『アウトプット大全』を読んで

一言で言うと、、、

「読んですぐに行動が変わる本」

現に私もこの本ですぐにnoteでマイアカウントを開設し、読んだ本と見た映画についての感想を書き始めるようになった。
このように行動を変えられる理由は大きく2つあると私は考える。

①アウトプットの重要性が科学的根拠を用いて述べられていること

②気軽に始められるアウトプット術が紹介されていること

それぞれについて少々細かく書いてみる。

①アウトプットの重要性が科学的根拠を用いて述べられていること

 インプットしたものアウトプットをすることで自分のものになりやすいということを実験結果や脳の仕組みを用いながら説明がされています。
 例えば「書く話すなどの運動は小脳を経て、海馬を経由し、大脳連合野に蓄積される。小脳を経由することで、経路が複雑になり、多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすくなる。」という記述がある。
 アウトプットをしないとすぐに物事を忘れてしまうことが脳科学を根拠に書かれている。これを知ることでせっかく読んだ本や映画も内容を忘れないように、人に話したり、何かに感想を書いたりするように行動を起こそうという意識が駆り立てられる。

②気軽に始められるアウトプット術が紹介されていること

 私自身はアウトプットという言葉を聞くと、少し難しいものとして捉えてしまっていた。
 しかしこの本で紹介されているアウトプットというものは実に簡単なものだった。それは友達と映画の感想を言い合ったり、日記を書いたりすることである。
 この本ではそのように簡単なアウトプットを繰り返し行うことで、文章を作成スキルや人に物事を伝えるスキルが身につくと書かれていた。
 このような簡単なアウトプットから始めることで徐々に表現のスキルが高まっていくという道標が見えているからこそ、情報発信を始めてみようという意識を持たされた。

最後に

 私はこの本を読んで、本当のアウトプットの重要性に気づくことができて、実際に行動に移すことができた。しかしこれからそれ以上に難しいことは続けていくことである。しかしこの本にも書かれていた通り、何度もアウトプットして、それを振り返ったり人に見てもらうことで自己成長が実現する。
 この本を読んだことが「脳内変化」とならないようにアウトプットすることで「現実変化」を起こしていきたいと思う。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?