2022年の個人的ニュースTOP12

2022年も色々なことがあった気がするが、パッと思い出せないので特に大きなことはなかったんだと思う。去年と一緒で自分のツイートとスマホの写真を見返して「そういえばあったな」的なことが12個もあったので総括する。

北京オリンピック関連の仕事をする

同業の前職の先輩と打ち上げた

2月にあった北京オリンピック関連の仕事で日本チームの責任者を務めた。これまでもグローバルで横断してのプロジェクトはあったが、オリンピック規模での経験はなかった。結論から言うと数字的には大成功だった。東京オリンピックでの経験から今回はやらないことをはっきりと決めて、それ以外はバッサリと捨てるみたいな選択と集中をしたのが効果的だった。当たり前のことだけど、ファンクションごとに進捗を管理する、ボスに結構細かく進捗を報告することは自分にとっても有益だなと、マイクロマネジメントされるのが嫌いな自分には発見だった。あとこの時のプロジェクトボスがめちゃいい人でマネジメントとはかくあるべきと学んだ。この仕事がきっかけでW杯の担当も任せてもらえた。ざまあみやがれ。

スニーカーにハマる

定期的に匂いを嗅ぐ

2月に映画『マネーボール』を観て、ブラピが履いていたハイカットのスニーカーがカッコよかったことがきっかけでスニーカー集めにハマる。詳しくは別の記事に書いたがNIKEを中心に4足ほど集め、スニーカーの権化みたいなAJ1シカゴもゲットした。生ハムの原木があると人生が豊かになるみたいな話が昔Twitterでバズったが、同じような効能をスニーカーに感じている。眺めているだけで楽しいし、スニーカーを触ったりしながら家で酒を飲むことも多くなった。一方でやはり靴なので履かなければ加水分解が待っているので、若干焦りを感じている。今年は3年半ずっと履いたNB1300とお別れし、2年ほど前に買ったNB990v5に履き替えたことも個人的ニュース。

屋久島に行く

体力がギリギリのおじさんが死んだ木の中に入りキツい体勢で頑張って撮ったハート

2022年の目標として挙げていた屋久島行きを実行した。朝3時起きで往復22kmの7時間の山歩きは体力的にはそこまで問題なかったが、履き慣れていないトレッキングシューズで靴擦れして出血し、終始足に激痛が走っていたのがキツかった。ただやはり行ってよかったし、あれほどの自然を吸収できるところは日本ではあまりないんじゃないかと思った。山歩きから帰ってきて民宿で入った温泉は最高で気絶しそうだった。大人になると体力の全てを使い切るような体験はあまりないので、そういう意味でも良かった。また若干行きたくなっている。二郎か。

John FruscianteがRed Hot Chili Peppersに復帰する

Johnに憧れて今年ネルシャツを買った

ギタリストのJohn Fruscianteが復帰したRed Hot Chili Peppersのアルバム"Unlimited Love"が4月に発売された。レッチリは中学か高校の時に"Stadium Arcadium"を初めて聴いて衝撃を受け、それ以来ずっっっっっっっと聴いてる。一番好きなバンドだし、中でもJohnは誇張なしで神だと思ってる。そんなJohnの2009年以来の復帰なので、この1年で何度も聴いた。しかも10月には2枚目のアルバム"Return of the Dream Canteen"もリリースするという大盤振る舞い。ソロでは電子音楽に傾倒していたJohnがまたギターを弾くとどうなるんだろうと思っていたが、聴いてみたらやはりJohnだなあという音。歳を重ねたからか昔より枯れた感じの音もめっちゃいいし、それでもやはりソロの狂気は健在。"Unlimited Love"では"Watchu Thinkin'"、"Return of the Dream Canteen"では"Eddie"が好き。最近では一番宇宙に近い音楽だと本気で思っている。来年の2月の来日公演に行こうと思っていたが、すでにチケットがソールドアウトになっていることを知った。死。

Sailing the Sunset Strip…

Track 4: Eddie https://t.co/H6XPFrYFRf pic.twitter.com/fmUwbsrqnh

— Red Hot Chili Peppers (@ChiliPeppers) September 26, 2022

彼女ができる

withも使っていました

マッチングアプリで2、3年ぶりに彼女ができた。今まで実家住みの方と付き合うことが多かったので気づかなかったが、一人暮らしの彼女の家に通うようになると地元がもう1個増えた感じになる。行動範囲も変わり、行く店も変わり、休みの日の過ごし方も変わった。もちろん他人と過ごすストレスはあるが、ボケないための必要悪だとも思っている。自分の思わぬ感情を知り、自分の弱さを突きつけられる日々。先日のクリスマスもケンカした。

iPhone12miniに買い換える

きれいな顔してるだろ。死んでるんだぜ、これ

長年使ってきたiPhone7から12miniに買い替えた。これも2022年の目標（？）として掲げていたものだが、高知に旅行に行って仁淀川に飛び込んでいたらどうやら防水深度を超えていたらしく、水没して思わぬ形での世代交代となったが全く後悔はない。最初は5年分の進化に驚いた。画面はでかいし、ホームボタンないし、Face ID便利だし、マリオカートは止まらずに動くようになった。地味にいいと思うのはバッテリー持ちが長くなったことと、写真が綺麗になったことだろうか。でもやはり使い始めるとそれが当たり前になってしまうものなのだなあ。みつを。

睡眠時無呼吸症候群が発覚する

おじさんの朝は早い

彼女ができたことで発覚した。前からいびきがうるさいということは友達などに言われていたが、まさか呼吸をしていないとは思っていなかった。もう呼吸してないって怖すぎるやん。生きてんのか俺？ってなるやん。酸素届いてないってことは本来のポテンシャルを発揮できてないんとちゃうか俺？ってなるやん。北斗神拳習った方がええんかな。ある研究では8年後の死亡率が40％というデータもあるし治療しないといけないのだが、入院したり酸素マスクみたいなの付けて寝るのがめんどくさそうなので放置している。彼女が誕生日にプレゼントしてくれたオーダーメイド枕で、なんとか酸素が行き届いていない日々を誤魔化している。先日『水曜日のダウンタウン』の企画でクロちゃんが治療マスクを寝る時にしている映像が流れて、俺よりちゃんと睡眠時無呼吸症候群に向き合っているなと感心した。

だし香る釜玉風ソース、朝飯のスタメンに抜擢

カルボ三兄弟

自分の朝飯はほぼ毎日決まっている。まずひきわり納豆とゆで卵2個はマスト。そしてカルボナーラかポモドーロのパスタ、それかレトルトカレー。中でもカルボナーラはいろんなものを食べてきたが結局SEIYUのプライベートブランドのカルボナーラと、落合シェフのものになった。この2つはここ数年不動のレギュラーだったが、今年ついに牙城を崩したのがキユーピーの「だし香る釜玉風パスタソース」である。3月に発売されたっぽいが、あまり近所のスーパーに売ってないのでAmazonで箱買いしている。SEIYUは二日酔いの朝用（すぐ治るから）、落合シェフはおなペコの時に食べる用とすれば、このキユーピーは日常使いできる。卵好きにはたまらない濃厚さもありつつ、和風な出汁の風味がとても美味しい。今後もカルボ系ソースを発掘していきたい。

VIO除毛する

「いや、彼女のっすよ？」的な顔でドンキで買った

彼女がケツ毛を剃ってみたいと言い出したので水揚げされたマグロのようにされるがままになっていたら勢いで前も剃られて結果的にVIO剃毛が完成した。剃った翌日はパンツと残った毛が擦れて耐えられないぐらい痛痒い状態になったので、エピラットという女子なら知らない人はいないらしい除毛クリームで完全に毛を溶かした。前からVIO脱毛に興味はあったが、やってみた感想としては特に日常では変わりはない。ただやはりかつては金獅子のようだった我が息子が、毛を刈られたアルパカみたいになったことへの影響はある。小便をするたびに意外と可愛い自分の息子の全貌を見ることになり、初めて己の弱さと向き合うことができた。初めはサウナに行くと恥ずかしい思いがあったが、段々とチンを張って「これが自分だ」と言えるようになった。

退職勧奨を受ける

おじさんの首の汚れで黒ずんだonちゃん

詳しくはまだ書けないが退職勧奨を受けた。人生であまり経験できないことなので、せっかくならと弁護士に相談した。すぐに飲みに誘ってくれて2万円分もフグを食わしてくれた友達、リファラルを提案してくれたAmazonの後輩や広告代理店の先輩、俺のTwitterを1日3回も覗きに来てくれたネトストの友達など、割といろんな方々に興味を持っていただき、割としっかりと心配してくれる人がいることを知れました。お母さんもきっと喜びます。

らかんの湯に行く

フロント入ったら腰抜かしちゃった

11月末までのANAの株主優待を使わなきゃと思い立ち、佐賀に飛んだ。たまたま部屋が空いていた御船山楽園ホテルを目指し。チームラボとコラボしたフロントや廃墟でのアートの展示、紅葉のライトアップなどただのホテルじゃできない体験が素晴らしかった。そしてサウナシュランを連覇した日本一のサウナは想像の遥か上を行っていた。己に集中できる薄暗いサ室でのほうじ茶ロウリュ、温泉を冷却したまろやか水風呂、岩をそのまま使った外気浴チェア、超巨大サウナストーブのある階段サ室、焚き火でマシュマロみたいなの焼ける休憩室など、意味がわからない変態ぶりだった。サ室の一部や休憩室はガラス張りになっていて、御船山の自然と一緒に整うことができる体験が素晴らしかった。1泊3万円でも全然安い。

『三体』を読む

大人買い

数年前から各方面から勧められていた中国のSF小説『三体』をやっと全巻読み終わった。全部で5巻あって、大体2300ページぐらいになる。これから読む人もいるかもしれないが超簡単に言うと宇宙戦争の話。でもSFなんだけど未来では起きそうというか、なんなら明日こうなってもおかしくないなみたいなリアルさが話にある。1890万年分の話を読むと、自分がいい意味でカスに思えてくる。

といった感じの2022年でした。2023年の目標をなんとなく書き出してみると
・キッチンが広い部屋に引っ越して自炊する
・どっか海外に行く（韓国、中国、フランス、イタリア、NYとか）
・ドラム式洗濯機で人生を変える
・生業を見つける
・数学をちゃんとやる

2023年もいい年になりますように。