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AV女優とお金とお酒(前編)

こんにちは、Hikaruです。
今回はAV女優とお金とお酒について、
話したいと思います。

わたしは、
もともと看護師のお仕事をしていました。

親や友達にAVの仕事がばれたくなかったこと、
AV女優になったからといって、
自分の価値観を変えたくなかったことから、
看護師の仕事は辞めずに
AVの仕事を続けていました。

わたしは幸運なことに、
単体女優で月1本のお仕事だったので、
看護師がお休みの日に
撮影、イベントを行っていました。

そして私には
もう一つの目標があったのです。
それは留学です。

看護師1年目は先輩から怒られっぱなし、
お客様はいつもたくさんいて、
自分勝手なことしか言わないし、

現実から逃げ出したいと思い
2年後には留学に行く!
と決めて毎日頑張っていました。

そんな気持ちのときにスカウトされ、
留学費用が必要だった為
AVの道に進んだのもひとつの理由でした。
事務所に入る時に留学のことを社長に伝え
2年で辞めることを伝えていました。

なのでAV女優として
そんな売れなくていいと思っていたし、
人気なくていいと思っていました。
むしろ人気になったら
親にばれてしまうのが怖くて
ひっそりやってお金稼げればいいと
思っていました。

しかし、
人はどんどん欲が出ちゃう生き物です。

もっとお金欲しい!
そして人気物になりたい!

単体の契約がメーカーと5本だったので、
そのあとどうするかと、
マネージャーさんと話し合いをしました。
専属延長のお話もありました。
専属でいれば体も楽、月1本。
しかし、
稼ぐなら月に何本も撮影がある、
企画単体になったほうがいいと
マネージャーさんが言いました。

でも私は不安すぎて。
専属を1年ほどして
そこそこ人気もありました。

しかし企画単体になって
仕事があるのだろうか?

最初は話題になって
仕事あるかもだけどいつまでもつのだろうか?
身体はもつのだろうか?
バレないだろうか?
どうしていいのかわからず、
恵比寿のカフェで
マネージャーさんと話し合いながら
号泣したのを覚えてます。

「キカタンになっても僕が仕事とってくる。大丈夫、hikaruちゃんならお仕事なくなることはないから。」
そう言ってくれました。

マネージャーさんと
初めて会った時から1年以上経っていたし、
妹のように可愛がってくれ
お世話してくれ絶大な信用をしていたので、
その言葉を信じ
私は企画単体の道を決めました。

なので看護師のお仕事を辞め、
留学までの期間を
企画単体女優としてお仕事しました。

しかし、
それは今までの私を捨てることでもありました。
お金とお酒に囲まれる、
新しい自分のはじまりでした。

Hikaru

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