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リハ塾マガジン

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2020年6月の記事一覧

膝関節のリハビリで評価しておきたい5つの評価

リハ塾の松井です! 今日は膝関節におけるこれだけは評価しておくべきという5つの評価を解説します! どれも簡単にできることなので、普段の臨床にすぐに取り入れてみてほしいと思います! これを見るだけでも、かなり症例の特徴が見えてくるはずです。

膝痛に対する運動療法を本気で考えてみた

火曜日ライターの松井です! 僕は病院で入院と外来、老健の入所者、デイの通所者のリハビリに関わってきましたが、膝の痛みを訴える方はどこへ行っても本当に多いです。 体感的には、腰痛と並んで膝痛が多いと思っています。 ただ、そんな膝痛に対して何となく膝周りのマッサージ、パテラセッティング、端座位で膝伸展運動をテンプレート化してリハビリとして提供している現状がとても多い。(あくまで僕の周りですが) 徒手療法も必要ですが、僕は運動療法が一番大事だと思っています。 重要なのは、「

肩関節セミナー【疼痛の要因と介入方法】アーカイブ用

どうも松井です! 今日はphysio365のオンラインセミナーでした。 参加してくれた方々はありがとうございました! アーカイブを残しておきますので、参加できなかった方もこれを見ていただけると良いと思います。 ただ、僕のミスで大変申し訳ないのですが、最初の方録音できていなかったので、動画は途中からになっています。 本当に申し訳ない。 資料もつけておきますので、そちらと合わせてご覧いただいて、質問にはなんでもお答えします!

機能的な腱板筋の評価

リハ塾の松井です! 腱板筋群は肩関節におけるインナーマッスルで大事だっていうのは皆さん分かっていることと思います。 でも、MMTみたいな筋力評価だけでは十分な評価ができているとは言えません。 腱板は瞬発的な筋発揮能力よりも、むしろ関節を求心性に持続的に保つような能力が求められます。 なので、筋力というよりは骨頭と関節窩の適合性を高められるかどうかが重要です。 今日は腱板筋の量的な評価ではなく、機能的な、質的な評価について解説します。

肩関節の特徴【荷重関節との違い】

リハ塾の松井です! 下肢の足関節、膝関節、股関節は抗重力位では荷重を受けて機能する、言わば荷重関節と言うことができます。 対して、上肢の手関節、肘関節、肩関節は抗重力位でも除重力位でも荷重を受けずに機能する、非荷重関節と捉えることができます。 起居動作では一部荷重を受けて機能する場合もありますが。 このような荷重関節と非荷重関節との大きな違いは、荷重関節に対して非荷重関節の自由度が高いということ。 この辺りを踏まえて、非荷重関節である肩関節を評価する際の視点を解説しま

肩甲骨固定・非固定での筋力の違い

リハ塾の松井です! 肩関節における筋力を評価する時、肩甲骨固定、非固定でそれぞれ評価していますか? また、それぞれで結果が異なる場合、姿勢を変える、あるいは体幹や頚部の肢位を変えるなどしての評価も実施していますか? 評価結果はそれはそれとして1つの結果ですが、同じ筋力を測るという評価でも視点を変えてみることで分かることも多いので、是非こういった視点をもって評価してほしいです。 今日は肩関節における肩甲骨、他部位の肢位の変化による筋力への影響について考えてみます。

理想の膝関節は4つの要素を網羅しろ!

火曜日ライターの松井です! 最近ダイエットに励んでいますが、まあ痩せません。笑 痩せたいときに限ってケーキやらお菓子やら大量にもらってしまうのは何でなんでしょうか。 今月は特にすごくて、ケーキは4つくらいもらいましたし、この記事を書いている最中にもお隣さんに饅頭をいただきました。笑 さすがに来月もこんなにもらうことはないと思うので、来月こそは気合い入れて頑張ります! さて、いつも僕のコラムではhow toというよりは考え方や1つの事象に対して複数の視点から見てみたりする

感覚と運動の関わり〜臨床に活かすには〜

リハ塾の松井です! 感覚入力するとか臨床でよく言いますが、実際のところそこでは何がどうなっているのか。 そんな目で見えない「感覚」というものと運動との関わりについて動画でまとめました! ポイントは以下の3つです。 ・感覚→知覚→出力のサイクルが重要 ・3つの感覚とは ・体性感覚へのアプローチでセラピストができること

内転筋が立位で働かないといけない理由

リハ塾の松井です! 臨床では股関節屈曲や外転の運動療法はよく行っている場面を見かけますが、内転筋の運動療法は意外とやっていない方が多い印象です。 ですが、内転筋こそ優先してやるべきであり、屈曲や外転運動はそのあとだと個人的に考えています。 特に立位においては内転筋が重要で、内転筋が働いているからこそ、屈曲も外転も伸展も適切に働くことができます。 今日はその理由と介入方法を解説します!

歩行における立脚中期~2つの介入ポイント~

リハ塾の松井です! 今日は立脚中期からさらに前方へ推進するためのポイントを解説します! 立脚中期はそこに至るまでに重心が高くなっているはずなので、それ利用した倒立振り子運動による、重心が高い位置から低い位置へ落ちるエネルギーを用いています。 なので、それを殺さずに如何に上手く活かして前方への推進力へと変換できるかがポイントです。 それを活かせないような要因があると、より筋力を発揮して前方への推進力へと変える必要があるので、言わば無駄なエネルギーを消費していることとなり

歩行における重心移動と推進力を生みだすための2つのポイント

リハ塾の松井です! 今日は歩行における立脚初期の2つのポイントを解説します。 結論から言うと、立脚初期~中期において重要なのは以下の2点です。 ・股関節伸展+外転による重心の上方移動 ・ロッカーファンクションによる下腿の前傾 この辺りを中心に解説していきます!

頚肩部で介入すべき7つのポイント

リハ塾の松井です! 臨床でも頚部痛や肩の痛み訴える方、少なくないですよね。 ですが、マッサージでその場は良くなっても、多くの場合は次の日には元に戻っていませんか? それはマッサージした硬い部位が結果としての症状だからです。 硬くなった背景に原因があり、それがあるからその部位が硬くなっていると考えると、元を何とかしないと根本の改善にはなりません。 今日は頚肩部に絞って、介入したほうが良い部位をピックアップしました。

攻めのハンドリング~触診を制する者は臨床を制する~

火曜日ライターの松井です! 家を建てて早3年目ですが、やっと庭の外構に取り掛かっています。 元々埋まってた石を取り除き、上から土を撒いて固め、次は防草シートを敷く段階です。 最終的には人工芝にしたいと思っていて、毎週ワクワクしながらやってます 初めての経験なので、何か気を付けた方が良いことなんかあれば教えてくれると嬉しいです! さて、今日は攻めのハンドリングと大それたこと書いてますが、特に若手の方に読んでほしい内容にしました。 普段の臨床でも、一見特別なことしてないの

脳卒中急性期では何を優先すべきか?

リハ塾の松井です! 急性期の脳卒中リハに関わる方は誰もが悩むとこだと思いますが、「何を優先したら良いのか?」ということ。 様々な考え方があるとは思いますが、今日はこの辺りについての考えを書いてみました。