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不登校の高1の男の子

突然の連絡

僕が訪問支援をしている高1(学年上では)の男の子のお母さんから、明日の訪問は無しでと連絡がきました。

理由は本人の体調不良。

苦しいだろうなぁ。。。

同世代の友達はおらず、オンラインゲームでチャットする相手は年下ばかり。家からはほぼ出ない為、真っ白な皮膚でいつもけだるそうにしているのですが、きっと彼は自分がどうしていいかわからないし、何ができるかもわからない。自分はきっと何もできないんじゃないかと頭をかかえながら、家族の目を気にして気を使って毎日を過ごしているんだと想像すると、何もしてやれない自分が無力すぎて悲しくなります。

本人のバイオリズムの関係で、精神的に上向きになる時と落ち込む時があるのもわかるし、どうすればリズムを整えれるかという手段も知ってるのに、それを彼に伝えて彼の心を軽くすることが出来ない現状がはがゆいです。

この2ヵ月で2回くらい会えたのでまだ大丈夫なのですが、これ以上落ち込まないといいなと思ってます。


親としてできる事

とまぁ少し自分の無力さに打ちひしがれましたが、実際はそんな事日常茶飯事で、ほかのクライアントさんのご家庭でも体調不良の欠席をいただくことはよくあります。なのでそんな状態になったとしても決して悲観しないで、どんと構えていてください。

お父さんとお母さんが不安になるとそれが空気感として本人に伝わり、負のスパイラルが始まります。

5年くらいだったらどん底が続いても大丈夫です。何とかなります、それ以上になるとちょっと時間はかかりますが、それでも決して元気になって社会と関わることが不可能なわけではありません。


実際に僕が受け持った方で21年間ひきこもり続けた男性は、2年でちゃんとバイトで8時間働けるまでに復活したケースがあります。またケーススタディとして出す予定ですが、その子は今元気にひきこもってます!笑

悲壮感にあふれたひきこもりの方は、自分が取れる選択肢がひきこもりしかないと思っていることが多いので、どうしようもなくてひきこもります。

しかし元気なひきこもりは、バイトや就職だって選択肢に入るし、友達とカラオケとか行くこともできるけど、とりあえず今はひきこもっているんです。僕はこの状態なら大丈夫だと考えています。

数ある選択肢の中からどれを選んでも実行可能な状態で、あえてひきこもりを選ぶならそれはその子の人生なので問題なしという判断ですね。

本人も貯金が無くなったらまた働くって言ってます。笑


なので、どんな状況であっても親御さんは決して悲観しないでください。


大丈夫、あなたのお子さんはあなたが思っている以上に強いから。なんとでもなります。


どんと構えてニコニコしてましょう!


絶対にやってはいけないこと

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これはひきこもり・不登校のお子さんを持つすべての親御さんに言いたい!!!

お子さんを何とか変えようと思っていたらそれは今すぐに辞めてください。

変えたいと思うことは今現在のお子さんの姿を全否定しているのと同義です。親であるあなたがお子さんを受容しないで、誰が受容できるんですか?


その考え方をしているなら今すぐマインドチェンジしてください。

細かいことは全部ひきこもり・不登校支援の教科書に記してあります!

興味のある方は是非読んでみてください!!


ではまた!!


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ひきこもり・不登校請負人 シロ

公式ラインはこちら→ひきこもり・不登校の親の学校

ひきこもり・不登校の教科書はこちら

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