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現実よりも大切なこと 幸せは心が決めていた!

少し歩みを進めるだけで
新しい世界が広がる
光の陰影も木々のグリーンも草花の配合も刻々と変わっていく
その表情を追いかけるのが楽しくて
ずんずん進んでいく♪

ホワホワな綿毛色の草の朝露が
太陽に照らされて
かすかに
キラキラと光っている

5月後半になって、道の両側に生えている草はどんどん伸びて、膝丈から腰のあたりに迫る勢い!
このキラキラを写真に撮りたくて
スマホを片手にしゃがんでみる

『あぁ、小さな子供だったら、この草は同じ位の背丈だなぁ。幼い子達には、この景色がどんな風に見えているんだろう…』

そんなことを考えていて、自分の子供時代のことを思い出した。

私の家は雑木林に囲まれていて、自然豊かな環境の中で育った。
みんな外で元気に遊びまわっていた時代。
おままごと遊びにも花を摘んで飾ったり
稲刈りの後、藁のベットに寝転がったり
死ぬほど蚊に刺されながら山栗を拾ったり
いつも生活の中に自然が根差していた。

そのせいかわたしは自然が大好き!
木々に囲まれるとホッとする
海に行くとテンションが上がる!

一つ一つの景色に夢中になっているわたしは
コロナのことも先の心配も忘れて
"今"にいた

目の前のものとつながり、感じる
そして一体になって満たされていく

木々や植物との交流の中で
わたしの中の滞りは押し出され
植物が発する純粋でピュアなエネルギーが
注入されていくような感覚の中で

『本当はこういうことがしたかっただけなのかもしれないな』とふと思った。
年をとるにつれて、やるべきことばかりが増えて、"感じること"より"考えること"が増えていく。

幸せは、"なるもの"じゃなくて"感じるもの"
なのに。

一番大切なものを、蔑ろにしてきたのかも知れないな……

ずんずん歩いていく中で
タンポポの綿毛を見つけると
そのまんまるの可愛らしい姿に心がふふっと
嬉しくなることを発見♪

そして、その感覚に気づいたことを心が喜んでいるのを感じる……

嬉しいこと、喜びっておっきなことじゃなくていいんだな。小さな小さな所で。

自分が何にどんな風に反応し、感じているのかを知っていく

外の世界を見て、探索していく中で自分を知っていく

どんなことにウキっ♪となって
どんなことに悲しくなるのか
自分を見つめること
理解しようとすることは、自分に愛を注ぐこと
だから。
それだけで心は満たされていくよ

自粛生活の続く今、行動は制限されてしまうけれど、心を動かすことは忘れずにいたい。

あなたの心を動かすものは?
どんなこと?
どんなものが好きですか?

外の世界との繋がりが薄くなっている今、
自分を感じ、改めて自分との繋がりを深めることができたなら、アフターコロナの時代をより自分らしく幸せに生きていける!
そう感じられた1日でした。

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