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魅惑の缶詰レーティング

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缶詰収集家のHIKICHIが収集した缶詰を食レポ。コンセプト、パッケージデザイン、材料、味、コストなどから総合的に★1〜5でレーティングを付与します(独断)。
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記事一覧

ウインナーソーセージ缶、食べ比べ

ウインナーソーセージ缶の二大巨頭、ノザキと明治屋を食べ比べ。どちらかがOEMで製造元は同じかなと勝手に思っていましたが、違いました。 ○ノザギ:川商フーズ 〇明治屋:ホリカフーズ 川商フーズはノザキブランドなどの缶詰メーカー。ホリカフーズは非常食を主にしてるようです。 原材料も微妙に違う。野崎の豚はアメリカと日本、明治屋の豚はオランダ産。 湯煎で温めます。 いざ、開缶。 開けるとびっくり、なんと、量が違う。 ノザキは隙間なくびっしりで、少し細く、13本。明治

ホテイのやきとり食べ比べ

定番ホテイフーズの焼鳥、「塩味」と「白トリュフ味」の食べ比べ。 ホテイさんは、炭火で焼き上げた上で缶に詰めるそうで、缶詰なのに香ばしさがあり、安いのに普通に美味い。 白トリュフ味は10億缶記念の数量限定で3月から発売されていて、10月現在、スーパーでは見かけなくなった。 湯煎して、いざ、開缶。 どちらも、少しパサ感のある胸肉とジューシーなもも肉が均等に入ってる。 塩味はさっぱりしてて美味い。炭火焼の香ばしさもある。コスパも相当高い。私は定番のタレ味より塩味派。これは

あい鴨燻製油漬

国分グループの缶つまシリーズの「あい鴨燻製油漬」。 燻製はりんごチップのと桜チップのダブル。お酒との相性が抜群らしく、レモンサワーや焼酎、そしてとりわけウイスキーとよく合うという。 なんか商品開発も楽しそうだな〜と想像させる一品。 いざ、開缶。 開けた瞬間に広がるスモーク臭。燻製好きやお酒好きならもれなくワクワクする匂い。これだけでも飲める。匂いって大事。 見た目も表示通り奇麗に形を保っていて、色もまんま。 視覚と嗅覚の視点からは満点レベル。どんな感じなのだろうと期待

タラレバー燻製オイル漬け

あの迷った時に買ってたら、 節目を割ったあの時撤退してれば、 相場はタラレバなんてない無慈悲な世界。 でも、缶詰には、タラレバがある。 ふと立ち寄ったカルディで普段見ないものを発見、からの買い占め。原材料、タラレバーと塩のみの燻製オイル漬け。オイルもタラ肝油という。 気分は一気にアイスランドへ。 いざ、開缶。 いろんなレビューでは、温めたらアカンらしい。そして、ポン酢が合うらしい。ということで、あん肝をイメージして少し盛り付けます。 少し取り出し、お皿に盛りつけてみ

ほたるいかのアヒージョ

「ほたるいかのアヒージョ」缶詰。新橋駅にある缶詰の聖地、カンダフルで購入。 原材料に、富山湾産のほたるいか、オリオイ、にんにく、食塩、唐辛子のみ。余分なものが入ってないのがよきですね。 今年はほたるいかが大量なのだとか。こうして付加価値を高めてくれるのはよき。 いざ、開缶。 広がる芳香な香り。 缶詰は開けたときの香りがまず楽しい。綺麗に並べられてて、仕事も丁寧。 さっきのパッケージよく見ると、富山県産のホタルイカを何故か千葉で加工して富山の会社が販売してる模様

だしまき缶詰

種缶詰の代表格、「だしまき」。 CB HAND MADE CANEDFOOD-和食シリーズ-。京都老舗の味、京風だしの文字。 これはSEIYUのバイヤーに刺さってるのか、私が知ってるSEIYUの各店に売ってる(ネット以外ではそこでしか見たことない)。 原材料に国産鶏卵とだし汁。 加えて、なかなかいろんなエキスが入っています。腐敗防止の添加物も入っていて、高温殺菌による長期保存という昔ながらの缶詰の良さを活かしきれてないというか、缶詰でなくてもいいやんという原材リスト。

瀬戸内牡蠣のアヒージョ―レモスコテイスト―

KALDIで購入した記憶の、 「瀬戸内牡蠣のアヒージョ―レモスコテイスト―」 原材料はなんかいい感じ。パッケージや説明は広島広島してるけど製造者は岩国。って、おい。だが、それがいい、となるかもしれない。 いざ、開缶。 広がる牡蠣の香り、これも缶詰の愉しむべきポイント。 見た目は、まー、ちょっと見本とは違うけど、こんなもんですよね、みたいな。 シングルバーナーで直火で温めます。 いざ、実食。 しっかり形を維持した牡蠣。 牡蠣のクリーミーにレモンの酸っぱ

豚タン缶詰

缶つまSmokeシリーズの豚タン。このシリーズ、前食べた「あい鴨」がかなりの名作だっただけに期待が高まります。 いざ、開缶。 開けると広がるスモーク臭。このシリーズは開缶したときの香りが楽しい。これだけでもハイボールが進みます。 なかには大きさまちまちの豚タンが6枚ほど入っています。 油漬けは直火OKなのがマイルール。爆発しないように超弱火で炙ります。 いざ、実食。 おや、これは食感が意外。コリッとではなく、フニャッと。 まず来る燻製臭。からの、噛むほどに塩味。そ

鳥皮みそ煮缶詰

「鳥皮みそ煮」。 広島県呉市の居酒屋で戦後より親しまれている、鶏の皮を味噌で煮込んだ一品料理だそうです。 レトロなデザインがよき。こういうビジュアルが良い缶詰は飾っておきたくなるります。「ぷるぷるコラーゲン!」の文字もいい味出しています。 いざ、開缶。ちょっと残念な見た目。 味見してみると味噌が濃い。これは小葱と唐辛子と直感。シングルバーナーで下からポコポコ。 うん、ネギとよく合います。値段の割にはちょっと量が少ない感じも。 引地の缶詰レーティング ★★★☆☆ ネ

HOTEI からあげ缶

今宵は割と近くで売ってるけど、なかなか買わなそうな缶詰をチョイス。 ハイボールはコスパウイスキーのおすすめとしてご紹介いただきましたJEMSONで作ってみました からあげ缶を湯煎で温めます。シェラカップをシングルバーナーで炙り、ライブ感を演出。 いざ、開缶。 開缶すると広がる唐揚のスパイスの香り。缶詰の楽しみの一つは、開缶した時の香り。香りはケンタッキーさながら。 ほぐしてみるとタレがない。液体のない缶詰もなかなか珍しい。いい意味でチャレンジング。 パリパリ感はまっ