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『大きい病院を辞めるなんてもったいない』という発言に対する私の考え。

こんにちは。ブルーマウンテンでの生活を始めてから約2ヶ月が過ぎました。本当に何もなくて、新宿に3年間住んでいた人間にとっては苦痛で仕方ありません。毎週休みの日にシドニーに行くことでなんとか精神を保っています。ただ、ブルーマウンテンで働くことで貯金は結構できています。6月は2500ドル(約26万円)くらい貯められました。


病院のシニア上司に言われたこと

ふと、前職の病院のことを思い出すことがあります。
職場に留学したいので退職したいと申し出た時の反応はいろいろありました。若手の先輩達は理解があって応援してくれる人が多かったのですが、やはり病院は古い組織。古い考えが残っているドリームキラーの年長上司もちらほらいまして、
大きい病院を辞めて安定を捨てるなんて勿体無い
という人もいました。
しかしながら本当にそうでしょうか???

最近よく言われること

さて、最近同じようにワーホリで来ている日本人と話すことが多いのですが、共通してよく言われることがあります。
『ひかるさんって本当に羨ましいです。医療職だからもし日本に戻ってもすぐ働けますよね!』
そうなんです。社会人経験してワーホリに来ている人達は、一旦日本でのキャリアを一旦ストップしてこっちに来ています。例えば、営業や事務、飲食のような資格のいらない仕事をやっていた人達は、帰国したらまた仕事を1から探さなければいけませんよね?
でも放射線技師、看護師等の医療職は『専門職』『国家資格』なので一度辞めても場所を選ばなければすぐ働き始めることができます。
実は医療資格って大半の国では何年に一回か更新しないといけないんです。
でも日本は1度資格をとってしまえば一生その資格が消えることはありません。

ドリームキラーの逆の発想

私は、安定しているからこそ人生を攻めることができると思っています。
医療職なら、仮に海外でうまくいかなくてもまた日本ですぐ安定して稼ぐことができますよね。こんなに安定したプランBを持てるのは医療職だけだと思います。
インスタグラムを通して、『病院を辞めて海外行くか悩んでいる』という相談をよくされますが、私的には何を迷ってるんだ?って思ってしまいます。
私自身もこれから海外大学院という日本の放射線技師の中では未知の挑戦をします。学費も高く、卒業できるか不安も大きいですが、別に失敗したとて日本でまた技師やればいいし、人生終わるわけじゃない、なんなら英語ができる技師として新たな強みを持ってキャリアを再開できる。そう考えると心が楽になります。

日本での努力が自分の心を支えてくれる

もちろん資格があれば十分ですが、私は日本にいる間にそこそこ勉強も頑張りました。旧帝大に入って、都内の大学病院に就職して、ほぼ全モダリティの撮影を習得して、研究発表もしました。英語面でも日本にいるうちにIELTS7.0とTOEIC950を取得したので、もし日本に帰国した時の履歴書は我ながら彩やかになると思います(笑)
どうせすぐ仕事なんて見つかるっしょ!うちら旧帝大だし英語話せるし!!というギャルマインドが生まれるわけですね〜〜。

最後に

今後のキャリアの悩んでる、挑戦しようか悩んでいる医療従事者の皆さん。悩んでるということはやりたいという気持ちが強いということなので、リスクを恐れずチャレンジしてほしいと思います。というかそもそもリスクなんてありませんよね!医療従事者なんで(笑)





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