詩⑦ 石ころ (´-ω-`)

よく目立たない人や、愛情の無くなった旦那のことを、
『空気のような存在』って言う。

『空気』は、無ければ人は生きられない。

『空気』は、必要なのだ。

いちばん悲しいのは『石ころみたいな奴』って言われること。
『石ころ』は、そこにあっても無くても、なんの支障も無い。
ただ、あるだけなのだ。 いつからそこに有るかすら わからない。
いつまでそこに居るかすらわからない。 じっとしている。
誰かに拾われたり、蹴飛ばされなけりゃ、そこから動くことすら出来ない。

孤独な存在なのだ。 雨風に形を変えてもらうにも、途方もない時間がかかるのだ。


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