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頭痛の泥沼

自分は昔から偏頭痛持ちだった。
思春期や20代の頃は「そういう体質」なんだとしか考えていなかったし、薬を飲めば知らないうちに治っていた。

しかし去年あたりから、仕事や体調のコントロールがきかないことについて悩むようになり、その頃から毎日のように頭痛が起こるようになった。
朝起きたら頭が痛い、寝る前も鎮痛薬を飲まないと眠れない、夜中起きても頭が痛い。何なら首まで痛い。
枕を良いものに変えてみた。ストレッチも念入りに。MRIの検査をしても異常なし。心療内科に行っても「抑うつ」「ストレス」と診断され終了。

頭痛が続くと生活の質が著しく下がっていく。
自炊や掃除もする気になれない、化粧も面倒になっていく、趣味の筋トレ(私の趣味は筋トレです)も集中できない、何より仕事が手につかなくなり些細なことでもイライラして自己嫌悪で泣けてくる。
生活がどんどんぐちゃぐちゃになっていくのに、周囲からはたかが頭痛だと、事の深刻さがいまいち伝わらない。悲しい。

現在は睡眠と休息の時間を取りやすい生活サイクルに変えたので、以前ほどのストレスは体には掛かっていない。(はず)
なのに、頭痛は治っていない。

なんでやねーーーん。

気心知れた人以外の人と会う、連日立て続けに用事を入れる、仕事の後に予定を入れる、人ごみに行く、混む時間帯の電車に乗る。
なるべく日々を気持ちよく過ごすため、頭痛のトリガーを入れないために、これらの事は極力避けるようになった。

時間は限られている。効率よく動きたい。
なのになぜ、自分はこんなにも「不快」に敏感で耐性が無いのか。

こういう事を考えているとまたストレスが蓄積するまさに泥沼化。
現状の解決策は、「不快」を極力避けて暮らすしかない。

泥沼頭痛との攻防は、まだまだ終わりそうにない。