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転職する人へ、ささやかな応援の書き物

 こんにちは、ひま餅です。
 年齢的なものか、シーズンなのか、最近私の周りで転職する人が多い。
 私自身も近々今の仕事を退職し、転職活動をする予定だ。
 なので、今日のnoteは自分に向けての備忘録なのだが、困っている誰かの役に立つといいなあと思う。

 さて、自分語りを少しだけ。
 私は社会人になってから転職した回数は10を超える。理由としては、
・転居
・期間満了(契約社員のとき)
・メンタルが終わる
・体が壊れる
・職場がやばい所だった
・これ以上は働けないな…と判断
 等々、本当に色々である。

 何となく分かるかもしれないが、自分は社会不適合者だ。普通の人はこんなに職を転々としない。私は社会に馴染めなかったし、生きる限りこれからも悩みながら仕事をしていくのだろう。
 鬱々と悩んでいた時期もあったが、今ではもう仕方の無いことだと割り切っている。

 数多くの転職を経験して学んだことは、会社に入ってみないと自分に合う会社か分からないということ。実際、10回以上転職して続けたいと思った会社は2〜3社くらいだ。

 これだけ色々転職していると、さて次の仕事は何をしよう、と楽観的に考えられるのだが、初めて転職するという人はそうもいかないだろう。
 生活のこともあるし。
 でも、そんな人にこそ余裕をもって(せめて気持ちだけでも)転職活動して欲しいと思い、このnoteを書くことにしたのだ。

なお、このnoteはこういう人向けに書いている。
◎なるべく忙しくない仕事をしたい
◎職場でメンタルを病んだ
◎退職後は少しゆっくりしたい
◎先の人生を考えてみたい
◎自分に合う仕事を探したい


何故なら、私自身がこういう人間だからだ。
逆に、すぐにバリバリ働きたい、管理職に就きたいという人には向かない。noteには他にも良記事が沢山あるので、探してみることをお勧めする。

1.退職すると決めたら(失業保険について)


 ここからは失業保険を受給したい人向け。
 まず、退職することになったら必ず失業保険について調べて欲しい。大抵の働いている人は雇用保険に入っているはずだ。

 なお、私はいま業務委託契約(フリーランス)なので、雇用保険に入っていない。契約前に分かっていたことだが、こういうところが困る。
 失業保険を受給するにはいくつか条件があるが、条件に達しない場合でも支給されることがある。この辺りはハローワークの人に相談だ。
 ただし!ハローワークの担当者には、親身に聞いてくれる人もいるし、そうでない人もいるので、気を付けること。

 それから、職場でメンタルを病んで自己都合退職をしようとする人は、在職中に必ず病院(心療内科か精神科)に行っておくこと。
 自己都合退職になっても、失業保険の申請時に手続きすることで、会社都合にできる場合がある。
 これも必ずできる訳ではないので、ハローワークの担当に相談してほしい。

 それともう1つ、失業保険申請から7日間の待期期間中に働かないこと。
 この7日間のうちに働いてしまって失業保険が受け取れなかったという人を知っている。ハローワークでも説明を受けると思うけど、意外と大事なことだ。
 
   失業保険に関わるところといえば、職業訓練もある。別の職種に就きたい場合、資格を取りたい場合は職業訓練についても調べておくことをお勧めする。もし受講するなら、申込期限があったり手続きも色々あるので、ハローワークで相談してほしい。

2.休職期間の過ごし方

 退職して次の仕事に就くまで、いわゆるニート期間を過ごすこともあると思う。個人的な意見だが、半年以上のニート期間はお勧めしない。
 働きたくなくなってしまうからだ……。
 退職してしばらくは、何をして過ごそうか、早く働き始めた方がいいのでは?と考えると思うが、半年を経過すると働かなくても何とかなるのでは?と思い始め、再就職へ自分でハードルをかけてしまう。

 その代わり、休む期間は○ヵ月と決めて、その期間はめいっぱい休む、という過ごし方は良いと思う。
 ぐだぐだと寝てしまうのも、毎日は止めた方がいい。できれば2~3日に1回は、散歩するなど外に出ることをお勧めする。
 後は、昼夜逆転しがちなので、常態化しないようにすること。
 これは全て私の失敗談なので、参考にして欲しい。
 でも、せっかくの休職期間を楽しんで欲しい。大人はいつも頑張りすぎだ。頑張らなくてもいい時は、人生に何回あってもいいはずだから。

3.転職活動について

 それぞれのタイミングで転職活動を始めると思う。すぐに働かないといけない人もいれば、ゆっくり時間を取ってからという人もいる。
 経験上、急いで転職活動しない方がいい。
 求人というのは多い時期・少ない時期があるし、当たり前のことだが少ない時期に転職活動をするとハズレの職場を引きやすい。
 自分が職場を選ぶのだという気持ちを持って、転職活動をした方がいい。

 マインドの話は置いておいて。
 さて転職しようという時に、悩むのは何の仕事(業種)をするか?ということだと思う。実際、私も今悩んでいる。
 多くの人は経験のある業種を選ぶと思う。資格や経験があることで、転職時に有利に働く。職場も全くの新人よりは経験のある人を選ぶ傾向がある。
 けれども、経験した仕事が嫌になってしまって、全く違う仕事をしたいと思ったら?その時は何の仕事をするか、考えなくてはいけない。

 調べればいくらでも出てくるが、都会・田舎に関わらず事務職の求人数は少なく、介護や運送、建設等の仕事は人手不足だ。求人の数には差がある。
 それでも、全く無いということは無いのだ。長時間通勤や転居が必要になるかもしれないが、かなり希少な仕事でない限り。

 なので、まずはやりたい仕事から探す、ということ勧めたい。
 見つからなかったり、断念してしまったらその次にやりたい仕事。
 何となく、これでいいか……と仕事を決めてしまうのは、結局就いた後も長続きしない。好きなものを仕事にするか否か、という論争をよく見るが、好きなものじゃなくてもいい。やりたい仕事、興味があるとか、面白そうとか、そういう単純なものでいい。
 少なくとも、次の私の転職活動ではそうするつもりだ。

4.職場選び

 転職活動の方針が決まったらいよいよ求人へ応募、面接……という流れになる。
 個人的に、地域の仕事を探すならハローワーク、広域で探すならネットの求人媒体のイメージだ。自分に合った方を使えばいいし、どちらも併用してもいい。
 転職エージェントは履歴書を作ったり、求人を紹介してくれたりと便利な面もあるが、少々強引さもあり、私には合わなかった。
 私の思う転職活動の大切なことをいくつか述べる。
 自分の譲れない条件を3つくらいは固めておくこと。これは求人を探す時に必要な指針になる。
 求人票を隅々まで読むこと、履歴書は立って手渡すこと、面接時に気になったことは必ず質問すること。
 選考に落ちても次の日には忘れるようにすること。
 自分に合う職場は、必ずどこかにあるのだ。

 あとは、笑顔かな。これはシンプルだが本当に大事で、笑顔が良かったから雇った、と言われたことがある。愛嬌のある人の方が、特に初見では好印象を受ける。是非参考にしてほしい。

5.在宅勤務のススメ(フリーランスは人それぞれ)

 昨今在宅ワークする人が増えており、私もここ2年くらいは在宅で事務仕事をしている。
 向き不向きや、環境を整える必要もあるが、個人的に在宅勤務はお勧めだ。
 私は他人と同じ環境にいることがストレスだったが、集中できるようになったし、業務効率も上がった。
 ただ、在宅ワークの求人は基本的にインターネット求人媒体で探すことになる。ちょっと怪しいような求人も少なくない。
 求人を探す際は会社のことをよく調べる必要がある。

 また、在宅ワークの事務は「業務委託」(フリーランス)の働き方で募集していることが多い。私も今は業務委託契約している。

 結果として、私に業務委託の働き方は合わなかった。個人の努力が人一倍必要だし、今後の収入への不安も大きい。重要な仕事を任されるほど、会社の責ではなく自分にのしかかることが自信ではなく不満に感じてしまった。
 今回転職する理由の一つである。

 この働き方が向いている人もいるだろう。フリーランスの働き方で検索し、メリット・デメリットをよく検討して欲しい。


  ざっくり書いたつもりだが思ったより長くなってしまった。
  退職すると不安になることもあると思うけれど、休職期間は自分の人生について深く考えることが出来る稀有な期間だ。
  ひとつずつ問題を解決していけば、きっとあなたにも、私にも合う職場が見つかるはず。
  ひと息つきながら、一緒にがんばろう。

ひま餅







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