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読書熱が冷めてしまう原因と対策を考える

急に訪れる「読書熱」に備える

一時的に「読書熱」が沸き起こることってないでしょうか?

思い立った最初の1週間くらいは楽しく読書が出来ると思います。

問題なのはそこから。

次第に読みたい気持ちと1日に読める量が不釣り合いになってきます。

読みたい気持ち<1日に読める量みたいな感じで。

例えば、読みたい本が増えることで、時間が立つにつれて読みたい本が棚に日々蓄積していきます。

その一方で、1日で読める量には限界がありますよね。読む時間がないときだってあります。

そのうち読みたい本が渋滞していきます。

読むことがタスクに感じてきて、読書することが億劫になります。

積み上げられていく本からプレッシャー・焦りすら感じ始めます(笑)

結果として、当初あった「読書を楽しむこと」ができなくなってきてしまい、最終的に読書熱が冷めてしまいます。

私はこうした経験が大体四半期ごとに訪れます(笑)

ただ、これって結構勿体無いなと。

せっかくなら読書熱は維持していきたいですし、せめてもともと読む予定の本くらいは熱が冷めないうちにすべて読み切りたい(結局ほとんど読まずにメルカリ行きになる本も数知れず‥)。

導入が長くなってしまいましたが、今回はそんな読書熱を一過性のものにせず、安定的に楽しく読書を維持するための対処法について考えてみたいと思います。


読書熱が冷めてしまう原因とは?

ガリレオっぽく言うと、すべての事象には原因があると(笑)

読書熱が冷めてしまうことも同様で、そうさせてしまう要因があると思います。

考えられる原因として3つほど挙げてみることにします。

1.本は1冊まるまる読みたいという使命感
2.未読の本が永遠に積読されていく
3.並行して本を読みすぎる

1.本は1冊まるまる読みたいという感情


本って隅から隅まで全部読みたい、むしろ読まないといけない気持ちがあると思います。義務的な。

ただ、気にするあまり読書が進まないことに萎えてしまい読書を断念してしまう、負のスパイラルにつながっていきます。

2.未読の本が永遠に積読されていくこと

読書熱があると次から次に読みたい本が出てきます。本屋で衝動的に買ってしまうことも。

ただ、そうした本が積み重なっていくことで区切りを見失い、永遠に読み切ることができない終わりのない状態に陥ります。

読書好きの人にとっては最高かもしれませんが、そうでない人にとってはだんだん苦痛にすら感じてきます。

3.並行して本を読みすぎる

並行して本を読むこと自体は悪いことではないですし、色んなジャンルを飽きずに読む上でもむしろ必要な読書法だと思っています。

ただ、並行しすぎると1冊の読むスピードが落ちて全然本を読み進められなくなってしまいがちになります。

読書熱を冷まさないための3つの対処法

考えられる原因として3つほど挙げたので、それぞれの原因ごとに対策を考えます。

考えたのはこの3つ。それぞれどういうことが深ぼっていきます。

1.本は買ったその日のうちに1周する
2.未読本のストック上限を決める
3.並行で読む本は3冊まで


1.本は買ったその日のうちに1周する

私自身読書する上で、一番重要視していることです。もちろん小説とか例外はありますが。

原因の1つ目として上げている「1.本は1冊まるまる読みたいという感情」を気にするあまり、読書が進まないことに萎えてしまい読書を断念してしまうことが多々ありました。

その対策として、買ったその日のうちに1周することが重要だと考えます。

ここでの1周とは、「目次を中心にざっと目を通す」という意味合いです。隅から隅を読めというわけではないです。

100~200頁程度の薄い本なら、1日で読み切ることは可能かもしれませんが、300頁以上になるとさすが無理、もしくはそんな時間を避きたくないですよね。

そういうときには、1日に無理して時間を割いて読み切ろうとせず、目次を中心に全体像を把握して本の結論もしくは自分が知りたい内容について把握することで1周したとみなします。

全体的に1度目を通すだけで1冊読んだ達成感と、2回目読む余裕が生まれてきます。

余裕が生まれることでその本を読むことのハードルを下げて読み返す気持ちに繋がってきます。


2.未読本のストック上限を決める

原因の2つ目として上げている「2.未読の本が永遠に積読されていくこと」を止めるためには、上限を決めることで回避します。

私の場合は5冊までと決めています。

読みたい本があっても5冊以上未読の本が溜まっている場合は買う気持ちをぐっと抑えます。

読みたい本のタイトルをメモしておいて、5冊以下になったら買うようにしています。


3.並行する本は2冊まで

原因の3つ目として上げている「3.並行して本を読みすぎる」の解決策は、対処法2つ目同様に上限を決めることだと思います。

私は並行して読む本は最大2冊までに決めています。

最初は3冊でいけるかなと思いましたが、やはり進み具合が自分にとってちょっと遅すぎる感じがしてやめました。

結果2冊で落ち着きました。

決して読み終わることが目的ではないですが、読み終わる達成感みたいなものは、私にとっての読書を楽しむ・継続するための一つのモチベーションになります。


一過性の読書熱にならないように

読書熱を冷まさないための原因と対策について整理してみました。

意外と私の同様、つまり一過性の読書熱を維持できない人っているのではないでしょうか?

似たような悩みを持った方、もしくは読書はしたいけどなかなか続かない人にとって少しでも参考になれば幸いです。

読書熱が冷めないこと重要ですが、その一方で本への出費は生活費を圧迫しないように気をつけたいところ。

本の費用を節約するために気をつけていることは別記事でまとめいます。こちらも良ければご参考に。

>> 本の出費を抑えるために実践している4つの方法

最後まで読んでいただきありがとうございました。