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「できない」は「やりたくない」だけ トラウマは存在しない 


過去の特定の出来事がトラウマで克服できないという言葉はよく使われますが、アドラー心理学では、トラウマという考え方は存在しないとされています。

人は経験を解釈し、その解釈に基づいて自己概念を形成します。そして、その自己概念を強化するために経験を解釈します。

トラウマも自己概念を強化する一部であり、自己を守るための言い訳として機能します。トラウマを持ち続けることで、不快な状況から逃れ、根本的な問題を先延ばしにしてしまうことがあります。


アルフレッド・アドラーは、トラウマの概念に対して独自の視点を持っています。彼は、過去の経験が人々の行動や思考に影響を与えることを認めつつも、その影響を克服し、成長する能力を強調しています。

アドラーは、個人が過去の出来事や経験にとらわれるのではなく、それらを自己形成や目標達成のための動機付けに利用できると考えています。

アドラー心理学では、トラウマを「過去の出来事そのものではなく、個人がその出来事にどのように反応し、その後どのように対処するか」と捉えます。


彼は、過去の経験が個人の生活に与える影響は重要であると認めながらも、それらの経験を乗り越え、成長する能力を人々が持っていると信じています。

そのため、アドラー心理学の治療アプローチは、トラウマそのものではなく、個人の思考や行動パターンを変えることに焦点を当てています。

治療は、個人が過去の経験をどのように捉え、現在の行動や態度にどのように反映されているかを理解し、それを変えるための支援を提供することに重点を置いています。

#アドラー心理学  #トラウマ #自己概念

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