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都営新宿線

昨日初めて都営新宿線に乗った。


いいな、と思った。


なんというか、理想的だと思った。


僕も、そしてこの社会も
こんな風になればいいのにな、と思った。


僕は、中央線がなんかいやだ。


皆さんご存じ、
真ん中通るは中央線である。


中央線に乗っていると、色々な路線が
中央線と接続していることに気が付く。


でも、その乗り換えの感じが、
中央線に合わせている感がする。


つまり、大動脈中央線の恩恵を受けようと
路線を設立した感じがするのだ。


いや、それでいい。


商業的に線路を伸ばすなら、
大動脈と交差させるべきだ。


だけど、なんだか居心地が悪い。


路線同士の上下関係というか、
蜜を吸うというか。


で、逆に上下関係で言うと「下」、
蜜で言うと「吸う」方の立場の電車も
つまらない。


大きな駅に向かうための電車は、
それ以外の駅への愛情が感じられなく嫌だ。


もう何を書いているかわからなくなってきたけど、
大丈夫か?伝わってるのか?


ということで、
上下関係を感じる路線が嫌なのだ。


一方、昨日の都営新宿線はよかった。


なんというか、別に目的もなく、
誰かに会いたいとか、なにがしたいとかではなく、
ふらふらっと生きて、たまたま誰かと出会ったら
楽しいね、くらいの緩い路線図。


わかるかな。


でも、そういう路線の方が、
結局いろんな路線と乗り継ぎがいいし
最終的に便利なのだ。


あーあ。


俺も、都営新宿線みたいに
生きたいな、と思った。

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