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受心した青年のこころ⑧別れ


夜の散歩の人影を感じ始めて1週間くらい経ったころだったか。

その日は、珍しく昼間に『受心』を感じた。


キッチンに立っているときに。

唐突にソレはわたしのこころに入ってきた。


彼は、はっきりとわたしに言いにきた。

強い決心をもって。


「とりあえずこの人には宣言しておく!」

そんな決意のある"こころ"だった。


そして受心したものは、夜中の散歩のときに感じていた青年らしき人影の " こころ " だとすぐに理解できた。



「ぼくは生まれ変わる!!」


ものすごく力強いキモチだった。


いろんなことを模索した   考えた

でもいい解決法は皆無だった…

では、もう、その努力はしない!

1秒でも早く生まれ変わる!


論理的な思考できちんとこころが伝わった。エモーショナルな部分がまるでない今まで感じたことのない受心だった。


そして。


プッツリと気持ちは突風のように去っていった。



↓つづく

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