SEの仕事って細かいんですよね。
一つの担当だけやってれば良いというのは、よっぽどの分業制が取れてる大企業でもないと難しいです。
多くの中小企業は、複数の業務をこなせる必人材が好まれます。スキルアップという意味でも、その方が成長しがいがありますしね。
②検証好きな人(ルール決めが好きな人)
最近は、検証のことをPoCと言ったりしますよね。社内SEは、PoCをよくやると思います。
例えば、新しいシステムを導入するため、新規サーバやNW機器を構築するため。
社内SEは、社内に何かを導入したりする立場なので、その検証を行うことも多いです。
ただ、単に検証すれば良いというわけでもないです。検証して、いざ社内に導入するとなれば、社内のユーザーが使うためのルールを決めなければいけません。
セキュリティ面やアクセス権限、管理運用面等を考慮して、社内独自のルールを決める必要があります。
検証から始めて、最終的な導入というゴールまでの道筋を描いて、みんなが快適に安全に使えるよういろんなことを整備できる人が向いてます。
③業務で社内の人と関わるのが好きな人
これは言わずもがなですね。
社内SEの仕事は、社内ユーザの業務を快適にするためでもあります。ヘルプデスクは基本中の基本。
そのため、いろんな部署の人と関わります。年が離れているからとか、管理職だからとか、女だから、社長だからとか、関係ありません。
立場の違いはあるにせよ、ユーザには分け隔てなく平等に接する必要があります。
ただ、トラブルを解決すれば社員の人から「ありがとう」と言ってもらえます。そういう意味では、非常にやりがいを感じる職種だと思います。
人と喋るのが好きな人、人と関わるのが好きなにとっては、この上ない仕事だと思います。人とたくさん関われて、それで感謝されるわけですから。
向いてる人を一言でまとめると・・・
極端な言い方をすれば、単独プレーが好きな人。個人の裁量が大きい分、責任も大きくなりますが。
自走(自立)する人
一言で言うとそういう人なのかもしれません。
ある意味、チームプレーが苦手で、仕事をみんなと分担してやるより、自分のテリトリーとしてプライドを持って働く人が社内SEに向いてるのかな、と思いました。
ただし、周囲との報連相も忘れずに。