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雷鳴の余韻の如く深い重低音。ゼンハイザーの最新ワイヤレスイヤホン、MOMENTUM TW3を素人目線でレビュー

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🟥はじめに

皆さんご機嫌よう☺️。暇人33号🐹です。

…ワイヤレスイヤホン。当初筆者は、「有線のイヤホンがコンペティブで良い」と食わず嫌いをしておりました。

しかしiPhone12に機種変して、イヤホンジャックが無いことに気づき、変換アダプタを購入して引き続き有線(純正のやっすい奴です)を使用していたものの、段々と煩わしくなりAirPods  Proを購入。

後にソニーのWF-1000XM3、WH-1000XM4、AirPods Maxまで購入してしまい😅、すっかり「沼」にハマった筆者なのでした😂。

そして今回、またもイヤホンを購入してしまいました😂。←誰かコイツを止めてくれ!(笑)

それが、こちら。

画像右上の水色の物体については後述。

ドイツのオーディオ機器メーカー、ゼンハイザーの最新ワイヤレスイヤホン、MOMENTUM TW3
(以下MTW3)でございます。

今回は、以下の流れでお送り致します。

🟥購入のきっかけ

🟥MOMENTUM TW3の使用感

🟥MOMENTUM TW3の音質

🟥感想。買いか?否か?

この記事が皆さんの判断材料のひとつになりましたら幸いです。

それでは、よろしければご覧ください。


🟥購入のきっかけ

そもそも、筆者が何故にこんなにもイヤホンやヘッドホンを買うようになったかというと、理由わけがあります。

それは、あるYouTuberに出会ったのがきっかけです。

ガジェット系YouTuberの、マスクザフリーマンTVチャンネルのマルオ氏です。

この方のチャンネルに出会う前までは、「イヤホンなんかどれも同じだろ(暴論)」と考えておりました。

しかし、メーカーや価格帯によってイヤホン・ヘッドホンの性格や、質の善し悪しに違いがある事をマルオ氏は豊富な語彙で表現しており、筆者はすっかりイヤホン・ヘッドホンの奥深い世界に魅了されたのでした。

そんなマルオ氏が、最近の動画でゼンハイザーのMOMENTUM TW3を絶賛しており、かねてからゼンハイザーに興味はあれど中々手を出せないでいた筆者は「背中を押される」形で購入を決意したのでした。

カラーはAmazon限定色のグラファイトを選択。Apple製品のスペースグレイみたいでカッコいいと思ったので☺️(筆者は無類のスペースグレイ好き)


🟥MOMENTUM TW3の使用感

こちらでは、MTW3のサイズ感や重量・使用感のご紹介を、AirPods Proとの比較画像を織り交ぜながらして参ります。


🔴内容物

箱📦。
箱📦を開けたらオッサン。
愛しのMTW3ちゃん☺️
ワイヤレス充電にもしっかり対応。
内容物。
右上の2枚は様々な言語で書かれた説明書。下は注意書き、注意書きの隣りはイヤーフィンの入った紙箱、その下はイヤーチップ、その隣は充電用のUSB-A to Cケーブル。オッサン。

イヤーチップ(画像5枚目上)はXS・S・M(最初からイヤホンに着いているサイズはM)・Lの4種。おそらくシリコン製だと思われます。

シリコン製は耳穴が痒くなるという方は、別途イヤーチップを購入する必要があるかもしれません。

イヤーフィン(画像5枚目下)は3種あり、耳の窪みのフィット感を調整できます。筆者は一番小さいサイズが一番しっくりきました。


🔴外見

グラファイトカラー…。スペースグレイみたいでカッケェ…。
画像では分かりづらいですが、イヤホン外周部にシリコン製のイヤーフィンが付いています。

ケースは、前作(前作は写真でしか見た事がないのですが😅)同様ファブリック調の安っぽさのない感じ。

イヤホンは前作は側面が丸い金属パーツが高級感を演出しておりましたが、今作はのぺっとしたようなデザイン(安っぽいという声も少なからずあるようです)。筆者としては可もなく不可もなくと言ったデザイン感です。

色はめちゃくちゃカッコいいですね。Apple製品のスペースグレイみたいで大好物です☺️。


🔴サイズ感

ケースやイヤホンのサイズ感は、AirPodsよりやや横長で、縦はほんの少し短い感じです。

イヤホン部は前作よりも16%小型化したそうで、たしかに筆者が所持しているワイヤレスイヤホンの中では最もコンパクトです。

また、厚みは

MTW3の方が肉厚ですね。この感じ、どこかで覚えがあるなあと思っていたら、「卵🥚」でした。ちょうど卵の2L玉と同じくらいのサイズ感なんですよね。

卵を日常で良く使う方(主婦・主夫・自炊をよくする方)には分かる表現だと思ったのですが、如何でしょうか?

ですので、ポケットに入れても全然邪魔になりません✌️。もちろん割れたりしませんよ(笑)。


🔴重量

イヤホン片方で5.88gと軽量。
イヤホン+ケース合計で78.02g。
ワイヤレスイヤホンとしては平均的な重さと言えます。

🔴使用感

装着方法は若干コツがあり、耳にイヤホンを軽く挿し込んだら、後頭部側に少し回すように捩じ込むと、しっかりと装着できます🙆。

イヤホンはずっと着けていても耳が痛くなる事が無く、とても良い着け心地ですね☺️。イヤーチップだけでなく、イヤーフィンでも調整出来るのが大きいのかもしれませんね😃。

ペアリングは、イヤホンの両側を同時に3秒間タップし続けると「Pairing」というアナウンスがかかります。接続は結構早いですね。接続に成功すると「Connected」とかかります。

ちなみに、専用アプリももちろんあります。

こちらのアプリでは、イコライザー調整や、自分の好きな音楽に合わせてオーディオプリセットをガイドする「Sound Check」(SENNHEISERアカウントの作成が必要)、タッチコントロールのカスタマイズができます。

「コレイイな!」と感じたのは、タッチコントロールのカスタマイズの自由度が高い所ですね。

これらを一つ一つ自分好みにカスタマイズ出来るんですね😳。他のメーカーでここまで自由に出来るのはそうないはず。長押しで音量調整出来るのも👍。


🟥MOMENTUM TW3の音質

こちらでは、MTW3の音質をお話していきます。ゼンハイザーサウンドとは如何程のものなのか!?まずは、筆者のiPhone(BluetoothコーデックはAAC)で試聴してみます。

🔴iPhone・AACの場合

ワイヤレスイヤホンやヘッドホンを使用しておられる方々は既にご存知の事と思いますが、Bluetoothにはコーデックがあり、それによって音質に差があります。

AACはiPhoneやiPad等に広く使われているコーデックです。しかし、ソニーのLDACや、クアルコムのaptXには音質面で劣るとされています。

そんなAACで試聴開始。試聴した曲は、こちら。マイケル・ブーブレの「Whatever It Takes」です。

う~ん。悪くはない。低音域の表現はソニーのように「ドン!ドン!」と強調する感じではなく、丁寧に・上品に・自然に鳴らしている感じ。弦楽器の表現が見事です。中高音域も刺さるような感じもなく、キレイに伸びていく。

音の定位感も良く、どこでどの距離感で音が鳴っているのか想起し易いサウンドです。ボーカルも楽器の音で掻き消える事なくしっかりと前面に出て来ていて、作り込みが深く完成度の高いサウンドだと感じました。

これがゼンハイザーサウンドというものなのでしょうか?それとも、前作や他のゼンハイザー製品とは違った味付けがされたものなのでしょうか?

どちらにせよ、めっちゃ好みの音ですね。
こいつを24時間ずっと着けてたいレベルで好き。

まあ、イヤホン単体で7時間、充電ケース併用で28時間の持続時間なので、一日中着ける事はできませんけどね😅。

ただ、筆者はソニーのLDACサウンドも体感した身です。AACだから、基本的に好みのサウンドではありますが、物足りない感があります。

「う~ん。悪くはない。」と先述したのは、それが理由です。


🔴iPad mini 6 + eppfun AK3040・aptX Adaptive

MTW3のBluetooth対応コーデックは、SBC・AAC・aptX・aptX Adaptiveの4種です。この4種の中で最も高音質なコーデックは、aptX Adaptiveです。

しかし、iPhoneやiPadには、LDACやaptXは搭載されていませんので、別途Bluetoothトランスミッター等を接続する必要があるのです。

何か良いモノは無いか…?Amazonで調べていると、めちゃくちゃイイモノを見つけました。それがこちら。

eppfunというメーカーのBluetoothトランスミッター・AK3040です。コレがなんとaptX Adaptiveに対応しているではないですか😆!

即・購・入。

PCやPS5、Switchに繋いで使用できるとの事で、iPadやiPhoneには使えないと商品説明欄に書かれていましたが、

画像中央やや上にあるドングルが、AK3040。
aptX Adaptive時はランプが赤く点灯します。

フツーに使えました。多分、商品説明欄の使用出来ないの意味は、動作保証はしませんよ的なニュアンスなのかと思われます。

使い方は、付属のUSB-C(オス) to A(メス)にAK3040を挿し込み、iPad等に接続後にイヤホンをペアリングモードにするだけ。

AirPlayのマークをタップすると、しっかり機能しているのが分かります。

LEDランプの色でBluetoothのコーデックを判別でき、

  • aptX Adaptive:赤

  • aptX LL:赤、青 5秒間隔で点滅

  • aptX HD:緑

  • aptX:青、緑 5秒間隔で点滅

  • SBC/AAC:青

となります。aptX Adaptive対応ではありますが、音楽品質は48kHz/24bitまでの対応で、最高の96kHz/24bitは出ませんが、3千円台で買えてしまう事を考えたら十分です。

(AK3040が無ければ、Snapdragon865以上のチップを搭載したAndroidスマホを買わなきゃいけないですからね…😅数万円の出費をする事を考えたら安いもんです☺️)

さて、大変長らくお待たせ致しました🙇‍♀️。いよいよ、aptX Adaptiveのサウンドを体感して参ります!

試聴した曲は、先程と同じ。

…試聴開始1秒も経たずに、顔がニヤけてしまいました😅。良い。良すぎる!

ざっくり一言で言うと、「音の解像度が倍になった」です。アレですね。

界王拳、そんな感じです。

「倍の根拠は?」と聞かれると困るのですが、なんとなくフィーリングでそう感じたという意味合いです💦。

ベースの音の振動は極めて自然に深く感じ、ピアノの瑞々しい音色は心地よく耳にスっと入って来ます。透き通ったボーカルはより一層艶感が増して、どうしても聞き入らざるを得ない。

特に低音域の表現力がAAC時より大幅にアップしていて、まるで実際に近くで音が鳴ってるかのような臨場感を味わえます。だからといって、中高音域が犠牲にはなっていないです。

素晴らしいとしか言い様のない音質👏。

そして、重低音がものすごい曲を聞くと、低音域の表現力の真髄を体感できます。この曲が何気に重低音が凄いので、ご紹介致します。Jo Wandriniの「I Will Be Your Knight」です。

特に0:50以降から徐々に重低音が増して行くのですが、このイヤホンはその重低音を余すこと無く表現していると言っても過言ではありません。

脳髄までズン!と響き、その後沈み込むように全身に響き渡る、恐ろしささえ感じるような重低音。

まさに、本記事のタイトル通り「雷鳴の余韻の如く重低音」です。


🔴ノイズキャンセリングや外音取り込み

ノイズキャンセリングは、音質が犠牲にならない程度の効き具合です。ですので、さほど強くはなく、AirPods Proのノイズキャンセリング性能が10だとするならば、MTW3は7~8くらいのものと考えた方が良いでしょう。

しかし、強過ぎないので、ノイズキャンセリング特有の耳の中が圧迫される感じはしません。強過ぎるノイキャンはちょっと…という方も安心かもしれませんね。

外音取り込み性能は極めて高く、かなり周囲の音を自然に取り込みます。特定域の音を強調して拾う事なく、ただただ自然な取り込み。

強めの風が吹いた時の風切り音は結構しますが、それも許容範囲内だと感じました。

個人の感想ですが、外音取り込みに関してはワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスかもしれません。評価の高いAirPods Proを上回っていると思いました。


🟥感想。買いか?否か?

初めてのゼンハイザーサウンド。正直期待を裏切られた時のショックのデカさは大きいと思うので、不安だったのでしたが杞憂でした。

予想を遥かに上回る音質だと感じました。下手なヘッドホンより全然音質良いですよ。

MTW3は、ハイエンドクラスのワイヤレスイヤホンの「最低限」のレベルを、大幅に押し上げたと言っても過言ではないです。

この後に発売されるイヤホンは大変ですね😰。こいつと同等かそれ以上を創らなきゃ話にならないわけですから。

MTW3のお陰で、ゼンハイザーというメーカーがすっかり好きになりました。ヘッドホンの方も新作が出るそうなので、期待して待とうと思います☺️。

買いか?否か?で言えば、

当然、「買い」です。

間違いなく。

🟥最後に

如何でしたでしょうか?

今回は久々のワイヤレスイヤホンのレビューでした。

ワイヤレスイヤホンの購入は一年振り、しかも所持しているAirPods Pro・WF-1000XM3ともに2019年モデルなので、2022年最新モデルの圧倒的音質に隔世の感を感じた筆者なのでした。

筆者の雑記ブログでは不定期ではありますが、ガジェット類の素人目線レビューを行っています。マガジンにしてまとめていますので、お時間のある時に是非覗いてやって下さいませ🙇‍♀️。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊。

この記事が「参考になった!」、お気に召しましたらスキ♥️もよろしくお願いします🙏。

それでは、今日はこの辺で🤗。

また会いましょう☺️。

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