指導者と選手の一体感とは
こんにちは。iniasuの國正です。
とある指導者とのセッションで「一体感のあるチームを作りたい」と話してくれました。
言葉の定義
一体感という言葉をチャンクダウンしていくと、
・チーム、個人の課題を指導者同士・選手同士・指導者と選手で共有し合えること
・やりたい練習とその意図を選手から伝えてもらう関係性であること
・チームの目標と個人の目標を繋げられていること
とのこと。
言葉一つとっても、人によって解釈が違います。
それは、指導者が使っている言葉の意味・意図が正しく選手に伝わっているわけではないということです。
では、それをどう実現していくのか。
心理的安全性を作る
心理的安全性とは、
関係者同士が「自分の意見を伝えても良いんだ⇔否定されることがない環境」を作ること
です。
「何を言っても大丈夫」
「指摘しても・されても大丈夫」
「話をしてみよう・聞いてみよう」
この心理状態であれば、それぞれの言葉の定義が揃う土壌が整っていきます。
チャンクダウン・チャンクアップ
「チャンク(Chunk)」は大きな塊のことを意味し、「チャンクダウン」は物事を具体的に、課題を細分化していくときに使われます。反対に「チャンクアップ」は議論をより抽象化するときに使われ、議論の目的や意味を問うことで、全体の方向性を確認します。
心理的安全性が担保された状態で、チャンクダウン・チャンクアップを活用しながら言葉の定義認識を揃えていきます。
「例えば、〇〇ってどういう状態?」
「〇〇って言い換えると✗✗ってどういうこと?」
「〇〇は他のチーム(人)のプレーでいうとどれ(誰)?」
絶対に正解な質問はないですが、
どんな形でも質問することに意味があります。
質問をし合うことで、お互いの考えが理解できるようになってきます。
一方的に伝えるだけではなく、問の掛け合いをしてみましょう。
ぜひチーム内で質問しあってみてください。
今回はここまで。
おわり
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