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【イギリス旅4日目】セブンシスターズの絶景で無言になる

4日目。ウォータールー駅の2階で優雅に朝食。実はこの「English Breakfast」をイギリスに来てから毎朝食べている。要は伝統的なイギリスの朝食で、日本で言うと多分「ご飯、漬物、味噌汁、焼き鮭」みたいな朝食だ。

朝から油っこくて結構タフなのだが、日本でも毎朝カレー400gかカルボナーラ300gしか食べない私には全然大丈夫だった。

そして今日はロンドンからちょっと足を伸ばして都会から自然に行く。まずはブライトンという海辺の街へ。

ブライトンは東京でいうところの湘南みたいなもんだと思う。ロンドンから電車で1時間ぐらいだった気がする。そこまで大きな街ではなく、かといって田舎でもないちょうどいい感じ。まさに鎌倉のような、小さな商店がたくさんあるみたいなリゾート地。

今回目指すセブンシスターズという場所はブライトン駅からさらにバスに乗って40分か50分ぐらいだった気がする。

ちょうど我々がブライトンに着いたぐらいで雲が割れて日光が差し始めた。さすがはリゾート地。

二階建てバスからの車窓。

すでに美しい。家がイギリスの田舎っぽい。

こんなところでフットボールをしてみたいものだ。

羊がめっちゃいた。

と、こんな感じで車窓に興奮していたらどうやら降りるべきバス停を過ぎてしまったので一旦降りて乗り換え。

降りたバス停の前にも可愛い家がある。まったく飽きない。しかしここでG-DRAGONみたいなアジア人の集団が来て一気に騒がしくなってしまった。まあ向こうからしてみてもなんでこんなとこに日本人いんだよって感じだと思うが。

相変わらず車窓からの景色は綺麗。

Windows感がすごい。

そして目的のセブンシスターズ近くのバス停に到着。

バス停からちょっと歩くとすぐ絶景。バス停からセブンシスターズまでは湿地帯になっている。なんか言い表せないけどイギリスの夕日と日本の夕日は違う。

謎の砦みたいのもある。

こういう景色を右手に見ながら海まで30分ぐらい歩く。

そして海まで出た。

この海の向こう側はフランスで、ここはドーバー海峡らしい。「ドーバー海峡とか泳ぐの楽勝っしょ」って思ってたけどまったくフランスは見えなかったし、意外と潮の流れが強かった。当たり前だけど。

そしてこれがセブンシスターズ。要は崖の名前。見ての通り白い。白いのは石灰岩で、もっと言うと白亜。黒板で使うチョークの語源にもなったやつ。

この下の海岸はほとんどが貝殻みたいなやつでめちゃくちゃズボズボ埋まって歩きにくい。正直ここでも景色的に満足なのだが、なんか見た感じ道がありそうなので、あの崖の先端まで行くことにした。一緒に行った後輩はここらへんから疲れ過ぎてまったく喋らなくなった。

登ったら意外と速いもので、たぶん30分もかからず登れた。めっちゃハアハア言ってたが。あの砂浜がさっき居た場所。

やっぱ登って良かった。登らないと見えない景色はある。実はここは映画「ハリーポッター」のクディッチW杯のロケ地となった場所らしい。

崖が7つ飛び出たところがあるからセブンシスターズ だとこの景色を見ればわかる。

とにかく風が強くて、柵もないので最高に開放感がある。実際に崖から落ちて死ぬ人も全然いるらしい。でも柵を付けないのが素晴らしい。自然は自然のままにしといたほうがいい。

もう日暮れだったので観光客はほとんどいなかったが、カップルが2組ぐらいいて「ああ、最高のデートスポットやなあ」と思った。

日が沈む最後の最後まで美しい。

月がめちゃくちゃ明るかった。

日が沈んでからも美しい。マジで最高の場所だった。

無事にブライトンへの終バスも乗れて、街に帰ってきた。せっかくなのでブライトンのパブで晩飯を食った。まったく情報がなかったので外から見て繁盛してそうな、そして看板がいい店。

フィッシュアンドチップスとピザ。そしてビール。なぜ写真がブレてるかはわからない。相当疲れてたのだと思う。ここのビールついでくれたお姉さんが気風がよくてビールについていろいろ教えてくれた。観光地の人は優しい説。

メシ食った後にブライトンの街をブラブラしてみた。熱海にありそうな寂れたゲーセンがあったので入ってみる。めちゃくちゃコインゲームをした。

イギリスのコインゲームはすごい。コインがそのまま現金だ。

我々は2人で中学生ぐらいの心情に戻り、一心不乱に欲しくもない謎のキーホルダーを落とそうとコインを注ぎ込みまくった。結果的に数個のキーホルダーを得て、イギリスのゲーセンもちょろいなとホクホクとして駅に帰った。

夜のブライトン駅もムードがある。

とにかく移動して歩いてビールも飲んでヘトヘトだったのでここからはあまり覚えていない。と言ってもただロンドンに帰るだけだ。

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