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吾輩は心である。名前は未だない。

調子が良くない。むしろ、最低最悪。

風邪をこじらせたと同時にこじらせている歪んだ価値観と自己認知、自己愛までをも見事にこじらせて世の中にイライラしている。私はこういう時落ち込んだりしない。なぜならびっくりするほどプライドが高いので落ち込むなんてバカバカしいと思ってしまうから。でも本当は傷ついて悲しくてイライラしているのも分かっているのでそんな情けなくてダサい自分にもまたイライラする。

自分ではない誰かに何かを委ねるのが極端に苦手だと思う。自分の中で世界が全て完結してしまっていて、そこに誰かが入ってくることにいつも怯えて生きている。だからこそ分厚くバリケードを貼って虚勢をはっていなきゃ簡単に崩壊してしまいそうな世界を必死に守っている。私はいつも必死だ。みんなが思っている以上に涼しい顔をして必死に綱渡りで生きている。そんな自分の醜さを認めてしまったら生きていくのが難しくなってしまうから、必死じゃなくて余裕な人たち、上手い人たちを見下すことでしか自分を肯定できていない。情けないけど、生きていくために必死だから仕方ない。もっと内側と外側がしっかり連結していればよかったのにと何度も何度も仕方のない事を考えてしまう。人間関係が不得意ですと言ったら『ああ、、、そうだろうね、、、』と苦笑されてしまう方がよっぽどマシな気がする。そんな事はないかも。ごめんなさい。でも私の自意識がそう思ってしまっている。心の中で毒づきながらなんであんなに爽やかに愛嬌の塊みたいな笑顔を振り撒けるのか自分でも自分が不思議になる。ニコニコしているとあれ、本当に楽しいんだっけと自分の気持ちを見失ってしまう。自分の気持ちを見失ってしまうことが本当に怖いから、見失わないように心の中の炎を燃やさなくてもいいくらいガンガン燃やして世の中への憎悪やイライラを募らせていく。なのに上手に出来てしまうから外側と内側がどんどん離れていってどっちが自分なのか何が自分なのか分からなくなってしまう。解決方法はある。あるし、分かっているし、可能か不可能かでいうと絶対的に可能。なのに、不可能にしてしまっているのは自分。自分が作り上げてきた実態のない無駄な自意識。自意識にいつか殺されてしまうんじゃないかなんて本気で考えているのが情けない。けど、実感しか信じられないから、今日もどうしようどうしようやだなやだな、って思いながら、世の中全部を見下した気持ちと情けない気持ちと全部愛したい気持ちをぐちゃぐちゃに混ぜてドロドロに溶かして炎をガンガン燃やして、にこやかに生きていくしかない。あと何年これに耐えられるんだろうと思うけど、案外死ぬまで耐えられてたりするんだろうな、とかも思う。こんなにも自分ごとだけどこうやって書いてたらすっかり他人事。スッキリ。やっと寝れそう。

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